プロジェクト本文
■ このプロジェクトについて
茨城県水戸市内にあったファッションビル・サントピアの8ヶ月間に及ぶ解体風景を記録した7,000枚を超えるフィルム写真の中から、999枚を収めた重量1.7kgを超える、かなりナウい記録写真集の出版を実現する為のプロジェクトです。
1978年5月26日、茨城県水戸市南町1丁目に、渋谷のパルコに次いで日本で二番目に古いとされるサントピアはファッションビルとしてオープンしました。コムデギャルソン&ワイズやメンズ・ビギなど当時の最新ファッションブランドを筆頭に、衣類からアクセサリー等の販売のほか、カフェやイベントフロアからアートマテリアルや書籍を扱うカルチュアフロア等があり、中規模の地方都市としてはかなりナウい試みだったとされています。1980年代バブル全盛期のバーゲンセールでは、県内外からセール品を求める若者(通称:サントピアン)達が数百メートルにも及ぶ大行列をなし、その光景は水戸の町中の風物詩となりました。地元の高校生達がバーゲンセールの為に学校を休むことが社会問題となり、セール開始時間を下校時間後に変更したという逸話も。また、7階にあったライブスペース“サウスコア”では「米米クラブ」や「プリンセスプリンセス」など当時絶大な人気を博していたバンドがこぞってライブを行っていました。しかし、バブル崩壊後、時代の流れと共に水戸の町は衰退の一途をたどり、サントピアも2007年5月末日に閉館。その後解体されること無く9年間放置されていましたが、2016年5月解体工事が始まり、同年12月末日に解体工事が完了しました。
時代に取り残され、解体されゆくサントピアの最期の風景を収めた、今回の出版プロジェクトを通じて、少しでも多くの方にサントピアの思い出を共有していただけたら幸いです。
出版の実現に向けたご支援、どうぞよろしくお願い致します。
【見本】
■ かなりナウい記録写真集「サントピアの解体」の内容
書籍名:『サントピアの解体』/写真・編著:矢口克信/判型:A5判(横210×縦148mm)/重量:約1.7kg/項数:1008ページ/印刷:オフセットフルカラー/発行元:ワシントン現代藝術センター/刊行:2018年春/内容:サントピアの解体風景の記録写真|解体中のサントピア前で開催されたアートプロジェクト「祭後のバーゲンセール」の記録写真|サントピア内で行われた複数のパフォーマンスの記録写真|編者・企画者による寄稿文。(日・英2カ国語)
ー 考えられるリスクについて
・『サントピアの解体』の編集作業の進行状況によっては、完成時期が遅延する可能性がございますことをご了承下さいませ。編集作業などの制作の進捗状況は「活動報告」にて、随時報告して参ります。
・編集の進行状況によっては、記録写真集の内容に変更が生じる場合がございます。
ー 支援金の使途について
かなりナウい記録写真集『サントピアの解体』製作費
■ ご支援頂いた方へのリターン
◎ 3,510円
・お礼状
・『SUNTOPIA ロゴT-シャツ』×1着
サイズ:メンズXS/S/M/L
カラー:白地に黒インク/黒地に白インク
◎ 3,510円
・お礼状
・『サントピアンT-シャツ』×1着(貝殻ビキニモデル)
サイズ:メンズXS/S/M/L
カラー:白地に黒インク/黒地に白インク
◎ 6,310円
・お礼状
・『サントピアの解体』×1冊
◎ 10,310円
・お礼状
・『サントピアの解体』×1冊
・かなりナウい特製温泉タオル×1個
・お名前を記録写真集の巻末にクレジット
・解体現場から出土したサントピアのステッカー1枚
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