はじめに
こんにちは このページを見ていただきありがとうございます。
私たちはリカバリーカレッジを福岡の地に開校したい!という思いで繋がった仲間です。その中には、精神的なつらさを経験した人、精神科医療や福祉の現場で働いている専門職、大学の研究者などいろんな人が集まっています。
1年間かけて学びあい、力を合わせ、「リカバリーカレッジふくおか」の開校の準備を進めてきました。いよいよ開校できることにワクワクしています。
「リカバリーカレッジふくおか」では、メンタルヘルスとそのリカバリーに関する講座を開催します。
学びたい人は誰もが受講できます。
例えば・・
★うつで休職、退職また苦しんでいる方
★生きていくことに困難やモヤモヤを感じている方
★医療や福祉の専門家
★何を学ぶの?と興味をもった方
★社会と繋がりたいな・・と思っている方
★コロナ禍で孤⽴や強い孤独感を感じている方
★また、つらい思いをしているご本人だけではなく、家族や友人なども受講できます。
リカバリーカレッジは、このような方たちと共に学ぶことで、共感しあえたり、自分らしい生き方を取り戻す場となります。
リカバリーカレッジを受講した方からは、
「メンタルでつらい思いをしているのは私だけではなかった、仲間がいた」
「こころのケアをする方法を知らなかっただけだった」
「私のつらい体験、何とかやってきた体験が人の役に立つんだ」️
という声が聞かれます。
このような場を福岡でも作りたい!と想い、リカバリーカレッジふくおかを立ち上げるにあたって、クラウドファンディングに挑戦することにしました。
ぜひ、ページを最後まで読んでいただけると嬉しいです。
解決したい社会課題
リカバリーカレッジは10年前にイギリスで始まり、世界的に広がりをみせています。 リカバリーカレッジは、学びあうことで、弱っている自分にしてあげられるあたたかな方法や、誰かを大切にできる方法を見つけ、自分らしく生きるリカバリーの旅を応援することを目的に始まりました。
世界各国からのリカバリーカレッジに関する報告によると、利用した方の満足度は高く、とても人気があるそうです。リカバリーカレッジを利用することで、生活の質が上がり、幸福度が高まったという効果も報告されています。
https://imroc.org/resources/15-recovery-colleges-10-years/
リカバリーカレッジを利用したいと思ったら紹介状も診断書もいりません。メンタルヘルスとそのリカバリーに関心のある方は誰でも受講することができます。また国の制度として保障され、 利用料は無料です。
ところが、残念なことに日本はそうではありません。国からの保障がないために、リカバリーカレッジはなかなか増えませんし、ほとんどボランティアでやっています。いつまで続けられるのか、ギリギリのところで何とかやっている状態です。
それでも、気軽に身近な場所に、こころの病から自分を取り戻していく手立てを見つけられる学びの場が他の国と同じようにあったらいい!!関わるスタッフももっと安心してやれる仕組みを作りたい!そして全国に広げたい!とおもい、この2年間、本場イギリスへの視察研修を含め、国内での研修を受講してきました。また毎月、リカバリーカレッジ研究会を行ない、あり方を検討してきました。そして、ようやく今、地元、福岡にリカバリーカレッジふくおかを開校いたします。
このプロジェクトで実現したいこと
1 必要とする方に知ってほしい
リカバリーカレッジは、いわゆる精神疾患を抱えた人だけではなく、病院に行くほどのこともないがストレスで疲れている方、子供が引きこもりの方、メンタルのことに興味がある方など、誰でも学んで欲しい。
そのために広報は充実させたい。
2 誰でも学べるチャンスを提供したい
経済的理由で学ぶ機会を諦めて欲しくない。そのために受講料の補助をしたい。
3 講座を充実させたい
そのために対面による講座、オンラインによる講座を開講したい。
多様なニーズにこたえられるよう豊富な講座を開講したい。講座数を増やすためには資金が必要です。
海外とは違い、日本では国の保障がないため、受講生からの受講料を頂くことで運営されています。そのための潤滑な資金がありません。スタッフはボランテアで働いており、存続自体が難しい現状です。
リカバリーカレッジふくおかでやること
リカバリーカレッジふくおかは「誰でも、自ら選んだ講座を、共に学ぶ場」です。精神保健福祉医療の専門的知識に加えて、そこに集まる人みんなの体験からくる知恵が教科書です。そして、そこからお互いに学びあうことができる場です。
「リカバリーカレッジふくおか」の2021年秋講座の一部を紹介します。
講座は対面講座とオンライン講座(Zoom)の2つの形式で行います。
誰もが、気軽に選択して学べるようにと考えています。
運営・企画・実践は、医療や福祉の専門家と精神的つらさを経験した方とのコ・プロダクション(共創)でしています。
法令に基づく医療、診察行為を行うものではありません。教育的アプローチであり、治療を目的としたものでもありません。精神保健福祉領域の専門職による専門的知識と精神的つらさを経験しリカバリーしてきた人々との経験知を活用した講座を開講します。
受講にあたっては利用規約の同意をいただくことで、安心して受講できる環境を整えております。
受講生が目標を達成できるような、また満足できるような講座づくりを行ないます。そのために、多くの方の意見を取り入れて講座を作ります。
リカバリーカレッジのフィデリティ(基準チェック)に基づいて行い、質の向上に努めます。
リカバリーカレッジふくおか講師陣
運営メンバーの想い
リカバリーカレッジふくおかへの想い (かけるん)
私は精神疾患の当事者ですが、今はリカバリーカレッジの運営に加わってます。
今でこそ、活動的な私ですが、以前はいわゆる引きこもりでした。
自分が変わったのは、精神福祉大会に行ってことからです。今までの景色が変わり始めました。いろいろな方とつながり始めたことで、リカバリーカレッジを知り、直感で自分の役に立つと感じ、行ってみたいと思いました。福岡でリカバリーカレッジができると聞き、ぜひ参加したいと心がおどりました。ネットでカレッジラボという勉強会を知り、参加させていただき、その2か月後には運営メンバーとして迎えていただきました。どうせやるなら、面白いほうを選ぼうと思ったからです。
