いつも御支援、ご声援いただき有り難う御座います。
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沢山あるクラウドファンディングの中から見て頂き有り難う御座います!
不安がまた。。。どうか助けて下さい。
とうとう岡山県も3回目の緊急事態宣言に入ってしまいました。
田舎であるこの近所にもその足音が聞こえてきました。
本文の中にもありますが、弊社の得意は浴衣です。が、お祭りはことごとく中止。
現在も在庫があふれ、来年の仕事も期待が出来ません。
旅館関係の仕事は、年間通じて多く頂いております。
旅館浴衣、羽織、陣羽織、女将さん・仲居さんの着物、二部式着物、作務衣、等ユニホーム関係のお仕事もあるのですが…やはりこのコロナで全く動かず。
今の時期でしたら3月新入社員の方の着物等から始まり、連休用の浴衣や羽織、衣替えの着物等と9月まで続きますが、ほとんど今縫製受注はありません。
4月、8月の連休前は忙しい時期なのですが…今年は寂しい限り。
そう。神主さんやお坊さん用の下着の白衣もしてますが、
観光客の減少、家族葬等縮小の影響で、これも売り上げが下がっているそうで、
こちらの縫製受注も減っています。
飲食店さんも苦しいかと思いますが、
コロナに影響がある職として指定されていない縫製工場は助成がほとんどない状態です。
加工業は、1日、1時間、1分を無駄にすると、それを取り戻す事はできません。
人は2倍速く動いて仕事をすることは不可能なんです。
百歩譲って24時間は戦えても、48時間連続は無理なんです。
そんなブラックな事も言えませんしね。
まして、この加工業が無くなったら。
弊社はまだ機械が少ないと言っても、同じ規模にするには1千万以上の投資が必要です。
仕事が入ったとして、慣れるまでの数ケ月は指導期間が必要で生産が上がらないとなると、
また数か月の支払いを含む借金が増えていきます。
中には100円無い儲けの物もあり、それでこの仕事を始めれるか?と聞かれて大丈夫です。とはなかなか言えないはずなのですが。。。
だから今、ブランドが自社縫製工場を建てたという話はほとんど聞かれません。
ほとんが外注にし、仕事のない時のリスクを減らしているのです。
簡単に立ち上げれない仕事を維持しようとしている縫製工場なのに、
縫製の価値観は低いと言われるのは…寂しい話です。
どうぞ皆さんのお力を貸してください。
支援もお願いしたいのですが、シェア等の拡散を切に願います。
よろしければ、チラシを置いていただける方があれば有難いです。お願いしたいです。
ご一報ください!!
また、ここに和の服の縫製工場が頑張っていると一言添えて頂けると有難いです。
切なる思いが届く事を願って。
宜しくお願い致します。
写真:弊社の延反機です
縫製工場は縫製する所でしょ?とか、
見積もりも「これだけしか縫わないし」とか言われます。
間違ってはいないのですが△です。
作図、延反(必要なmに生地を延ばす)、裁断(パーツに切り分け)、印付け、縫製(ミシンや手縫い)、検品、仕上げ、検針、梱包があって初めて出荷されます。
ですので縫製だけが重要なのではなく、この工程の中でひとつでもミスがあれば商品にはならない大事な工程になり、これが揃って初めて縫製工場と言えます。
そのなかの一つ。
和装は基本的に40cm前後の生地巾が主なのですが、物によっては広幅の生地を使いますので、弊社は150cm巾の生地が13mの長さまで延反が可能という和装工場には珍しい機械を持っている工場です。