【はじめに】
皆様初めまして。
「天空の花畑 in 志々島」の代表 髙島直宏です。
志々島は香川県三豊市詫間町にある小さな島です。私達はかつて「花の島」とよばれた瀬戸内海の小さな島にかつての賑わいを取り戻したいと活動を始めました。私達夫婦は、88年間志々島で暮らす母を支える為、週末に多度津から通っています。
【私達の地域の紹介】
志々島は周囲4km、瀬戸内海の小さな島です。かつて人口が1000人程でしたが今では17人です。最近移住者やUターン者が定住しましたが母のように志々島育ちの人は数名になりました。島には車も商店もありませんが、大楠という周囲14mの巨木(神木)があります。近年パワースポットとして観光客が増えています。
島は映画の舞台としても注目を集めました。山田洋二監督の「男はつらいよ・寅次郎の縁談」や坂口健二さん主演の「機関車先生」などのロケ地としてスクリーンに登場しています。エキストラで島民の方々も出演しました。
【プロジェクトを立ち上げた背景】
昭和の時代、島全体に花畑が広がり、空から見ると花のパッチワークのようでした。全盛期には小菊、マーガレット、ストック、キンセンカなどを栽培していました。最後の花農家であった母も、父の死をきっかけに花卉栽培をやめました。私達は88歳を迎えるひとり暮らしの母の為に、週末に帰省するようになりました。嫁が母の元気を取り戻す為、花のある生活をさせてあげたいと思ったことから花作りを始めました。荒れた畑や山を整備し、花いっぱいの島にしたいとの思いで続けています。私達はこれまで、花を売ることもせず、人に見てもらうわけでもなく、自分達がこの自然と景色を楽しみ花を育てる喜びがあればいいと思っていました。そしてたまに来られた観光客の方から「きれいですね。大変ですね。」の言葉に癒されて満足していました。
ある時花畑を見た観光客の方から、「この景色を残して欲しい。ずっと続けて欲しい。この花畑と景色に癒されました。」との言葉をいただきました。それからこの花畑と景色を、家族や友人とゆっくり楽しんでいただける場所にしたいと思うようになりました。
【プロジェクトで実現したい事】
・観光客の方にゆっくりしていただく為のトイレを作りたい。
・トイレに水が必要、夏季に花を守る為に水道を引きたい。
・水を上げる為には、ポンプを回す電気が必要なので電気を引きたい。
〈現状〉
今、定期船が2往復しています。ほとんどの方が8:30の定期船に乗り11:25で帰る。11:45に乗り15:55で帰るというパターンです。宿泊者でない限り昼を過ごす人はほとんどいません。ほかの場所を観光して花畑に来ると、花畑にいる時間は約30分程度です。船に間に合うように下りるのです。時間があっても、トイレに行きたくなれば下に下りなければいけません。
〈トイレが出来れば〉
8:30に来て他の場所をゆっくり回ってもらう。昼頃に花畑に来て、花畑でお弁当を食べたりゆっくり話をしてもらい一日中島を満喫して15:55で帰ってもらう。桜の木を200本植えました。桜が大きくなる頃にはコロナも落ち着き、花見をしていただける日が来るといいなと思っています。
〈昨年の夏〉
2020年7月8月の2か月間、島には一滴の雨も降りませんでした。例年ならば夏は台風が来たり、夕立があったりで10日に1回ぐらい雨が降ります。水道施設のない島の花畑はこの雨が唯一の命水でした。異常な日照り日々が続き秋にはすべての芝桜が枯れてしまい全滅しました。この現状を目のあたりにし私達も「復活は無理・もうやめようか」と考えました。その時、88歳になる母が「もう1回だけやってみよう!私も頑張る」この言葉が私たちを後押し、もう1回最初から始めることになりました。9月から翌年1月までの5か月間(毎週末)に枯れた芝桜を除去、畑を耕し肥料を入れ、新しい株を植え付けていきました。植え付け後にはやっぱり水をやらなければなりません。何度も水を運びました。水道の必要性を強く感じました。
芝桜は通常は5年くらい持ちます。その期間の中で少しづつ植え替えしていけば翌年にもきれいな花をさかせてくれます。今後長く花畑を続けるためにはどこかのタイミングで水道施設を充実させなければなりません。
【これまでの活動】
志々島の畑は、水道も電気もありません。もちろん車も耕運機が通れる道もありません。20kg近い肥料や農機具はすべて背中に背負い急なあぜ道を登っていかなければなりません。水やりも同じです。この厳しい環境下の中で、私たちも老いていきいつまで続けられるか心配です。今の花作りは売るわけでもなく、誰かに見てもらうわけでもなく、ただ自分たちがきれいな花が咲いてほしいと思うだけで、一年中草抜きや農作業を行っています。
金銭的にも観光や花畑での収入は全くなく、肥料・農機具・苗・交通費等多くの経費が掛かりますが全て個人の持ち出し金です。今ではようやく春の花の時期には、観光客の方が来ていただけるようになりました。来られた方々は皆さんが瀬戸内海の絶景と花畑のコラボに感動し喜んでいただいています。
