Check our Terms and Privacy Policy.

【学生×伝統産業】町家再生プロジェクト 八女の自然と町並みを守る店舗を作りたい!

皆様にご支援いただいた古民家が、古民家ショップ「竹と天然素材と暮らす店 鹿田室礼(しかだしつらい)」として OPEN しました!!オンラインショップより、ラインナップやアクセスが見れます↓↓

【伝統の町】福岡県八女市福島の伝統的建造物群保存地区にある築153年の古民家を再生し、天然素材インテリアショップ(伝統工芸・家具・敷物)を開業します。学生インターンと『八女のいいとこ守り隊』を結成し、八女の魅力を探り、伝統工芸や空き家、自然環境などの課題解決へ向けた取組みにも貢献する店舗を作ります。

現在の支援総額

2,000,000

66%

目標金額は3,000,000円

支援者数

192

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/08/06に募集を開始し、 192人の支援により 2,000,000円の資金を集め、 2021/09/29に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

現在の支援総額

2,000,000

66%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数192

このプロジェクトは、2021/08/06に募集を開始し、 192人の支援により 2,000,000円の資金を集め、 2021/09/29に募集を終了しました

【伝統の町】福岡県八女市福島の伝統的建造物群保存地区にある築153年の古民家を再生し、天然素材インテリアショップ(伝統工芸・家具・敷物)を開業します。学生インターンと『八女のいいとこ守り隊』を結成し、八女の魅力を探り、伝統工芸や空き家、自然環境などの課題解決へ向けた取組みにも貢献する店舗を作ります。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

伝統 の付いた活動報告

thumbnail

●はじめに【学生×伝統産業】町家再生プロジェクト 八女の自然と町並みを守る店舗を作りたい!を応援・ご支援いただきありがとうございます。プロジェクトリーダーの中村です。9月に入り、85名以上の方々にご支援いただきました。本当にありがとうございます。残り20日ほどになり、学生たちも多くの方にプロジェクトを知ってもらおうと更に熱量を上げて活動に臨んでいます。●町家再生のきっかけ今回はこのプロジェクトを立ち上げるきっかけともなった町家再生についてお話します。ボクが生まれたのは福岡県八女郡広川町。この町家があるのは八女市。隣町になります。八女市の想い出といえば福島八幡宮の秋のお祭り「燈籠人形」の日。福島八幡宮の近くにある町家に家族と親戚みんなで遊びに行きました。そこが祖母の実家だったのです。その頃は、そんなに特別な建物だとは思わず、ただ自宅とは違う変わった家だなという印象だったと思う。伝統工芸のすだれを製造する会社に勤める今では、この町家の魅力がよくわかります。伝統を守ることがいかに大変なのか?職人の技術がいかに素晴らしく、継承するのが大変か?がわかるからです。まず、なぜ町家を再生しようと思ったか?についてお話しします。勤める会社はすだれをはじめとした天然インテリア(敷物・家具)を卸すのが主な業務です。新型コロナウイルス感染症の拡大により、緊急事態宣言となり、卸先である百貨店やインテリアショップが休業や時短営業に追い込まれ、大打撃を受けました。それを機に、卸売は外的要因で大きく左右されることと、自社の顧客ができづらいことがあり、今後は小売業を始め、自分たちの商品は自分たちで販売して、自分たちのファンを作っていくべきだという考えが日に日に強くなっていきました。では、どこに店舗をつくろうか?と考えた時に浮かんだのが、八女福島の町並みでした。八女福島は江戸時代末期に商人や職人が集まる場所として整備され、栄えた町並みです。それが現在も続いているだけでなく、伝統工芸を製造する職人と匠の技術も残っているのです。そんな場所に伝統工芸のすだれをはじめとした天然素材インテリアショップがあったら、100年以上、伝統工芸「八女すだれ」を製造してきた企業イメージも伝わる。町家は豊かな自然の中で育った素材と、先人の職人の技術の結晶です。そんな町家に商品を並べれば、多くの方に天然素材インテリアの魅力が、ダイレクトに伝わるんじゃないかとおもったからです。●空き家活用について以前から、地方で問題となっている空き家を活用したい!との想いがあったのも、町家再生をしたい!とおもった理由のひとつです。店舗予定地の町家も約26年間空き家でした。この町家は築153年。明治元年の建物です。オーナーの國武さんはこの家が好きで、綺麗に手入れをされていました。建物は住む人の人柄もあらわれるようで、この町家をボクが選んだのもそういうものを感じたからです。町家を紹介してもらうと同時に、ボクは國武さんにプロジェクトの内容と、店舗を通じて、八女の自然と町並みを守っていきたい!との想いをお話しました。そして、そんな想いに共感していただきました。國武 稲子さん プロジェクトへ向けて。地域再生には元々興味を持っていましたが、この歳になると自分で一から何かを始めるエネルギーがなく、悩んでいました。そんな時に、中村さんとの出会いがあり、今回のプロジェクトのお話を伺い、協力したいなと思いました。この周辺は、お年寄りばかりの町になって凄い寂しい感じだったのですが、最近少しずつお店が入ってきてすごく嬉しいです。この町とこの家が好きなので、好きなものが息づいていってほしいなと期待しています。参加している学生へ向けて。自然維持や地域再生に視野を向けて、これからの未来の為に自分たちで活動できるような志を持っていてほしいです。こうおっしゃっていただけて、本当にうれしい。でも、この地域にはまだまだ活用しないといけない空き家となった町家がたくさんあります。町家再生が進んでいけば、ボクと國武さんとの出会いがあったような物語が生まれていくんじゃないか、いい循環が生まれていくんじゃないかなとおもいます。店舗ができたら、もっと空き家問題や町家再生について知ってもらい、活用を促すような活動をしていきます!店舗開業はあくまでも通過点、ボクのやりたいことはもっと先にあります。学生たちにもこの想いを伝えてきたからこそ、このプロジェクトを機に、町家再生や町並み保全に興味を持ち、いまでは力になりたいと思ってがんばっている。そんな若者を増やして、この伝統ある町並みを残していきたい!國武さんの想いにも応えられるように。プロジェクトリーダー 中村昌史


