はじめに・ご挨拶
はじめまして。私たちは、大阪府貝塚市を拠点に活動をしている【TEAM BOND】です。
TEAM BONDの代表である私の本業は、地方公務員です。5年前、配属された教育部で子どもたちと出会い、私の人生がはじまりました。
子どもたちと過ごした時間は、私の原点であり、大切な思い出です。
ドッヂボールで負けると悔しくて自然に涙が溢れ、リレーで勝てば飛び上がって喜んじゃう!
綺麗な桜を見上げた春、夏はかき氷が美味しくて、秋にはどんぐりを転がし、冬の寒さも関係なくかけまわる。
もらったプレゼントの中身がネズミのおもちゃだったこともありました。
子どもたちは学校から帰ってくると、一日の出来事を笑顔いっぱいで教えてくれました。
テーマパークに出かけたこと、流行りのグッズを手にしたことを話す子がいる一方で、靴下を履き替えたことを得意げに話す子もいました。
小さな差は、子どもたちが年齢を増すごとに大きくなり、それがいつしか格差になることを私は知りました。
そして、積み重なった格差は、人生を彩る経験や出会いが少なくするだけでなく、未来に希望を抱かなくなることもまた目の当たりにしました。
「夢を持っても意味がない」
「挑戦して何になる?」
そんな言葉を聞く度に、子どもたちには、欲張りなくらい夢をもってほしい!と思うものの、当時の私は、学校最初の一歩」のキッカケもわからず、教育関係者に相談することに、、、
その答えは、
「格差はなくならないよ」
「おかしいと思う」
「だけど、どうしようもない」
未来の見えないセリフが、私の心の奥にモヤを残すことになりました。
本当にできることはないのだろうか…芽生えた疑問は、消えるどころか子どもたちと過ごす時間が増えれば増えるほど、【自分にできること】は何かを考え、小さな行動を起こす勇気につながっていきました。
子どもたちに世界が広いことを伝えるために、まず自分の目と心で知ろうとソーシャルデザインの学校に通い、距離を言い訳にすることなく会いたい人には会いに行きました。
仕事をしながら学校に通うことは、想像以上に大変でした。それでも、私がやり遂げることができたのは、子どもたちの笑顔が近くにあったからだと思います。
コツコツ、一つ一つ。子どもたちと経験を重ねていた4年目の春。
私は、教育部を去ることになりました。
別れが終わりではなく、子どもたちが自分の力を信じることができる環境をづくりに挑戦することを決め、【人生が輝く瞬間をつなげる】ことを理念としたTEAM BONDを立ち上げました。
私たちの主な活動は、子どもたちが安心して学べる無料の学習会【みんなの教室】の実施です。
学習会と言っても、授業やテストはなく、工作をしながら他者との距離感を知ったり、対話を通じて自分と相手の心に触れることを大切にしています。
誰かの人生を変えることはできないけれど、誰か一人の足元を照らす光になることを願い活動を続けています。
このプロジェクトで実現したいこと
子どもたちが、自分の好きや得意を上手く繋ぎ合わせればお金を稼ぐ力になることを知るとともに、お家の方にも、上手くお話ができなくても、早く計算ができなくても、かけっこがビリでも、未来を輝かせる力があることを知るきっかけになることを願っています。
プロジェクトをやろうと思った理由
「うちの子が夢を叶えられるはずがない…」毎月必ず参加してくれている子のお母さんが発した一言。
TEAM BONDの理念や方針に賛同し、活動をはじめた直後から参加してくださっていた方なので、同じ未来を見ていると思っていましたが、私たちは、お母さんの心の中にある不安や心配事を理解していなかったのだと痛感しました。
全ての子どもたちに可能性があると言ってみても、個々が持つ課題をどうクリアすれば、叶えることができるのかを提示できない以上、お母さんが未来に希望を抱くことができない。そして、子どもたちもまた同じなら、、、
夢が持てないなら夢をつくればいい。
一人が怖いならみんなで。
を合言葉にみんなができる「絵を描くこと」に着目し、絵本つくりに挑戦しました。
【みんなの教室】に来てくれる子の中には、字を書くこと、文章をつくることが苦手な子がいます。早く計算ができない子、上手くリズムがとれない子も。
点数で評価されると厳しい状況かもしれません。だけど、それ以上に人を想う心を持っている子どもたちばかりです。
この子たちが将来、自分の可能性を信じて挑んでいけるように、そして、この子たちのご家族もまた未来に希望を抱けることを願っています。
資金の使い道
絵本に必要な材料費、印刷費、端材購入費、クラウドファンディング手数料、絵本送料
リターンについて
大阪府泉南市にある紙でエコする【山陽製紙株式会社】さんの端材をお届けします。創業の精神
『社の為になくてはならぬ人となれ』
の元、歴史を守り、縁を繋ぎ、環境を大切にする姿勢に感銘を受け、今回のリターンをお願いしました。
お届けするのは、山陽製紙さんが製造する工業用クレープ紙「crep paper」です。
工業用クレープ紙「crep paper」はセメント袋の口縫い用テープや電線類を包装する紙として使われてきた素材で、独特のシワから生まれる強度と伸縮性、紙としては珍しい耐水性も兼ね備えた高機能再生紙です。
山陽製紙さんの商品開発コンセプトである「アップサイクル(元の素材や製品より価値あるものを生み出すこと)」に基づき、自然とふれ合い・楽しみながら、守るべき自然を身近に感じるきっかけになるようにと作られました。
とはいえ、どんな良い紙であっても、
「端材ってどうやって使うの?」
と思われる方はこちらを参考にしてみてください。
端材をミシンで繋ぎ合わせ封筒を作成!
