東京、名古屋、群馬の3日間で「HERE BY YOUR SIDE TOUR in Japan w/Tim Treffers」が終わりました。このツアーでのべ100名のお客様にご来場いただきました!
ツアー中は日本人の友達/オランダ人の友達たちがスタッフとして手伝ってくれ、サポートバンドのメンバーも協力してくれたし、また各地の共演者や会場もセンスが素晴らしく、最高に充実した、言葉で言い表せぬほどの濃密な時間となりました。
私一人ではできないことが、協力してくれる人たちのおかげで実現できました。改めまして皆さまのご協力ありがとうございました!
【ツアーの記録】
DAY1: 1月26日(金)中目黒FJ’s LIVE 東京編
共演者:岸上規男(ex.Dutch Training) 物販スタッフ:ミキ、Jeff、P-vine田中さん
会場ではツアーロゴの入ったガーランドを作ったので、開場前に皆で手分けして飾りつけもしました(2枚目写真参照)。オランダからのゲストが来るということで、会場のFJ’sも「ビタバレン」というオランダの郷土料理をメニューに出してくれましたよ★
この日の共演は、岸上規男さん。以前にミムラスと共演したことがあるシンガーで、突き抜けた甘い歌声と楽曲の魅力。ビールを飲みながらのリラックスしたステージでトップを和ませてくれました。そして2番目がティムw/ミムラスバンド。1本目のライブで緊張感いっぱいでしたが、いい雰囲気!MCも、通訳を挟みながら結構曲間に話したので、お客様との距離もグッと縮まりました。個人的にはリハでやらなかったコーラスを入れてみたり、初日ならではのチャレンジができて手応えある1日でした。最後はミムラスのステージ。会場の皆さんが手拍子で応えてくれて大いに盛り上がりましたね!アンコールは日本の古い歌を1つ披露しようと思い、「椰子の実」を歌いました。
DAY2: 1月27日(土)鑪ら場 LIVE 名古屋編
共演者:大瀧ヌーバンド 物販スタッフ:Jeff
翌日はレンタカーを借りて一路名古屋へ。1号車はギターユウヤさんが運転、ベース純也さんと2人で。2号車はカホンのミキヤさんが運転、私、ティム、Jeff。名古屋までの道中、2号車の車内ではヒットソングをかけて歌ったり、富士山の写真を撮ったり、疲れてSAでラーメン食べたり、賑やかな道中になりました。到着した会場の鑪ら場は初めてお邪魔した会場ですが、とても雰囲気が洒落ていてほっこりとするような、cozyで素敵な場所でした。
↑1組目、共演の大瀧ヌーさんは私がずっとバンドで共演したかったシンガーの一人。私の主催する音楽レーベル・クウォズレーベルのコンピレーションにも参加してくれましたが、しなやかで、洗練された、優しくも情熱的な楽曲と歌。バンドの演奏にも愛がないと出てこない細やかなフレーズが沢山隠れていて、本当に素晴らしかったです。また共演したいです。
2番目のティムのステージでは、カバー曲のルーツにまで共鳴してくれるお客さんがいて、音楽性まで含めてすごく届いた!という手応えがあったライブでした。私の個人的な意見ですが、名古屋の音楽シーンでPOPSやAORはあまり多くないのに、これだけ反応が貰えるなんてすごくいいライブをしたんだと思う!続くミムラスのステージも、本当に客席からの熱い反応が貰えて、終わったころには喉がカラカラでした!→「HERE BY YOUR SIDE」at 名古屋鑪ら場 LIVE動画
この日でスタッフをしてくれたJeffは京都へ帰らねばならず、寂しいけれどお別れ!そして私たち一行も、明日の群馬公演があるので名古屋に止まらずにトンボ帰りで東京へ。車は3時過ぎにに東京へ着きました。
DAY3: 1月28日(日)館林西ノ洞 LIVE最終日 群馬編
共演者:葉月那央 物販スタッフ:ユキ
私の出身地、館林のずっと憧れだった素晴らしい会場、西ノ洞で最終日を迎えます。3階建ての吹き抜けになったステージは、心地よい残響音と解放感に溢れ、会場を見たとたんメンバー全員で「すごく素敵だね!」と興奮しました。ここでできることも光栄です。前日の2台の車で行った反省から、1台の大きなバンをレンタカーで借りて都内を昼過ぎに出発。物販を担当してくれるユキさんをピックアップして、いざ群馬まで1時間半の旅!まずは何も食べないで来た一行は、急いで館林うどんを堪能!もちもちのおうどんと、ナマズの天ぷらに舌鼓を打つ!(館林のうどんは本当に美味しいのでぜひ皆さんにも食べてほしいです)
↑日本に来た証を残したい!というティムのリクエストで壁にサイン。西ノ洞へ行く機会がある方は、ステージ向かって左の壁を見てみてくださいね!
オープニングに共演の葉月さんは、群馬のアーティストで、ソロギター弾き語りで出演してくださいました。パーカッシヴで巧みなアコースティックギターのプレイに、高らかで突き抜けるようなヴォーカル。こてこての技巧派かと思いきや、柔らかな表情の楽曲もあって、3階席から見ていたティムも「ビューティフル!」と言っていました。
2組目がティム。普段はジャズ系のミュージシャンがよく出演している会場のため、より繊細な音作りの中で演奏したのでバンドメンバー一同とても緊張しましたが、フルグランドピアノが入る編成になってテンションも上がります!ちなみに客席は半円状にステージを見下ろすスタイルです。
MCではオランダ語の「g」の発音が独特で「スケベニンゲン」という町の発音をオランダ語で披露してくれました。もちろん日本語になると笑ってしまう意味!笑 ティムはまだ覚えたての日本語をいくつか披露して拍手を貰っていました。「次に日本に来るときには、日本語を勉強してきて日本語で話してみせます!」ってお客さんに宣言しちゃってたティムですが、信じていいのかな?笑 期待しましょう!
3組目はミムラス。ガツンとロックな楽曲も荘厳な会場の雰囲気に遠慮せずガツンと演奏させてもらいました。するとだんだん会場の温度が高くなって一体感が!大きな拍手で迎えてもらったアンコールでは、昨年亡くなった祖母を想って「ピアノ」という曲を弾語りで歌いました。
協力してくれた皆さんが、私たちのツアー最終日をすごく大切に扱ってくれて、おかげで大盛況で閉幕することができました!CDもグッズも沢山買っていただきました。なんと最高でハッピーなラスト!!
長い間あたためてきたプロジェクトは、ちょっと伝説になるような濃い体験とともに閉幕しました。皆さん、ありがとうございました!
★リハーサルからのより詳細を読むには、こちら→ http://naitoakiko.com/blog/2017/