2017/09/25 22:58

☆☆9/22 目標額達成しました!!! 皆様、ご支援ありがとうございます!!!☆☆

 皆様の応援・ご支援のおかげで、開始から一週間にして、目標額を達成することができました。本当に、ありがとうございます! 取らぬ狸の皮算用…と言っていたのですが、皆様のご支援の賜物で目標額を達成できましたので、仏教歌CDの制作を本格的にめざしていきます!

・【新たな目標設定(ストレッチゴール):60万円…仏教歌CDの制作】

 ご支援額が60万円に到達しましたら、支援者様全員に、パルバティ・バウルによる8世紀の仏教歌「チャリャーギーティ」のCDをお付けいたします!

 「チャリャー・ギーティ」は、8世紀のインド東部〜ネパールにかけての地域を放浪していた、遊行の仏教僧たちの詩です。古ベンガル語で書かれていて、その内容やモチーフはバウルの詩と非常に通じるものがあり、この詩集に詩が残されている仏教僧、カンハやサラハは、バウルの先人だと伝えられて来ました。「図説ヨーガ大全」著者の伊藤武先生によれば、 

—―“日本の空海と同じころに生きた仏教タントラの大成就者サラハが打ち出した「生まれもった身体に、すでに悟りが具わっている」というのがサハジャ思想で、これが後期密教やハタ・ヨーガの推進力になっていきます。
 サラハやルーイーやカーンハといった仏教タントラの大成就者は、おのれの悟りを詩をうたうことで表現しました。バウルはそうした「歌う密教行者」の直系の子孫なのです。”

(参考:http://itotakeshi.blog33.fc2.com/blog-entry-152.html

 下の動画では、パルバティ・バウル自身が仏教とバウルの関係について語っています。(歌は4:02頃より) 

 

(4:02から歌が始まります)

『なぜ 欲望や恐怖に囚われているのか

 自分自身の肉が、鹿の最大の敵

 ひと時の安らぎも無い

 彼は草を食べず、水も飲まない

 牝鹿の住処が見つけられない

 なぜなのか

 牝鹿は言う 聞きなさい

 森を出て死にもの狂いで走りなさい

 ブスクは言う

 愚か者にこの真理はわからない』

(ブスク)

 「チャリャー・ギーティ」には詩のそれぞれに、古の旋律(ラーガ)の名前が書いてありますが、実際にどのように歌われていたのかは、今では想像するしかありません。パルバティ・バウルは現存する旋律(ラーガ)を参考にしながら、この詩に自ら旋律をつけて歌う、というプロジェクトに数年来、取り組んでいます。しかしながら、まだCDになっている音源はありません。

 ご存知のように、日本は仏教国と呼ばれるほど、仏教との縁深い国です。実はパルバティ・バウルは10年ほど前にも日本を訪れていて、日本の文化には非常に親しみを覚えるところが多かったそうです。

 かつて日本の僧侶たちは、命がけで大陸から仏教の教えを持ち帰りました。今、仏教のふるさとインドの地で、バウルの現代の担い手が、古い仏教の歌に取り組んでいて、来年には日本にやって来ます。

 ならばこの仏教歌、ほかでもない日本で、CDにしたい!

 また、後に販売する時には本とCDは別売とし、リターンでは最低額(3000円)でもステッカーも付き送料も含まれるので、後で購入するよりもお得になります。

 どうぞ、新たなる目標達成のため、引き続きのご支援・ご協力をいただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします!

 ☆☆☆ 

 

 

また、9月29日(金)には、佐藤友美の公演が祖師谷大倉のカフェムリウイにてありますので、まずはどんなものか見てみたい、直接弟子と話してみたい、という方はぜひご来場を検討ください。

【時間】開場7:00 開演7:30
【料金】2000円(ドリンク別)
【予約】メール:tomomi.paromita@gmail.com (佐藤友美) 

 

翌日の9月30日(土)は、詩に焦点を当てて、イラン・パキスタン・ベンガルの詩と演奏にまつわるトークと実演のイベントが東中野キングスカフェにてあります。

「詩歌の翼〜ペルシャ・スーフィー・バウルの詩〜」
村山和之先生と慶九さんをお招きして
【時間】開場16:30 スタート17:00
【料金】2000円お茶菓子つき
【予約】メール:tomomi.paromita@gmail.com (佐藤友美) 

こちらも、よろしければご検討くださいませ。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

「バウルの響き」制作実行委員会

委員長 佐藤友美