Check our Terms and Privacy Policy.

海の魅力を学び楽しむ「クラゲ水族館」を福井につくる!

水族館職員として、クラゲ専門の飼育販売業者として、約15年にわたって海の生き物と向き合い続けてきた実行者。活動の拠点である福井県福井市の越前海岸エリアに、私設の水族館を立ち上げます。メインとなるクラゲの展示を中心に、海について学び、海との関わりを楽しめるきっかけとなるような水族館を目指します。

現在の支援総額

3,225,000

107%

目標金額は3,000,000円

支援者数

200

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/08/15に募集を開始し、 200人の支援により 3,225,000円の資金を集め、 2021/09/23に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

海の魅力を学び楽しむ「クラゲ水族館」を福井につくる!

現在の支援総額

3,225,000

107%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数200

このプロジェクトは、2021/08/15に募集を開始し、 200人の支援により 3,225,000円の資金を集め、 2021/09/23に募集を終了しました

水族館職員として、クラゲ専門の飼育販売業者として、約15年にわたって海の生き物と向き合い続けてきた実行者。活動の拠点である福井県福井市の越前海岸エリアに、私設の水族館を立ち上げます。メインとなるクラゲの展示を中心に、海について学び、海との関わりを楽しめるきっかけとなるような水族館を目指します。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

ごあいさつ

はじめまして!
福井県福井市に住む田中俊之と申します。

この度は私のプロジェクトをご覧いただきありがとうございます!

私は24歳のときに水族館職員として働きはじめて以降ずっと、海の生き物と向き合う仕事を続けてきました。そんな私の人生をかけた挑戦は、海の魅力を学び楽しめる、私設の「水族館」を福井市の越前海岸につくることです。

地域の公民館を水族館に

私が挑戦するのは、使われなくなった地域の公民館を再活用し、小さな「水族館」を作ること。その名も「くにみクラゲ公民館」です。※「くにみ」とは、公民館が位置する福井市国見地区の「国見」から。

私が活動拠点としている福井市越前海岸エリアは、たくさんの生き物がすむ自然豊かな地域。地域の生き物を紹介するとともに、さまざまな体験活動やワークショップを通じて海の魅力を皆様にお届けしたいと考えています。

くにみクラゲ公民館(写真中央右の白い建物)も海が目と鼻の先
人生を変えたクラゲとの出会い

「生き物に関わる仕事がしたい!」

幼少期から生き物が大好きだった私が、初めて生き物に関わる仕事でお金をもらったのが水族館でした。水の中の生き物を育てるのは自分に合っていたのだと思います。水槽の中に広がる幻想的な世界に癒されたり、感動したり。広い海にはまだまだ何がいるかわからない。そんな神秘性はとても魅力的でした。

越前松島水族館の職員時代

水族館での仕事を通して、どんどん深まっていく海洋環境への興味。海は全てのものとつながっているということを、海の生き物たちから教えてもらったのです。

なかでも私の心を惹きつけたのが「クラゲ」です。

ミズクラゲ

ライトアップされた幻想的な姿やゆったりとした動きに癒される反面、デリケートなクラゲは飼育がとても難しい生き物のひとつ。だからこそ、クラゲと向き合う時間はとても貴重なものでした。

その後いくつかの水族館で働いた私は、2015年に独立。地元・福井にて全国的にも珍しい「クラゲ専門店 Atolla(アトゥーラ)」を立ち上げました。

越前海岸をはじめとした日本海側の海辺でクラゲを採取し、全国の水族館やクラゲ好きのみなさんのもとへとお届けするというお店です。地道な仕事ではありましたが、2018年には全国ネットのテレビドラマにもクラゲを提供させていただくなど、その界隈ではそれなりに名前を知ってもらえるようになりました。

また、2019年には、ライトアップされた水槽の中のクラゲを愛でながらお酒を楽しむことができる「クラゲbar」を福井駅前のとあるビルにオープン。

クラゲbar

家ではなかなか飼うことが難しいクラゲを気軽に楽しんでもらうことができる場所としてのbar運営は、私が今回のプロジェクトに取り組む意味をより明確なものにしてくれました。

