みなさま、お久しぶりです。
砂漠の国ヨルダンですが、冬は東京と同じくらい寒くなります。
そして夏の間は全く降らなかった雨が冬には降るため、水の恵みを感じています。
さて、お知らせが遅くなってしまいましたが、
今月、無事に難民女性への木工技術のトレーニングを始めることができました。
彼女は元々ものづくりが好きで、家で写真立てなどを作っていましたが木工は初めてでした。
木工の機械は音も大きく刃も鋭いため、最初は少し怖がっている様子でしたが、
1週間もすれば機械にも慣れて、今では2つの機械を使いこなしています。
今習得しているのはお皿づくりです。
最初は定規の読み方や、円の概念について学ぶことから始めました。
自分で正確な円を書けるようになってから、木のカッティングを始めます。
切りたい形に切れるようになったら、ウッドターニングというお皿やボウルを作る機械に移ります。
数種類の彫刻刀を駆使して木を掘っていき、お皿が出来上がります。
お皿作りは比較的習得に時間のかからない技術ですが、円の歪みや底の凸凹など、品質のいいものを作るにはまだまだ改善が必要です。
日本で販売できるレベルの商品を作るために、日々奮闘しています!
次は完成した商品の写真をお届けさせて頂きます。
それでは、次回のお便りもお楽しみに。