お守りとしての珊瑚
2021/08/04 23:14
古来より珊瑚はお守りとして扱われてきました。「海の植物が空気に触れて宝石となった」と考えられており、悪魔、邪眼除けのお守りとされてきました。(366日誕生石の本 より)それからやはり有名なのは、子供の魔除けとしてのお守り、出産(産後)のお守り。火事のお守りともされています。チベット民族の間では、生命の滾りを感じる珊瑚を、空の精霊の魂を宿していると考えられたターコイズと組み合わせていますしネイティブ・アメリカンの間ではターコイズは天上に住む神々の力が地上の石に宿ったと考えられ、血の滾りをイメージする珊瑚と合わせて使われました。(ジェムストーン 天然石がわかる本 より)全く接点のない国で、それぞれ似通った意味でお守りとして使われているのが不思議ですね。