小さな端材は、耐水性を活かし、コースターとして使用してきます。
また、ボンドで貼り付けたガーランドは子どもたちにも大人気です。
捨てるはずだった端材から生まれた新しい作品。大きさ、形、デザインがバラバラだからこそ味わいのあるものばかりです。
みんな違うから面白い!
#MARUの絵本が伝えたいことがリンクした素敵な紙をぜひ楽しんでください。
【3000円】
絵本1冊と端材3枚程度
【5000円】
絵本2冊と端材5枚程度
【10000円】
絵本3冊と端材10枚程度
※端材の柄、大きさは子どもたちがステキだと思う組み合わせをお届けします。
スケジュール
2021年12月 クラウドファンディング開始
2022年2月中旬 絵本印刷
2022年3月以降 順次発送
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
最後に
私たちの存在はとても小さいものです。そして、そんな私たちの挑戦はとってもとっても小さな行動です。
それでも、私たちは、1%でも誰かの未来を照らすことができる可能性があるなら挑みたいと思い立ち上がりました。
はじめてのことばかり。たくさん失敗をしました。子どもたちも友達の気持ちに耳を傾けることができず、バラバラになった時があります。私は、公務員であることから思うように動けず退職も考えました。
そんな時、私たちの活動を見守ってくださる方々が手を差し出し、私たちは諦めることなく、道標を見つけることができました。
たくさんたくさんたくさん、本当にたくさんの優しさと愛のお陰で今があります。このご恩を私たちは、子どもたちに返していき、より輝く未来に繋げていきたいと思っています。
設立から3年目の挑戦。私たちTEAM BONDと一緒に#MARUの絵本をつくってください。
よろしくお願いします。
■特定商取引法に関する記載
●販売事業者名:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
●事業者の住所/所在地:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
●事業者の電話番号:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
●送料:送料込み
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
最新の活動報告
もっと見る目標金額達成。ありがとうございました。
2022/01/27 21:27たくさんの方にご協力いただき、クラウドファンディング目標金額に達成しました!!!本当にありがとうございます。この知らせを受けた昨日は、私の人生に光を照らしてくださった恩人のお誕生日。そんな素敵な日に成功の報告ができたことを心から嬉しく思います。皆さま、本当にありがとうございました。クラウドファンディング終了まであと4日。ご支援いただいたお金の許す限り、#MARUの絵本 を作成し、絵本を手にする機会がない子どもたちに届けたいと思います。一冊の絵本で未来に挑戦!最後まで応援よろしくお願いします。 もっと見る
まきねぇから皆さまへ
2021/12/20 20:18#MARUの絵本〜まきねぇから皆さまへ〜*・゜゚・*:.。..。.:*・ .。.:*・゜゚・* ゚・*: .。.:*・えっ、MARUだけ?そうなんです、MARUだけなんです。うんうんとすぐひらめいたMARU、じっくり考えてゆっくり描いたMARUなどいろんな思いが詰まったMARUです。そんな個性溢れるMARUの絵本…ぜひ見て頂けたらなぁと思います☺︎゚・*:.。..。.:*・ .。.:*・゜゚・* ゚・*: .。.:*・゜゚・*私の大切な大切な仲間が考えてくれた文章です。#MARUの絵本小さな挑戦の先に見える景色は、大きな希望の始まりだと信じて、私たちは歩み続けます! もっと見る
Nちゃんから皆さまへ
2021/12/18 11:42#MARUの絵本〜Nちゃんから皆さまへ〜♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪この#MARUの絵本は、みんなが色んな想像をして作った絵本です。私は、おもしろい、カラフルな、MARUを書きました。さて、どんなMARUになったかな?ぜひ買って読んで見てください♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪小学生3年生。元気いっぱい!アイデアいっぱい!作ってくれた文章もワクワクを感じさせてくれました。#MARUの絵本絵本の最後は白紙です。あなたが思うマルを描いてください。子どもたちとは違うマルは、【違いを認め、違いを楽しむ】その輪を広げていくのだから。 もっと見る
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