出雲市内の公立中学校で、総合的な学習で講師依頼がありました。
中学3年生対象の、キャリア学習ということです。
起業家・Uターン・Iターン者による講話ということで、地域の良さ、課題、起業にあたっての経験談などをお話ししました。
じつは、出雲市は2015年以来、右肩上がりで人口が増加しています。
また、米国サンタクララ市と姉妹都市となっています。
同市は、インテル社があるシリコンバレーの中心都市です。
出雲市との共通点も多いのです。
いってみれば、出雲市は日本のシリコンバレーの都市といえるのでは。
インテル社に相当する企業としては、島根富士通、出雲村田製作所などなど。
いずれも、最先端の企業です。
いまや、ノートパソコンの生産は海外に移転され国内生産はわずか、そのひとつが島根富士通です。
村田製作所のつくる高性能コンデンサーは、スマホには1台につき700個も使われているし、乗用車には3000個も使われているといわれます。
また、島根県松江市には、プログラミング言語の製作者もいらっしゃいます。そのご縁で、同市にはオープンソースラボがあり、起業の拠点ともなっているようです。
出雲市から広島・岡山、さらに大阪、東京へと出ることを考えるのもよし、地域で先端企業につとめたり、起業するもよし。
そんなお話をさせていただきました。
直後の生徒からの反応としては、「他の都市に出ることを考えていたが、出雲市をあらためて見直したい」というような感想をききました。
こんなにたくさんの皆さんを前にお話ししたのは、初めてで、うれしくなりました。