〈実績報告〉
2017年 NHK30分ドキュメンタリー番組 「ふたりの花畑」全国放送
2017~2019年 RNCラジオ番組に多数出演(気ままにラジオ等)
2019年 全国花のまちづくりコンクール 個人部門 優秀賞
NHK(香川でいちばん)、RSK(VOICE)、KSB(おじゃま島す)
NHKBS(島旅)等のメディア・新聞雑誌で多数紹介していただきました。
2018年 三豊観光交流局 写真コンクール 佳作
2020年 四国新聞社 写真コンクール2席 (カメラマン 大池孝志様)
2020年 幸せの鐘書 寄贈 塚﨑静紅 様
2021年 太平住宅総合サービス様 カレンダー 掲載
2021年 ウエディングフォト (小豆島 曽我様御夫妻)
【資金の使い道・実施すスケジュール】
皆様からご支援いただいた資金をもとに山の麓から約100mの水道管と電気を引きます。この水を使って春にきれいな花をさかせれるように花畑を作っていきたいと思っています。
そして花小屋近くの休憩所に浄化施設を埋め込み、小さなトイレを作り観光客の方に利用していただきゆっくり楽しんでいただきたいと考えています。
〈スケジュール〉
2021年12月 CF公開プロジェクト終了
2022年1月~ 工事プロジェクト再調整
2月~ 水道工事・電気工事 着手
4月~ トイレ設置工事に 着手
2022年夏までに 工事完了予定
〈見積もり〉
水道設備引き込み工事費 800,000円
電気引き込み工事費 500,000円
トイレ浄化槽埋設工事費 1,000,000円
トイレ設備費 500,000円
トイレ建屋設置費 700,000円
見積金額は、主に材料費との最低限必要な施工費です。
できる限り自己労力を使い工事を行いたいと思っていますのでスケジュールや見積もりに多少の変化が発生します。
そして来年には多くの観光客の皆さんに楽しんでいただきたいと願っています。
【リターン品のご紹介】
リターン品は金額にかかわらず花畑に来島いただいた時に、「支援したよ」と記念のコースターやポストカードを持ってきていただければ、できる限りのお接待を行いたいと思います。人の縁やつながりを大事にしていきたいです。
ご支援いただいた方に下記をリターンさせていただきます。
ポストカードにてお礼のメッセージを送らせていただきます。
また手作りのコースターを送らせていただきます。コースターとして使っていただいてもよいですが、皆様のお気持ち(願い事)等を書いていただき志々島に来島し花畑に奉納していただきたく思います。
今回クラウドファンテイングを実施するにあたり「天空の花畑 in 志々島」のメインイラストを作製・御寄付いただきましたのでキャラグッズや志々島を感じ取れるリターン品を用意しました。
イラスト製作 葭谷増美 様
皆様のご都合にもよりますが、出来る限り物品の返礼品より来島いただき 花畑にご案内しお接待の返礼をさせていただければと思っています。
志々島日帰りツアーご案内(志々島港までの旅費はご負担願います。)
山歩き、農家体験、磯遊び。島めぐりのクルージングとバーベキューまたは島料理の昼食付等、一緒に計画し楽しみましょう。
最後に
今回の水道導入・電気施設工事を乗り切ることができれば施策を講じながら年間を通じての花の管理をし、皆様と共に志々島を守っていけると思います。。どうかご支援の程、宜しくお願いいたします。
そしてご支援いただくことと同時に、ぜひ島に来ていただき「天空の花畑」からの絶景をゆっくりと満喫していただきたく思います。皆様とは是非花畑でお会いしたく願います。
現在インスタグラムにて花畑情報を配信しています。ぜひご覧ください
インスタ sisijimaxにて配信中! #天空の花畑 。
■ 特定商取引法に関する記載
●販売事業者名: 髙島直宏
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請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
● 事業者の電話番号:
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●送料:送料込み。ツアー型については別途、プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
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2021/12/07 20:12KSB瀬戸内海放送さんで紹介していただきました。後わずかですが最終最後まで応援お願いします。この40日間多くの方々の温かい気持ちを感じ、受け取りました。感謝、感謝でいっぱいです。ありがとうございました。 もっと見る
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