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「表現の不自由展かんさい」を市民の力で実現しましょう!

検閲や不当な圧力で消されてしまった芸術作品たち。それらと出会うために「表現の不自由展かんさい」を開催します。しかし会場の使用許可取り消しや嫌がらせ、妨害など開催に向けた困難に直面しています。ぜひみなさんの力でいっしょに成功させましょう。

現在の支援総額

1,205,000

120%

目標金額は1,000,000円

支援者数

194

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/07/12に募集を開始し、 194人の支援により 1,205,000円の資金を集め、 2021/07/28に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,205,000

120%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数194

このプロジェクトは、2021/07/12に募集を開始し、 194人の支援により 1,205,000円の資金を集め、 2021/07/28に募集を終了しました

検閲や不当な圧力で消されてしまった芸術作品たち。それらと出会うために「表現の不自由展かんさい」を開催します。しかし会場の使用許可取り消しや嫌がらせ、妨害など開催に向けた困難に直面しています。ぜひみなさんの力でいっしょに成功させましょう。

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はじめに

はじめまして。私たちは大阪の市民有志が参加している「表現の不自由展かんさい実行委員会」です。私たちは大阪で「表現の不自由展かんさい」の開催をめざしています。

解決したい社会課題

 芸術作品は人に観られるために存在するというのに、なぜそれが隠されなければならないのでしょうか。ましてや芸術作品に込められた思いを、誰かが否定や攻撃をする、そして社会から葬り去ることは決して許されることではありません。
 しかし現実には2019年に開催された「あいちトリエンナーレ」での展示中止をめぐる動きは、私たちの生きる社会が本当の意味で表現の自由が守られているか大きな問題をつきつけました。
 2021年、「表現の不自由展」は6月から7月にかけて東京・名古屋・大阪の3か所で開催される予定となっていました。しかし東京展は開催に反対する人々が会場となった民間施設の周辺での拡声器を使っての抗議と称する嫌がらせを繰り返したため会場使用ができなくなりました。7月6日から11日までの開催を予定していた名古屋展では7月8日に会場に届いた郵便物に爆竹のようなものが仕掛けれ、破裂したことをもって河村市長が「市民の安全」を理由として会場の休館を決定、7月9日からの展示がおこなえない状況です。
 そして大阪でも会場として使用を申し込んだエルおおさかが抗議の電話やメール、街宣などによる「管理上の支障」を理由として6月25日、突然使用承認の取り消しを通告してきました。「表現の不自由展かんさい展」実行委員会はこれは不当であるとし、6月30日に裁判所に使用承認取り消しの執行停止を求めて提訴、大阪地方裁判所はこの訴えを認めて会場使用承認の取り消しは不当であるとし、会場使用が認められることとなりました。
 表現活動には当然さまざまな意見があり、それは尊重されなければなりません。しかしそれは作品が自由に観賞できることが前提であり、観賞の場を奪うことは「表現の自由」を踏みにじることにほかなりません。
 私たちは表現することを不自由にされた作品たちとここ関西で出会いなおすために、そして本当の意味での「表現の自由」を市民のみなさんに考えてもらう場として、「表現の不自由展かんさい」を実施します。

このプロジェクトで実現したいこと

 2021年7月16日(金)から18日(日)までの日程で大阪市天満橋にあるエルおおさかで開催し、11名の作家による作品を展示するとともに、トークイベント「私たちの『表現の不自由』」を開催する予定です。
 

資金の使い道

輸送・保険費:約50万円(作品)
出品者等謝金:約20万円
会 場 費 用 :約15万円(エルおおさか会場費の一部)
広報物印刷費:約5万円
手 数 料 :約10万円 (9%+税)

