ご挨拶
初めまして、波写真家の夏井瞬と申します。
1981年生まれ、東京都練馬区育ち。育英高専電子工学科卒。
2019年から波を本格的に撮り始め、自身も海に入り、波に打たれながら作品を撮り続けています。
7月に開催予定の写真展と写真集について
この度ご縁がありまして、富士フイルムフォトサロン主催、若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」第28弾として、写真展「Waves」を開催致します。
富士フイルム様主催で、東京ミッドタウン(最寄駅:六本木)内のフジフイルム スクエアにて個展を開催できるということもあり、僕が2年間撮りためてきた「見たことのない波」の写真を、数多くの方に見ていただける貴重な機会と感じ、個展開催に合わせて写真作品集「Waves」も同時に制作する運びとなりました。
写真作品集「Waves」について
今回の写真作品集「Waves」は全て千葉県九十九里作田にて撮りためてきた波の写真になります。気がつけば約2年間、同じ場所で記録のように写真活動してきた1つの集大成として写真をまとめたい、また、たくさんの方から注目して頂ける展示会というタイミングで発表したい。ただの写真集ではなく、作品のように飾ったりしながら楽しんでもらえる、僕ならではの写真集に仕上げたい。との強い想いから今回の写真作品集制作の運びとさせて頂きました。
いつも作品自体は大きくしたプリントした写真にアクリルを貼って制作しております。同じようなクオリティを感じて頂けるように、特注のアクリルケースを制作致しまして、その中に写真集を収納しております。
写真集自体のサイズは少し変型タイプのほぼA4サイズとなります。カラー写真72ページの1冊と、モノクロ写真72ページの1冊、合計2冊の全144ページを収納しての豪華な仕様となっております。
※本写真集は販売委託しております出版社様がございますが、写真家自身の販路についての許諾は頂いております。
写真集制作の背景
今まで数多くの個展を開催させていただきました。たくさんの応援していただいてる方々から「作品購入までは手が届かないけど、もう少し気軽に手に取れる何かがったら嬉しい」などのお声を多くいただいておりました。写真集としてシンプルな「本」を作って気軽に手に取ってもらうことも出来たのですが、展示会含め貴重な機会ですので「本」ではなく「作品」として僕の波の世界観を楽しめるモノを提案、制作したら面白いのでは、と企画致しました。
今回の写真集を制作する過程で大切にしてきた想いとして「写真集を本として楽しんでいただくのはもちろん、この写真集自体を作品のように飾って楽しむこともできる写真集」というものがあります。
このコンセプトの実現のため、写真集の1ページ1ページを手軽に切り離せる特殊な仕様にすることで、「お気に入りの1枚を選んで飾って欲しい」そんな想いを実現できた一冊になりました。
特注アクリルケースが額縁となって波写真を彩ってくれる、そんな豪華な写真作品集となっております。
写真集の仕様
定価:15,000円(税込)
アクリルケース:304mm x 211m x 26mm(外径)
写真集サイズ:A4判変型(収納される写真集は203mm x 300m x 約15mm)
ページ数:144ページ(カラー本72ページ、モノクロ本72ページ)
著者:夏井瞬
アートディレクション・デザイン:阿南圭吾(logram)
印刷:八紘美術
プロジェクトを立ち上げるに至った理由
自分の作品の世界観の表現できる写真集を作るためには莫大な制作資金が必要でした。また写真集自体も原価がかかってしまう分、本としては高額な商品になってしまうのが悩みでした。そもそもどれだけの方が写真集を求めているのか、またそもそも購入していただけるのか。。など、多くの不安要素や不明瞭となっている部分を、皆様のお力をお借りしながら少しでもクリアにしていきつつ、一緒にこの写真作品集を作り進めていけたらと思いましてプロジェクトを立ち上げさせて頂きました。
僕の写真をまだ知らない多くの方々が「波にこんなにも多くの表情や魅力があるのか」「こんな美しい世界観があるのか」ということを少しでも知ってもらって、魅力を感じてもらえことができるキッカケになるだけでも素晴しいことだと思いっております。
今までの活動含め、日頃から応援して頂いております方々の声が、僕の背中を押して下さってここまで成長させて頂いたと心から思っております。プロジェクトを成功させ更なる成長へと繋げていきたいと思っております。是非ともプロジェクトへのご賛同いただき、ご支援いただければ幸いです!
