いよいよクラウドファンディング最終日になりました。
ここまでご協力くださった方、反応してくださった方、本当にありがとうございました。
人は誰と通じるのか、これで運命が変わります。政治家なら政治の権勢を持ち、愛する人に会えば愛の権勢を持つようになります。子どもたちにとっても誰に会い通じるかが大事ということです。
人は考えで生きもするし、死にもします。肉体が死んだらおしまいです。死んで2,3日の人は生き返る場合がありますが、そうでなければ生き返らせることはできません。
しかし、心は生き返すことができます。ただし、同じく心が死んでからしばらく経ってからだとまだ易しいですが、長年経ってしまうととてもとても時間がかかります。だから、若い時に手を付ける方がはるかにいいのです。また、個人の面だけでなく、10代が回復するなら、その社会も回復していくことでしょう。
そして、成長期の若者たちは、いったんやる気になっても、次の日は倒れていたりします。そうしたらまた起こして、ひっくり返っていたらまた覆して、その繰り返しでいくらでも立ち上がることができます。
今回、ご協力くださった皆様は、これまで関わってくださった方、初めて力をくださった方、様々ですが、青少年の心がどんどん暗闇に陥ってしまう前に、立ち上がらせ、自ら前進する力をくださった方々と言えます。まず私自身が皆様の反応を通して、とても希望を持てるようになりました。
少なくとも青少年の自殺やメンタル疾患は、極的な困難や環境にいるからとは限りません。自分に自信がもてず好きになれない、将来の進路に見通しが立たない、こういう理由でもリスクになります。まさに心が死んでしまったら、それが長びけば長引くほど厳しくなります。自尊感情や自信が持てない子たちは、既に10年くらいそういう状況である子もいますが、 それでも若くて脳がまだ柔らかい方だから、いくらでも回復する機会と可能性があります。
全ての若者、青少年を救えるとは思っていません。しかし、今年だけでも、また最低何人かだけでも救うことができるでしょう。一人の命を救う手術費1千万が高いでしょうか。そう考えたら、皆様が投資してくださった価値ははるかに大きなものではないでしょうか。命の恩人と言っても大げさではないと思います。
だからこそ、私たちを信頼し、ご共感ならびにご協力くださったこと、心から感謝申し上げます。若者たちの心に寄り添うことはもとより、「自分は大切な存在だったのだな」という自尊感情をはじめとして、勇気をもって自ら走りだせる道をこれからも増やしていくようにしていきます。本日が最終日ですので、明日以降、改めて皆様にお礼の言葉を送らせていただきます。
希望と生の息吹を入れる 日本ピーススマイル協会
代表理事 越智