はじめまして。画家の福島匠(フクシマタクミ)と申します。
数あるプロジェクトの中から、このページに興味をもっていただきまして本当にありがとうございます。
私は東京を、そしてそこに住む人たちを愛しています。
そんな私ですが、出身は東京ではなく島根県松江市にある東忌部町です。
会社を退職して東京に移り住んだのは、いまから2年半前です。画家として生きていくための上京でした。これまでの人生で1番の決断だったと思います。
いまの私に東京への愛が強いのと同じように、私は故郷を人一倍愛していました。
いまも、当時とかわらずに。
上京してからは、故郷への恋しさを紛らわすために一心不乱に絵を描き続けました。最初の1年目は思うような成果が出ず、毎日が苦しかったことを覚えています。
その苦しさを乗り越えて絵を描き続けられたのは、東京の人たち、そして故郷の人たちの応援の言葉でした。SNSに絵を投稿した時に返ってきたコメント、東京での初個展に750キロ以上離れた故郷からわざわざ見に来てくれた友人の感想の言葉――。それらが私を燃やす燃料となりました。
上京から2年目。描いた絵が売れる頻度も増え、展示品の描画案件も多くいただけるようになりました。
まだまだ未熟な身ではありますが、上京以前よりも自身の成長を感じています。
「表現が豊かになったね」――と、ある顧客の方がそう私におっしゃってくださいました。
表現が豊かになった。きっとそれは、東京での辛い経験や楽しかった経験、そして出逢った人たち全員が私の人間的な成長をうながしてくれたからなのだと思います。
もしも1年目で挫折して帰郷していたなら、いまの私はありません。
絵への情熱を失わず、画家としての夢を見失わなかったのは、故郷の人たち・東京の人たちのおかげです。
有難いことに私は東京での個展を2度経験する機会に恵まれました。
だからこそ次は、いまの私の絵を、そして絵を通した私の成長を故郷の人たちに見てもらいたいです。
それこそ私が今回故郷の島根県で個展をする理由です。
現在の私は、描画案件(お店に飾る絵など)を主な活動としています。
契約の都合上、具体的にご紹介するのは難しいため、ここでは過去の私の個展について触れさせていただきます。
上京の1ヶ月前に島根県の隣にある鳥取県で開催した個展です。
映画館跡地を貸し切って1日限定で催しました。
個展の枠にとらわれず、映像設備や照明設備を導入して映像の上映や、演劇もおこないました。
演劇開催中は満席になるなど、多くの方にご来場いただきました。
上京後の初となる個展は、高円寺でおこないました。
設けられた制約の中で、いかに自分を表現するか模索しました。
上京後、2度目となる個展は新宿歌舞伎町でおこないました。
開催期間中の大半を在廊していたこともあり、多くの方との交流を深めました。
ここでの出逢いが連鎖的に沢山の方々との関係につながっていきました。
※その他、合同展示多数。
無念無想とは、一切の邪念から離れて、無我の境地に到達した状態を指します。
絵と向き合っている時だけは、雑念や苦悩から自分を解き放ち、純粋な自分を表現したい――という想いから個展の題名に選びました。
展示内容は、前衛的な表現スタイルの水彩画・鉛筆画・油彩画、そしてオブジェです。今回の展示用のために作りました。
会場は、カラコロ工房 地下1階 第2ギャラリー(島根県松江市殿町43番地)を使わせていただきます。
会期は10月21日(土)~10月22日(日)の2日間です。
故郷の沢山の方にご覧いただきたいという想いから入場は無料です。
個展開催中は、会場内にて北原奨氏によるマジックのパフォーマンスを有料でおこないます。
展示する絵の質感や哲学性を反映したマジックを今回のためだけに創作していただきました。
個展・パフォーマンスの詳細に関しましては、下記のFacebookページもご覧ください。
ご支援いただきました資金につきましては、下記の用途に利用させていただきます。
・個展会場費(搬入・搬出日を合せた4日分)
・会場設備費
・展示物制作費
・作品配送費
・宣伝費(フライヤー印刷費、デザイン費)
・人件費(個展の運営スタッフ分)
※交通費、宿泊費、食費に関しましては、私が全額負担いたします。
今回は3パターンのリターンをご用意いたしました。
■5,000円 複製原画
A4サイズの水彩画の複製原画です。
水彩画は今回のリターン用の描き下ろしとなります。
■50,000円 油彩画(額縁付)
油彩画と額縁のセットです。
サイズは20号となります。
リターン用の油彩画は、すべて描き下ろしとなります。
■100,000円 油彩画(額縁付)
油彩画と額縁のセットです。
サイズは50号となります。
リターン用の油彩画は、すべて描き下ろしとなります。
ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。
これまでの画家としての活動は、私1人の力で成し遂げたものではありません。
故郷の人々、そして上京してきてから出逢った人々。様々な人々に支えられて、いまの私がいます。それはこれからもかわりません。
応援してくれている故郷の人たちに、個展というかたちで、成長した自分を見てもらいたいです。
そして、私を知らない方にも個展と通じて「島根出身の東京で頑張っているやつがいる」と知っていただきたいと考えています。
素晴らしい個展を故郷で開催したく、意を決して今回クラウドファンディングに挑戦いたしました。
何卒、ご支援のほど宜しくお願いいたします!
コメント
もっと見る