【太鼓集団天邪鬼 代表 渡辺洋一より】
〜〜作曲への想い〜〜
太鼓集団天邪鬼を結成してから、35年が経ちました。
昭和・平成・令和。どんな時代になろうとも形を変え、色を変え、受け継がれていく文化・音があります。
和太鼓というこの国の伝統楽器を通して、後世に受け継がれていくような楽曲を創りたいと思い続けて、35年。
音を生み、伝え、育て、そして皆さまに支えられながらここまで歩んでくることができました。
今、必要とされていることは、
大空に打ち上げられた花火を楽しむような 心のゆとり ではないかと思うのです。
すっきりと晴々した心持ちになる、
胸が透くような気分になる、
人々が待ち望んでいる、解放・発散・生きる喜びを感じることのできる瞬間。
時代は様変わりしても 変わらない生き方、人間らしさ を、和太鼓の音で紡ぎ、繋いでいく。
そんな楽曲を創りたいと思っております。
今回初めてとなりますが、若い世代の志(こころざし)と、たくさんの方のご協力を頂き、クラウドファンディングのプロジェクトとして「楽曲提供」をお出ししました。
ご購入頂いた方の想いに寄り添いながら、私と天邪鬼一同で誠心誠意、新しい楽曲をお届けいたします。
2021年 8月 24日 渡辺洋一