活動報告の一つ目の記事として、これまでの私とこれからの私についてご報告したいと思います。
まずは、これまでの私。
みなとシティバレエ団さんとの出会いについてお話したいと思います。
およそ二年前に通っていたバレエ教室で月一で岡脇柚太加先生が特別講師として来ていただいていたのが出会いでした。その当時は私は半年以上安静を余儀なくされた後のリハビリ期間のようなもので、体形、技術ともに1から再スタートする気持ちでジャズダンスやバレエクラスの基礎から取り組んでいました。岡脇先生には基礎的なクラスとパドドゥをみていただいていました。毎回必ず『膝を伸ばしましょう』という注意を受けていたことを覚えています。先生のクラスは人体の構造を理解した上での徹底した基礎力と少しのチャレンジで構成されていたように思います。その頃、クラスを受けながら、レベルの落ちた自分と戦いつつ受けたオーディションに合格し、ダンサーの道を諦めずに進むことがきた一つの分岐点でありました。再スタートにバレエを選び、先生に恵まれたことが本当に幸運だったと思います。
ここ数年は、
2018年"絶望の年"(持病の発症)
2019年"変化の年"(岡脇先生との出会い、オーディションにうかり始める)
2020年"忍耐の年"(コロナによる活動自粛)
と、その年ごとの試練がありました。
そして今年は"チャレンジの年"になるだらうと感じています。2021年上半期は、ダンサーとして初めての経験をたくさんさせていただきました。自分のダンサーとしての意識の変化も大きくなってきました。なにより、踊ることを楽しもうという気持ちが全面にでるとパフォーマンスもよくなると実感できました。クラスやリハーサルでも小さいチャレンジを取り入れるように意識し、楽しいが膨らんでいきました。また、今まで受けたことがあるオーディションも、アプローチの仕方を変えてチャレンジしています。今回のクラウドファンディングの挑戦もたくさんの学びを得ることができ、そして自分の背中を押してくださる方にどれほど励まされるか、自信とは何かを知ることができたと思います。
これからも地道な努力と挑戦の道を歩み続け、応援してくださる方々への恩返しの形をパフォーマンスで表現できるダンサーを目指してまいります。