(※クラゲbarはクラゲ水族館オープン準備のためしばらく休業中)

「くにみクラゲ公民館」で実現したいこと

今回のプロジェクトでは、来館していただいたみなさんに海の生き物の魅力を知ってもらうことはもちろん、海を大事にする気持ちや、環境に対しての興味や関心をもっていただけるような水族館をつくりたいと思っています。

「くにみクラゲ公民館」の初期コンセプト

私自身は、海の生き物と向き合う仕事を通して、海をとりまく様々な環境問題について知ることができました。

例えば、温暖化による海水温の変化によって、それまで棲めていた生き物がすめなくなったり、逆に、他の地域の生き物が入り込んだり。海の生物相の変化は、それまで絶妙なバランスだった生態系に何かしらの影響が出ます。また、海洋ゴミのほとんどを占めるのは、分解されない樹脂製品です。 これらの誤飲や、ネットが絡みつくことによる窒息死など、私たちが考えている以上に、私たちの生活は生き物達に影響を及ぼしています。

それらを学んだ経験があったおかげで、今では地域の小学校に出向いて環境学習の授業を行う機会をいただくこともあります。そのような活動を通して感じていることは、子どもたちが環境問題に対して関心をもつきっかけがそもそも地域の中には多くないということです。

私は、仕事で県外(関東圏)の海を見て、改めて故郷の海がどれほど素晴らしいものかを痛感しました。海藻を含む、生き物の数や種類の豊富さや、海の透明感。身近な場所でもで安心して海水浴や磯遊びができるというのは、本当に恵まれている環境です。

こんなに素晴らしい海を、子どもたちと一緒に守っていきたい。環境問題を自分ごととして考えてもらうためには、まず環境に興味を持つことが必要。そのときに、自分には「水族館」という場所でそれを伝えることができると思いました。

既存の水族館との違いは?

①何度でも気軽に来れる身近さ

今回立ち上げるのは、私設の小さな水族館。もともとが公民館だったということもあり、お客さん一人一人とのふれあいを大事することができる規模感で、気が向いたら誰でも気軽に来ていただくことができます。

旧国見公民館
②環境問題への関心向上は多様なワークショップを通して

「クラゲの料理教室」、「海洋ゴミで工作体験」、「シーグラスでアクセサリーづくり」などのベーシックなものから、「クラゲ採取会」、「越前海岸の環境を生かした出張授業」、「近隣の事業者と協働しながら学習ツアー」等の企画なども予定しています。

地元の子ども達の課外学習

③田中だからできる非日常空間のクラゲ展示演出

長年にわたって海の生き物のプロフェッショナルとして活動してきた私だからできる空間演出で、訪れていただいたみなさんに非日常な体験を楽しんでいただきます。

④地元・越前海岸の仲間たちとのつながり

水族館に展示する魚やクラゲは、地元の漁師さんから提供いただいたり、基本的に福井由来のもの。

また、地元の若い事業者たちが集う越前海岸盛り上げ隊にも協力してもらい、お土産品の開発なども行っていきます。

越前海岸盛り上げ隊


越前海岸盛り上げ隊のメンバーとは、協働でナイトシュノーケルのイベントもすでに実施済み。船を持っている事業者が船と水中灯を提供し、海の生き物の専門家である私たちが参加者をガイド。そういった協働のタネがいたるところに転がっていることも、この地域で水族館を立ち上げることの大きな魅力と可能性のひとつです。

越前海岸盛り上げ隊と行ったナイトシュノーケル

越前海岸の特徴

越前海岸は、北は福井県坂井市の東尋坊から南の敦賀市杉津にかけての海岸線を指します。
私が活動しているのは福井市西部の海岸線エリアで、福井市の中心部から車で約40分くらいの場所に位置しています。

隆起海岸とよばれる地形の越前海岸は、海と山が目と鼻の先に位置し、周囲の緑豊かな山々から流れ込む栄養豊富な水が天然のワカメ、サザエやアワビなどの魚介類を育んでくれます。そんな環境だからこそ、さまざまな生き物たちの宝庫でもあるんです!