写真家夏井瞬としての、これまでの活動について
写真活動といたしましては、東京の自宅から千葉県九十九里の作田海岸に通いながら写真を撮りながら、この2年の間で3度の個展開催、2度のグループ展に参加しながら写真家としての活動を行っております。各展示について簡単にご紹介させて下さい。
・2019年 FUN展 in 日本橋(グループ展)
2019年10月、日本橋のコレド室町向かいの広大な展示スペースにて、年に1度のペースで開催を続けているグループ展「FUN展」に参加致しました。波の写真の展示はこの時が初めてで、各作家が展示できるスペースもとても広く、僕は「1500mm x 1000mm」や「1000mm x 1000mm」の大きな写真をアクリルに貼った作品、計7点を展示させて頂きました。
とてもご好評頂き、作品も購入して頂き波写真家としての第一歩となった展示会になります。
・2020年 波展 in 大阪(個展)
「日本橋での展示を観れなくて残念」そう残念がってくれた関西の知人たちに観てもらいたい。そんな一心で自身初めてとなる個展を企画し、STARRYWORKSギャラリーにて開催。特設サイト制作、作品制作、搬入、設営、運営、撤去と、学び大き6日間でした。予想以上の方々に来場頂き、写真を展示するだけではない、展示会という面白さを実感できた期間でもありました。
・2020年 波展 in BAYFLOW吉祥寺(個展)
2020年の秋、ライフスタイルを提案するブランド、BAYFLOW(ベイフロー)の吉祥寺展にて写真展を開催致しました。1棟3階建ての店舗内の階段部分の白壁に、春先開催した大阪での「波展」作品をベースに 合計20点前後の作品を展示しました。
作品には1つ1つQRコードをつけ、スマホから作品ごとの専用ページを見れるようにし、リアルで展示作品を観ながら、オンラインでも作品ごとのコメントや撮影背景など読みながら楽しむことができる、そんな新しい試みでもありました。
・2020年 FUN展 in 早稲田(グループ展)
「現状維持ではなく、チャレンジを」を合言葉に想いをのせた1枚だけ展示致しました。初見でこれはなんだろう?と、いい意味で期待を裏切るような作品に挑戦しました。僕が波を前にして感じている臨場感を「1340mm x 2680mm」の迫力の大サイズで表現し、また自身としては初めて印画紙プリントではなく、表面に質感のある素材にプリントしました。波の物体としての立体感をプリント面の凸凹が演出する、そんな迫力のある作品を展示致しました。
・2021年 波展 in BAYFLOW越谷レイクタウン(個展)
吉祥寺でも展示させて頂きましたライフスタイルブランドBAYFLOWの越谷レイクタウン展にて波の展示を開催させて頂きました。大きなカフェスペースが特徴の越谷レイクタウン内の店舗で、今まで展示とは全く異なる質感のある壁に作品を展示したり、カフェスペースの温もり感じる雰囲気で写真を目にしてもらったりと、自宅や落ち着ける場所で僕の写真を眺めているような感覚で展示作品を鑑賞できるのが、僕にとっても新しい体験となりました。
・モンベル フォトコンテスト2020 / FALL & WINTER 優秀賞受賞
「アウトドア」をテーマに開催したモンベル フォトコンテストにて応募した作品が優秀賞を受賞いたしました。応援いただいている友人からコンテストのことを聞き、海のレジャー枠もあったのでトライしてみました。あまり他の機関から評価いただいたことがなかったので、とても良い経験になりました。
資金の使い道
皆さまからご支援いただいた資金は、
・夏井瞬写真集「Waves」制作費(印刷・製本代など)
・サイン入り作品制作費(アクリル加工)
・サイン入り作品制作費(木製パネル製)
・サイン入りプリント制作費(印画紙プリント)
・ご支援プランからは今後の活動費
・クラウドファンディング手数料
などに大切に使わせていただきたいと思います。
是非ともプロジェクトへのご賛同いただき、ご支援いただければ幸いです!
リターンについて
・写真集のご予約応援プラン / 1,000円
写真集はまず7月2日(金)からスタート致します、写真展「Waves」にて先行販売致します。そして追って7月中旬くらいに特設サイトより一般販売する予定です。写真集の定価は15,000円(税込、送料は別途必要になります)。
こちらのプランは写真集のご予約のみとなリマス。プロジェクト終了後、メッセージにてご支援者様と購入・発送などのご案内をさせて頂きます。
・写真集制作のご支援プラン / 3,000円
今回の写真集制作にかかる費用のサポートとしてご支援のプランというカタチでご用意させて頂きました
リターンとしてメッセージにてお礼メールを送らせて頂きます。
・作品制作プラン(印画紙プリントのみお届け) + お礼メッセージ / 12,000円
支援詳細に表示されている波画像を、A4サイズ印画紙プリントとして制作しお届け致します。
自前で額などお持ちの方で中身のプリントのみ欲しい方にオススメです。
- 印画紙プリント作品サイズ : 21cm × 29.7cm(A4サイズ)
- 印画紙プリント作品の写真 : 波の写真は画像と同じです。※「数字」や「ロゴマーク」など、表示されている文字などは含まれません。
- 印画紙プリント作品裏面にサイン : 支援者様宛のサインを書かせて頂きます。備考欄にて必ず記載したいお名前をお伝えください。※特にない場合でも「特になし」とお伝えください
お礼のメッセージを送らせて頂き、制作・ご発送のスケジュールをご支援者様と相談して進めたいと考えております。
