読売新聞に掲載されました!
おかげで昨日は、PV数が激増しました。
ありがとうございます!
それに伴い質問も増えたので、こちらでお答えします。
Q:なぜ登山道の吊り橋を旅館の負担で修理するのか?
A:実はここにはかつて2本の橋があり、現在直そうとしている橋は福島屋の所有です。(元々はここに営林署の事務所があり、吊橋も営林署の所有でしたが、事務所撤退に伴い橋は福島屋に寄贈されました)
もう一本の橋が公共の橋であり、本来の登山道でしたが、水害で流失してしまいました。
この橋が復旧するまでのとりあえずの間、福島屋の橋を登山道として無償で提供していました。
しかしその後公共の橋は復旧されず、とりあえずのはずの無償提供が約50年続き、とうとう福島屋の橋も寿命を迎え…という経緯です。
福島屋の橋が使えなくなった理由は老朽化であるため、こうなることは分かっておりましたので、10年以上前から公共の橋の復旧を行政に訴えておりましたが実現しておりません。
Q:なぜ米沢市や山形県がお金を出して橋を直さないのか?
A:これについては、米沢市長が市議会で答弁されましたが、ざっくり要約すると「分かっちゃいるが、お金がない」です…
Q:お金とるようになるの?
A:これまでは福島屋の橋を無償で公共の登山道として提供している状態でしたので、誰がメンテナンスするのかなどの責任の所在があいまいであり、また財源もありませんでした。
そのため、滑川大滝が幻の滝となってしまうという今日の事態を招いたと言えます。
修理した橋については、福島屋が責任をもってメンテナンスを行います。そのため、財源としていくばくかの通行料をいただく見込みです。
具体的な額や徴収方法については検討中ですが、現状行政から金銭的なバックアップは無い状態ですので、何卒ご理解をお願い致します。
行政からメンテナンス費の補助などあれば無償も可能かと思いますが、上記のような感じですので、なかなか難しいかなと思います。