thumbnail

●はじめに【学生×伝統産業】町家再生プロジェクト 八女の自然と町並みを守る店舗を作りたい!に、60名以上の皆さまに、ご支援いただきありがとうございます。プロジェクトリーダーの中村です。ボクたち「八女のいいとこまもり隊」のメンバーは、 皆さまの温かい応援メッセージに、より一層頑張っていこう!と日に日に士気が高まっています。引き続き応援よろしくお願いします。●竹林整備をやる理由今回はこのプロジェクトを立ち上げるきっかけともなった竹林整備についてお話しします。ボクが勤めている会社は「八女すだれ」という伝統工芸のすだれを製造しています。素材は「竹」。「竹」なんてどこでも生えてるし、すぐ手に入るんじゃない?そう考えるのが普通。でもそんなことないんです。「竹」は確かにどこでも生えてるし、すぐ育つ。だからこそ、デメリットもあるのです。いま各地にある竹林のほどんどは、生えすぎて荒れ放題なんです。「竹害」なんて呼ばれて厄介者扱いされているのが現状です。「竹」の根は地下茎でつながっており、根付きが浅く、横に広がるように繁殖していきます。そのため、他の所有地への侵食被害や、土砂崩れや地滑りの原因にもなっています。定期的な伐採をしていく必要があるのです。「八女すだれ」の原料となる「竹」も3年から5年育った良質な物でなければなりません。そんな良質な「竹」が手に入らないんです。山口 聖一さん(NPO法人がんばりよるよ星野村)『かつて、有明海の海苔業や日本の伝統工芸を支えてきた星野村の真竹は、今はなんの需要もないまま放棄されています。皆さんの新たな取組の中で、竹の持つ魅力や放棄竹林の現状を発信していただきたいと期待しています。』山口さんは応援コメントでこうおっしゃっています。昔は、竹の使い道がたくさんありました。有明海の海苔漁では、8~10mほどの竹を数千本使用していました。竹皮も草鞋や雪駄に使用されていましたし、竹細工や提灯やすだれなどの工芸品の製造も盛んでした。しかし、いまではほとんどが化学製品におされて需要が低迷しています。使い道がなくなった「竹」はお金になりません。一度なくなってしまったものを取り戻すには大変な労力がかかります。そんな中でも、山口さんたちは、ボランティアで竹林整備をされています。参加者のほとんどは60代から70代の方たちばかりです。実際に自分たちで竹林整備をしてみると、かなりの重労働であることを実感します。10mを優に超えた「竹」は多くの水分を含み、重い。長くて重いのです。これを斜面で伐採し、運ぶのは体力的にしんどい。でも誰かがやらなきゃ、竹林は荒れるばかり。荒れてしまえば、災害の危険が高まり、いづれは自分たちに返ってくる。そんな現状なんです。だから、ボクは大学生と一緒にプロジェクトをやることにしたんです。体力のある若者と一緒に竹林整備をやっていくことで、もっと自然溢れる八女の魅力を守っていけるんじゃないかと。●「竹」を有効活用し「竹財」へ前述した通り、現状「竹」がお金になっていない。そこがやっぱり問題だと思うんです。だからボクはお店を作ろうと思った。「竹」の消費を高めていくことなら、自分の経験と知識が活かせる。でも「すだれ」自体は「竹」の表面的な部分しか使用しないし、竹林問題を解決できるほどの市場は見込めません。なので、今回のプロジェクトで開業する「天然素材インテリアショップ」では「竹製品」を数多く取り揃えることにしています。《竹箸》熊本県南関町「ヤマチク」さん《竹洗剤》山口県防府市「エシカルバンブー」さん《竹家具》岡山県倉敷市「テオリ」さんどの企業さんも「竹」を循環していこうという同じ想いをお持ちです。そんな企業さんの「竹製品」を販売することで「竹」の消費量を増やしていきます。そして、その売上の一部を竹林整備費用に充てたり、竹林整備ボランティア団体に寄付していきます!八女地域においても、竹の活用に取り組む方が増えてきています。そんな方々とも連携していき、地域の「竹」を地域で消費する流れも作っていこうと考えています。●さいごにこのプロジェクトを通して、改めて人とのつながりの中で生きていることを実感しています。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、会いたい人に会えない状況が続き、このプロジェクトを知っていただく機会が少なくなってしまったなと、気落ちしていた部分も正直あります。しかしながら、こうしてご支援をいただいたり、応援していただいたりと、温かい言葉を頂くたびに、やっぱり人とずっとつながっていきたい!と改めて思いました。お店ができたら、色んな方々をつなぐ場所にしていきますので、引き続き応援よろしくお願いします!八女のいいとこまもり隊一同