※額など含まれません、プリントのみになります。
・写真作品集 + 印画紙プリント作品(大四切サイズ) + お礼メッセージ / 44,000円
写真集と波の大四切サイズの作品(プリントのみ)をお届けするプランです。
- 写真集 : 定価は15,000円(税込)、送料はご支援内容に含まれております。
- 印画紙プリント作品サイズ : 27.9cm×35.6cm(大四切サイズ)
- 印画紙プリント作品の写真 : こちらのプランはランダムに私の方で選ばせて頂きます。こちらご了承頂けると幸いです。
- 印画紙プリント作品裏面にサイン : 支援者様宛のサインを書かせて頂きます。備考欄にて必ず記載したいお名前をお伝えください。※特にない場合でも「特になし」とお伝えください
メッセージでやり取りをしながら制作・お届けできればと考えております。
作品選定、制作期間など必要になりますので、2021年7月末より相談開始させて頂き、8月中ご納品を目処に進めていきたいと思っております。
・写真作品集 + 木製パネル写真作品プラン + お礼メッセージ / 98,000円
写真集とお好きな波写真を使って木製パネル加工の作品をお届けするプランです。
- 写真集 : 定価は15,000円(税込)、送料はご支援内容に含まれております。
- 木製パネル作品サイズ : 34.3x 51.5cm(このサイズ感をベースにオーダー可能)
- 木製パネル作品仕様 : プリントした写真を木製パネルに貼り付けます。
- 木製パネル作品の写真 : メッセージにて一緒に写真の選定を行わせて頂きます。
- 木製パネル作品裏面にサイン : 支援者様宛のサインを書かせて頂きます。
メッセージでやり取りをしながら制作・お届けできればと考えております。
作品選定、制作期間など必要になりますので、2021年7月末より相談開始させて頂き、8月中ご納品を目処に進めていきたいと思っております。
・写真作品集 + アクリル写真作品プラン + お礼メッセージ / 280,000円
写真集とお好きな波写真を使って5mmのアクリルを使った加工の作品をお届けするプランです。
- 写真集 : 定価は15,000円(税込)、送料はご支援内容に含まれております。
- アクリル作品サイズ : 34.3x 51.5cm(このサイズ感をベースにオーダー可能)
- アクリル作品仕様 : プリントした写真にアクリルを貼り付け、裏側に木製のゲタを取り付けます。
- アクリル作品の写真 : メッセージにて一緒に写真の選定を行わせて頂きます。
- アクリル作品裏面にサイン : 支援者様宛のサインを書かせて頂きます。
メッセージでやり取りをしながら制作・お届けできればと考えております。
作品選定、制作期間など必要になりますので、2021年7月末より相談開始させて頂き、8月中ご納品を目処に進めていきたいと思っております。
・夏井瞬写真作品集「Waves」 + オリジナル作品制作プラン + お礼メッセージ / 999,000円
写真集とお好きな波写真を使って、サイズや装丁などご支援者様のご希望を伺いながらオーダーメイドで作品制作、お届けするプランです。
※制作原価がご支援額を超えない範囲内で制作進行させて頂きます。
- 写真集 : 定価は15,000円(税込)、送料はご支援内容に含まれております。
- オーダー作品の写真 : メッセージにて一緒に写真の選定を行わせて頂きます。
- オーダー作品裏面にサイン : 支援者様宛のサインを書かせて頂きます。
メッセージでやり取りをしながら制作・お届けできればと考えております。
作品選定、制作期間など必要になりますので、2021年7月末より相談開始させて頂きますが、こちらの制作は9月中ご納品を目処に進めていきたいと思っております。
実施スケジュール
6月 プロジェクトスタート
7月中旬 プロジェクト終了
8月〜 リターン品お届け開始(制作期間が必要なものは9月になります)
※リターンに作品制作が含まれ得る場合は、支援者様と連絡と取り合いながら、制作期間の説明と納品スケジュールの共有をさせて下さい。
最後に
気がつくと約2年間、同じ場所で波に打たれ続けています。振り返るとなぜか海に入る回数が多かったのは厳しい冬の季節でした。運もあるとは思いますが、海に行ってすぐに特別な作品が撮れることはあまりありません。全然うまく撮れないなぁと悩む時間の方が多いです。早朝から波に打たれ続ける体力的な疲れや、真冬の海の冷たさに心身ともに折れそうになりますが、諦めることなく粘ることで、いつ来るかわからない次の機会の奇跡的カットが写せるなんてことも多々あります。
楽な環境だけだったらこんなにも長く続いてなかったかもしれません。うまく撮れない日もある。海が冷たすぎて泣きそうな日もある。天気予報通りに太陽が出てくれない日もある。その全てが海の日常なんだと受け入れることで、その日にしかない目の前で崩れる波に合わせてシャッターを切ることに集中してます。そう心に決めて海の中を練り歩くように撮影してこれたことで、これほどまでにもバラエティーに富んだ波の表情を写真集に収めることができました。
「被写体は水と光だけ」
この写真集を見ていただいた後に、そう考えながら再度写真集を見返してもらうとことで、更に波の不思議な魅力を感じとってもらえると思います。
是非とも夏井瞬写真作品集「Waves」の応援、よろしくお願い致します!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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