11月7日に令和3年度の「壁画再創造」を実施しました。
前日までは天気予報は雨模様で当日への不安を抱えながら、話し合いや協議を進め、次第に前日夕方ごろから、予報が変わりはじめ、当日迎えました。
結果、このように晴天に恵まれ、とても良い気候で開催することが出来ました。
参加者の晴れ男、晴れ女の皆様、本当にありがとうございます!
昨年同様、参加者の皆様には
①事前検温の実施
②参加者名簿の提出
③マスクの着用
④アルコール消毒の利用
の協力をお願いし、新型コロナウイルス感染拡大予防の対策に努めての開催となりました。
約300名の参加者が集まり、「秋」をテーマにした壁画を今年度は約250mにわたって描きました。
参加者は各区画購入数分(1区画:縦1.25m×横3.3m)にハケと水性塗料を使い、家族や友人たちとペンキで服や顔を汚しながら、楽しく和気あいあいとした雰囲気の中で壁画を描いていました。そして、ハロウィン・さんま・お月見・秋の運動会など数多くの素晴らしい壁画が出来上がりました。
■作品紹介(一部抜粋)
■最後に
今年で3年目に入った壁画再創造も終わり、合計650mの「壁画再創造」が完了しました。
出島海岸の防潮堤に色鮮やかな壁画が連なり、写真撮影や散歩で楽しめる場所になってきております。
また、地元ボランティアの方による防潮堤周辺の草刈りが進み、見間違えるほどに景観が良くなり、那賀川町の観光資源になりつつあります。
しかし、2.8㎞の「壁画再創造」を完成させることが目標の私たちにとって、まだまだ道半ばであることには変わりありません。
たくさんの人が帰り際に「楽しかったー。」「毎年ありがとうございます。」「来年もまた来るね!」等、たくさんのうれしい言葉をいただきました。
そのような言葉を活力とし、これからもこのプロジェクトを継続していく中で、認知と支援の輪を広げること。
コロナウイルスが終息した暁には、県内外からのお客様でいっぱいになるようなプロジェクトになるようにするにはどうしたらよいのか。など、
課題や改善点はまだまだあるように思います。
次世代の子供たちまでこの壁画を再創造できるように、語り継いでもらえたらと思っています。
今後ともこのプロジェクトをご支援・ご協力のお願いをするとともに、温かく見守っていただければ幸いです。
どうかこれからもよろしくお願い致します。
出島壁画再創造プロジェクト実行委員会一同