もちろん、今でも、学生として、リカバリーカレッジで勉強したいとも思ってます。
だからこそ、そんな方と一緒に学びあえたらいいな、と考えてます。
福岡発信で、ネットで開催されることもあるかと思いますが、いろんな方と学びあえて、いろんなことをお互いに吸収できればと思ってます。
時には、楽しく、時には真面目に、一緒に学びあえればいいですよね。
リカバリーカレッジへの想い 馬渡春彦
私は今、53歳になります。実は私の正式な診断(ADHD)がついたのは53歳の誕生日ごろでした。私は幼少期から友達もいなく、学校へ行く意味もわからず何の意欲もなく、ただただ時間が流れるばかりでした。大学卒業後、就職しましたが、仕事は苦労の連続でした。ミスも多く会社に多大な迷惑かけ、会社から逃げました。その後、入退社を10回以上は繰り返しています。上手くいっている時はいいのですが、どこかで破綻して、退社することを繰り返してました。今思えば仕事、人間関係のストレスによるうつ状態で、希死念慮もずっと抱えていました。
40代に入り、前業種に戻る自信をなくし、勧められるまま障害福祉事業に支援者として入りました。そこで学んだ事で、初めて自分の症状に気づき、精神科のクリニックに受診するようになりました。自分が苦しんでいたことの本当の理由に気づきました。
その後、仕事でリカバリーについて学び、今までの自分がいかに遠回りをしていたかに気付かされました。
私は今、リカバリーカレッジと出会い、運営に携わっています。世の中には私みたいに苦しんでいる人達が多いと思います。医療でも福祉でもなく学びの場であるリカバリーカレッジがあって、もっと早くリカバリーについて学ぶ事ができていれば、どんなに楽だったかと考えます。
だからこそ、以前の私のように苦しむ人たちにリカバリーカレッジを知ってもらいたいと強く感じています。
これが私のリカバリーカレッジにかける想いです。
資金の使い道
1 必要とする方に知ってほしい
ホームページの充実、パンフレット等広報費:約20万円
2 誰でも学べるチャンスを提供したい
受講生のための補助金:約30万円
3 講座を充実させたい
オンライン講座の設備費:約10万円
感染対策備品:約10万円
4 その他
返礼品、梱包、送料:24万円
GoodMorningへの手数料:約9万9千円 (9%+税)
実施スケジュール
プロジェクト自体の実施スケジュール
8月22日(日) オープンカレッジ
8月22日(日)第1期受講生受付開始
9月26日(日)第1回入学式
秋講座、毎週土日開講
12月5日 (日)第1回卒業式(卒業&クリスマスパーティー)
令和4年 第2期春講座スタート予定
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最後に
代表挨拶
数あるプロジェクトの中から、私たちのページをご覧くださってありがとうございます!
一般社団法人Lily of the valley(リリー オブ ザ バリィ)代表の市川泉です。
私たち一般社団法人Lily of the valleyは、「わたし まなぶ かなでる」をコンセプトに、こころの病やメンタルヘルスの回復をサポートする活動を行っています。
そしてこの度福岡の地に、共に学び合う場『リカバリーカレッジふくおか』を開校します。リカバリーカレッジは、精神的な不調を抱える方や生きづらさを感じている方が、学ぶことを通して元気に、より自分らしい生活が送れることを目指します。世界に広がりを見せているリカバリーカレッジですが、この新たな取り組みを支える保障が日本にはありません。今回クラウドファンディングにチャレンジして、少しでも私たちのことを知って頂き応援してもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします!
リカバリーカレッジ HP
運営法人 一般社団法人Lilly of the valley
■ 特定商取引法に関する記載
●販売事業者名: 一般社団法人 Lily of the valley
● 事業者の住所/所在地:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神一丁目1-1アクロス福岡1階
● 事業者の電話番号: 「請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。」
●送料:送料込み
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
最新の活動報告
もっと見るご支援をいただいた方へのお礼とお知らせ
2022/05/01 18:46リカバリーカレッジふくおかの設立に向けたご支援をありがとうございました。お陰様で2021年9月に秋学期を開講し、12月に終了することが出来ました。27名の受講生を迎え、ドキドキ、ワクワクな学びの時間をご一緒することができました。ご支援頂いたおかげです。本当にありがとうございました。現在、秋学期の活動の報告をさせて頂きたく、報告書を作成中です。完成までもうあと少しです。2022年度は夏学期、冬学期を開講する予定です。夏学期は5月8日開講式を皮切りに、7月末まで毎週土日に16の講座を開催します。開講間近ではありますが、受講生募集中です。関心のある方のご参加をお待ちしています。ホームページURL https://www.rcfukuoka.com/また、リカバリーカレッジふくおかの母体法人であるLily of the valleyでIMR(疾病管理とリカバリー)の研修も開催します。IMRは、精神保健福祉医療の領域で効果があると言われているプログラムです。研修には、実施するにあたって活用できるワークブックがつきます。精神保健福祉医療費領域の専門職を対象としたものではありますが、こちらも多くの方と学びを共有したいと思ってます。peatixお申込み https://imr-bylily.peatix.comいずれも、みなさまのご参加をお待ちしております。 もっと見る
コメント
もっと見る