実施スケジュール

開催日時:2021年7月16日~7月18日
開催場所:エルおおさか
主催者 :「表現の不自由展かんさい」実行委員会

【出品予定作家(50音順)】
安世鴻/大浦信行/大橋藍/岡本光博/キム・ソギョン・キム・ウンソン/小泉明郎/嶋田美子/白川昌生/趙延修/豊田直巳/マネキンフラッシュモブ/他
・トークイベント わたしたちの「表現の不自由」(7/17)

〇開催にあたってはコロナウイルスの影響によって入場人数など感傷にあたっては主催者からの制限があり得ることをご了承ください。

〇鑑賞していただく場合は大声を出すなど、他のお客様の迷惑になる場合は退場をお願いする場合がありますのでご了承ください。

リターン

実行委員会からのお礼のメールおよび事業報告やオンラインでの報告会へのご招待などをお送りいたします。

最後に

 「表現の不自由展」をめぐっては、東京・名古屋・大阪いずれもで自分たちの気に入らない表現行為に対して威圧的・暴力的な抗議をおこなう人たちのことを問題にするよりは、会場使用を取り消すことで騒動を回避しようとしてきました。もしこれが認められれば威圧的、暴力的に他者を踏みにじることを躊躇しない反社会的な人々によって公共空間が歪められてしまいます。そして市民の自由な表現ができなくなってしまいます。私たちは「表現の不自由展かんさい」の成功は、市民の表現の自由を守れるかどうかの試金石になると考えています。ぜひ一緒に参加してください。

チーム/団体/自己紹介・活動実績など

私たちは芸術や表現に関心がある人や人権問題にかかわってきた大阪の市民有志が集まって運営しているプロジェクトチームです。みな「あいちトリエンナーレ」で芸術作品が貶められたことに心を痛め、また市民が自由に思いを語れない時代の空気をかえたいと願っています。

最新の活動報告

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  • みなさんからのご支援をいただきました「表現の不自由展かんさい」は7月16日から18日までの会期を無事に終えることができました。コロナ対策のため観覧時間を1時間に限定し、定員50人の総入替制でしたが3日間で1300人以上の方に見ていただくことができました。3日とも入場整理券を求める多くの方が並ばれ、最終日には8時過ぎには定員になるほどの盛況ぶりでした。わざわざ足を運んでいただきながらお断りせざるをえなかった方々にはほんとうに申し訳ありませんでした。会場周辺での街宣車やレイシストによる妨害、嫌がらせがありつつも、大阪でこの展示を成功裏におこなえたことは、今回の展覧会の成功のみならず、市民の自由な表現、言論を守っていくための大きな成果につながったのではないかと思います。あらためて皆様に深く感謝申し上げます。 もっと見る

  • 7月16日、「表現の不自由展かんさい」が無事開催となりました。会場はコロナ対策もあって観覧時間は50分で一度の定員は50名と制限させていただきましたが、朝7時から整理券を求めて会場に来ていただいたお客様もおられ、午後2時にはこの日の整理券がなくなるほどの盛況ぶりでした。エルおおさかの前には妨害の右翼や街宣車、警察の警備などでものものしい雰囲気でしたが、会場内はゆっくりと作品を鑑賞する人々でにぎわっていました。また16日夕方にはエルおおさかがおこなった最高裁への特別抗告が棄却され会場使用が確定しましたので17日以降も開催できます。おかげさまで多くの方々が参加を希望されていますので、もし整理券をお求めの場合はできるだけ早めに会場にお越しください。 もっと見る

  • 7月9日の大阪地方裁判所での会場使用承認取消の執行停止判決を受けて、エルおおさかがそれを不服として大阪高裁に即時抗告していたのですが、7月15日、エルおおさかの即時抗告は棄却され大阪高裁も「表現の不自由展かんさい」の使用を認める判決を下しました。これで会場が使用できることが確定しました。もちろん会期中は東京、名古屋と同様に妨害や嫌がらせがあるとは思いますが、安全にみなさまに観覧していただけるよう万全の準備をしてみなさんをお迎えしたいと思います。 もっと見る

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