犬吠埼灯台から南房総岩糸まで、89マイル(約144km)を完走しました。2日間に分けて走ったので身体へのダメージはそれほどではなかったですが、走り終えて89時間経っても、疲労感は残っています(その間鋸山照前展望台までは2回登っていますw)。89マイル走ろうと思った主な理由については、こちらに書きましたが、https://camp-fire.jp/projects/449964/activities/312907#mainhttps://youtu.be/O3RkAnZFQgs個展への道を進むだけでなく、外房の様子を見ておきたかったというのもありました。内房と違って波が常時強い外房は、サーファーには人気の場所。僕は、サーフィンの経験が全くありませんし、いまのところする予定もないのですが、同じ千葉県でもどう違うのか、視察を兼ねていました。ヘロヘロで走って通過するだけなので、ちゃんと見ているというわけではないのですが・・・。個人的な感想ですが、全体的に「消費を求められる」ところだなと思いました。観光地的な要素が強く、入り込むのに時間がかかるかもしれないとも。もちろん、通過しているだけの僕には見えない良質なコミュニティーがあるのだろうし、家に書かれた壁画が楽しい住宅地では、通過するだけでウキウキした気持ちになりました。しかし、同じサーファーのメッカの宮崎県の青島を通った時とは感じが違いました。おそらく、サーフィンという目的をちゃんと持っていればそうは感じないのでしょう。どこへ行ってもただの通りすがりの僕は「なんだかよくわからないけど、いい感じ」のものを求めています。僕が通った道からは、なんとなく、「これやるよね?」というメッセージが発信されている感じがしました。鋸南には誰もが知っているチェーン店がほとんどありません。それがある他の地域の方が「便利」という声はありますが、僕はそれが「ない」ことが今後の価値になると思っています。消費を求められず、余白とか隙の中から楽しみを見つけられる場所。そういう場所であり続けるために、そこでしかできないことをしたいという気持ちが芽生えたのだと思います。パクチー銀行はその表現手段の1つです。上述の青島と鋸南の共通点があります。それは道ゆく人が他人に挨拶・声がけをすること。「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」。保田駅前で、来る人を大歓迎する場所でありたいと思いながら、89マイルを走りました。初日は曇り、2日目は晴れました。以下のページからぜひ、写真を見てみてください。https://note.com/paxi/n/n7be5ef488518https://note.com/paxi/n/n13139c82c44b