春には切り立つ山々に花が咲き誇り、夏には海が一段と透明度を増し、秋には澄んだ空気が極上の夕陽を演出し、そして、冬には荒々しい波が一層越前海岸の魅力を引き立たせてくれます。越前海岸はそんな四季折々の景色を見せてくれる場所です。

最後に

地元の子どもたちに自分の住んでいる地域に誇りや地域愛を持ってほしい。

生き物をとおして、海や環境に興味を持ってほしい。

地域に開かれた水族館をとおして、海岸一帯の賑わいも生み出したい。

水族館だからこそできる事には無限の可能性があると信じています!
しかし、私一人でこの思いを成し遂げることはできません。
水族館開業後も地域の皆さんや、一人一人のお客様と一緒に作り上げていきたいと思っています。そんな意味も込めて、水族館の名前も「くにみクラゲ公民館」という名前にしました。

ぜひ皆様のご支援をおねがいします!


資金の使い道・実施スケジュール

集まった支援金は「くにみクラゲ公民館」の開館準備費用およびCAMPFIREへの手数料として使わせていただきます。

2021年 8月1日〜31日 クラウドファンディング実施、建物改修
2021年 9月 リターン発送
2021年 11月 くにみクラゲ公民館 プレオープン予定

<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>

■特定商取引法に関する記載
 ●販売者名:田中俊之
 ●事業者の住所/所在地:〒910‐3402 福井県福井市鮎川町195-7
 ●事業者の電話番号:Tel:090‐6536‐8346
 ●送料:送料込み
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

もっと見る
  • 今年の振り返り

    2021/12/27 22:32

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • こんばんは!今日は皆さんに2点報告があります。まず1点目ですが、いろいろな諸事情が重なり、いよいよ明日地区の方限定ではありますが、クラゲ公民館の一般公開が始まります!とはいえ、時期的に生き物があまり採集できない時期なので、クラゲ展示場のみの公開となります。ここからさらに展示内容や内装もパワーアップさせていくので、そちらも楽しみながら見守っていただければと思います。そしてもう一点ですが、こちらは支援していただいた皆様へのお詫びです。クラウドファンディングのリターンですが、発送や連絡が大幅に遅れています。全ては私自身の計画の甘さからきていることで、皆様の期待を裏切るような形になってしまって、本当に申し訳ありません。現在こちらの方も順次進めておりますので、完成次第、お一人お一人にきちんとご挨拶させていただく予定です。まだまだ詰めないといけないところは多々ありますが、引き続き見守っていただければ幸いです。 もっと見る

  • こんばんは!久しぶりの活動報告になってしまい、申しわけありませんでした。クラウドファンディングが皆様のおかげで無事に目標を達成し、その後怒涛のように工事や水槽搬入が進みました。特に先々週からはじまった、大型水槽でクラゲが快適に浮遊するための配管工事は困難を極めましたが、おかげさまで、何とか配管も成功しました。そこで、急ではありますが、12月11日から、国見地区の方限定ではありますが、プレオープンをすることとなりました。プレオープンなので、工事が途中の個所や、生き物がまだ入っていない水槽などなどがありますので、まだまだ試行錯誤は続きます。深夜の工事中、何度か心が折れそうなときもありました。 ここまでこれたのもひとえに応援していただいた皆様のおかげです!ありがとうございました!!これまでインスタグラムやFacebook、Twitterでの発信ばかりでしたが、こちらでも発信していきますので、何卒よろしくお願いいたします。くにみクラゲ公民館田中俊之 もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


    同じカテゴリーの人気プロジェクト

    あなたにおすすめのプロジェクト