第3回のTICCまであと1ヶ月!
ということで【スタッフが語るTICC】と題し、TICCスタッフのお仕事を通してこれまでの東京国際合唱コンクールを振り返ってまいります。
その1:出演団体とのやりとり・レジストレーション
出演団体とのやりとりは、主に予選審査の結果通知から始まります。
第1回の予選結果通知は東京でも大雪が降った日のこと。
送り先を間違えないように緊張しながら送信作業をしていると、すでに合格通知を送信した出演団体から続々と喜びの返信や出場同意の返信が届き、本当にコンクールをやるのだ、という実感が湧き上がりました。
それから半年くらい、本選までの間、各出演団体の担当者と必要なやりとりを続けます。
海外の出演団体の方とやりとりを行なうにあたっては、お互い片言の英語で、話がうまく噛み合わなかったりも。機械翻訳にかけてくれたのかな...?という日本語のメールが送られてきて、むしろ何を伝えようとしているかわからず、英語で返信してみたりするということもありました。こちらも機械翻訳を片手に奮闘した日々でした。
そして迎えたコンクール。
本選が始まる前からの3日間のレジストレーション(出演団体登録)で、初日に来てくれた出演団体はたしか59団体中2団体(笑)
海外の出演団体にはフライト日時と日本での滞在先をあらかじめ聞いてはいましたが、本当に全団体無事に来れるのかな...?と緊張しながら待っていました。
レジストレーションでは簡単にコンクールのスケジュール確認をして、出演人数分のパス(参加証)と参加記念品を渡します。その量に驚き、持ち帰れない出演団体が多発!香港から来ていた出演団体が運搬の応援を待ちながら、参加記念品のトートバッグに書かれた楽譜の音をとって歌い始める、なんてこともありました。
また、チェコから来た出演団体の女の子から突然名前で呼ばれ、半年間メールでやりとりしてきた相手だったことがわかり、初めて会えたことを二人で喜んだのも良い思い出です。(おみやげももらいました♡)
今年もいろいろとイレギュラーなことがある中ですが、担当スタッフ一同、心をこめて対応中です!
(執筆:相田)