MoguraVRさんに初めて取材していただき記事にしていただいたのは2015年7月。当時はまだPsychic VR Labが法人化前でVRの可能性を日々模索し一軒家の一室で寝食を共にしながら実験的な取り組みを行っている時期でした。音楽に合わせVR空間をライブで生成し体験を共有するイベントにご参加いただきとてもいい記事を書いていただきました。それまでメディアへの露出がゼロだった我々にとって非常に大きな励みになったことをすごくよく覚えています。もっと多くの表現者がVRで作品をつくり多くの人が体験できるプラットフォームとカルチャーをつくっていこうという気持ちの後押しになり、それがSTYLYの誕生に繋がりました。非常に感謝しています。
まだまだ黎明期なXR/メタバース市場。その中で、国内最大の専門メディアであるMoguraVRさんの役割はプロダクト・サービスをつくる企業にとっても、業界内外のベンチャーキャピタル・行政・大企業にとっても、XR利用者や一般の人々にとっても、市場の未来に対して非常に大きなものだと思っています。今後、Web3のムーブメントやデバイスの進化を伴ってXR/メタバース市場の大きな成長が期待される中、特に日本企業が世界をリードできるかどうかの重要な役割をMoguraVRが担っていることは間違いありません。
今回のリニューアルがMoguraVRとXR/メタバース市場の発展を加速させ、新たなうねりをつくっていただけることを楽しみにしています。
株式会社Psychic VR Lab 代表取締役 山口征浩