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アジア象と象を守る人々の物語を通して自然、動物、人のつながりを見直す映画の制作

コロナ禍で観光客が消えたタイ。象の観光施設は閉鎖が続き約3700頭の象が飢餓や病気で苦しんでいる。タイの観光を支える象は苦難の運命を生きてきた。その象たちを懸命に守る人々がいる。言葉をもたない「エレファントの叫び」に耳を傾け、象と人間の物語をドキュメントすることで自然、動物、人のつながりを見直す。

現在の支援総額

1,602,000

106%

目標金額は1,500,000円

支援者数

145

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/10/11に募集を開始し、 145人の支援により 1,602,000円の資金を集め、 2021/11/28に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,602,000

106%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数145

このプロジェクトは、2021/10/11に募集を開始し、 145人の支援により 1,602,000円の資金を集め、 2021/11/28に募集を終了しました

コロナ禍で観光客が消えたタイ。象の観光施設は閉鎖が続き約3700頭の象が飢餓や病気で苦しんでいる。タイの観光を支える象は苦難の運命を生きてきた。その象たちを懸命に守る人々がいる。言葉をもたない「エレファントの叫び」に耳を傾け、象と人間の物語をドキュメントすることで自然、動物、人のつながりを見直す。

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アジア象 の付いた活動報告


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皆様お元気ですか? 撮影は順調?に進んでいます。ドキュメンタリーですからいろんなことが起こります。映画の撮影中に登場人物でお亡くなりになる方もいます。事故も起こります。撮影は長丁場ですので、戸惑ったり、素晴らしい出会いあります。これぞドキュメンタリー映画の醍醐味かと思っています。一つ報告です。Tokyo Docsというドキュメンタリー映画の登竜門と言っても良いかと思いますが、日本を含むアジアの国々の優れた企画の海外展開をサポートするイベントです。毎年、日本やアジアからドキュメンタリー映像企画を募集してその中から優秀な企画を選び、11月2、3日に日本国内&海外のテレビ局、映画配給会社(ネットフリックスなども)、映画プロデューサーなどの前でプレゼンをします。簡単に言えばお見合いみたいなもので、マッチングできれば海外のテレビ局や映画配給会社、ファンドなどの協力を得て国際的な映画祭での上映、配給や海外放映の近道になります。日本、アジアからの応募から日本サイドから10本、アジアサイドから10本選ばれました。僕たちはタイで制作しているのでアジア枠です。応募総数は正確には分からなないのですが、150以上の企画から選ばれたのではないかと思います。ちなみに2017年が130の応募がありました。応募数は年々右肩上がりなので、推定150としました。さて、11月ピッチ(プレゼンテーションのこと)に向けて7回以上の講習会があります。海外のプロデューサー、配給会社向けなのでピッチは全て英語で行います。そのためにピッチや予告編のアドバイザーが準備されています。僕たちのアドバイザーはベルギー人の経験豊富な方です。しっかりと学び、良いピッチを作れるよう全力を尽くします。その過程もまたここで報告します。では、暑い夏、お体をご自愛下さい。奥野安彦 佐保美恵子上記は撮影地の一つであるカレン・エレファントホームです。8月には正式に再開する予定です。是非、皆さんにも訪れて頂きたいエレファントキャンプです。


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ご支援いただいた皆様関心のある皆様活動報告です。6月10日、11日、カレン・エレファントホームでの田植えを撮影して来ました。これがその時の映像1と映像2です。カレン族にとってお米は彼らの暮らしの核心部分になります。お米があってこそ生きていけると考えていますし、そのお米を一緒に作ることで共同体の結束を保っています。田植えのをする村人のそばに兄弟象のカムンとドドがいます。こうして村の暮らしに溶け込んでいる象はタイでも稀です。多くは鎖に繋がれたままです。映画ではその背景に迫っていきます。北タイでは本格的な雨季も始まっています。雨が続くと寒いくらいです。また報告します。奥野安彦


映画のタイトル
2022/06/08 12:08
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皆様お元気ですか。今日は映画のタイトルのお知らせです。当初は「エレファントの叫び/Roars of The Elephant」としておりましたが、撮影を進めていく中、叫びというより、叫べない苦しみの方が大きいのではないかと思うようになり、スタッフと議論を重ねてこのタイトルにしました。「UNSPOKEN SOULS」日本語にするなら沈黙の魂という感じです。象たちはもちろん感情は見せたりしますが、象たちの心内までわからない。世界中で開発が進み、森林が失われていく、人間に翻弄される象たち野生動物や家畜象たちの暮らし。それを意言い表すタイトルになると思います。今週末はカレンエレファントホームで田植えがあります。金曜日から泊まりがけで撮影に行きます。また報告します。では、皆様お体をご自愛下さい。奥野安彦


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皆様へ日本はもう夏ですね。北タイは真夏が終わり雨季に入りました。毎日、スコールがあります。山は茶色から彩が変わって新緑が美しいです。撮影はまだまだ続いています。来週にはカレン・エレファントホームでは田植えを行う予定。村人たち総出で行います。田植えの側ではドドとカムンがのんびりと草を食べている風景が見られるのではないかと思います。撮影が終わったらまた報告します。ドキュメンタリーですから何が起こるかわからない。予期しないことも多々あってその度に出動して撮影を行なっています。撮影はまだ道半ば、映画の中の登場人物/象キャンプのオーナーが病気で亡くなることがありました。残された象たちと大きな土地。巨額の遺産です。遺産をめぐる争いが勃発。映画を撮り始めて最初に思ったことが「象はお金」です。その言葉通りお金は人を狂わせる。この結末はどうなるのか。今もフォロー中です。撮影を続けていると人新生(人類の活動が、かつての小惑星の衝突や火山の大噴火に匹敵するような地質学的な変化を地球に刻み込んでいることを表わす新造語。)の時代だと実感します。象たちを守りたくても象たちが住む森がない。私たちが撮影している村から象を保護しているコミュニティーフォーレスト(市民の森)まで20キロほどあります。象たちがイベントで村戻ってきたことありました。イベント終了後、コミュニティーフォーレスト(市民の森)まで帰るのですが、その道のりを象たちと共に歩きました。そこで目にしたのはまさしく人新生です。山間を歩くのですが、丘陵は全て丸裸。まるで砂漠の中を象が歩いている。タイは開発のためにこの100年で75%以上も森を消失しています。象が住む世界はどんどん狭まり人間との衝突も起きています。その森の消失は人間の営みにまで大きく影響しています。水不足です。本来、撮影地は山間部で水が豊富なはずですが、保水する木がない。象を通して様々なことが見えてきます。また報告します。奥野安彦