皆様
お元気ですか? 撮影は順調?に進んでいます。ドキュメンタリーですからいろんなことが起こります。映画の撮影中に登場人物でお亡くなりになる方もいます。事故も起こります。撮影は長丁場ですので、戸惑ったり、素晴らしい出会いあります。これぞドキュメンタリー映画の醍醐味かと思っています。
一つ報告です。Tokyo Docsというドキュメンタリー映画の登竜門と言っても良いかと思いますが、日本を含むアジアの国々の優れた企画の海外展開をサポートするイベントです。毎年、日本やアジアからドキュメンタリー映像企画を募集してその中から優秀な企画を選び、11月2、3日に日本国内&海外のテレビ局、映画配給会社(ネットフリックスなども)、映画プロデューサーなどの前でプレゼンをします。簡単に言えばお見合いみたいなもので、マッチングできれば海外のテレビ局や映画配給会社、ファンドなどの協力を得て国際的な映画祭での上映、配給や海外放映の近道になります。
日本、アジアからの応募から日本サイドから10本、アジアサイドから10本選ばれました。僕たちはタイで制作しているのでアジア枠です。応募総数は正確には分からなないのですが、150以上の企画から選ばれたのではないかと思います。ちなみに2017年が130の応募がありました。応募数は年々右肩上がりなので、推定150としました。
さて、11月ピッチ(プレゼンテーションのこと)に向けて7回以上の講習会があります。海外のプロデューサー、配給会社向けなのでピッチは全て英語で行います。
そのためにピッチや予告編のアドバイザーが準備されています。僕たちのアドバイザーはベルギー人の経験豊富な方です。しっかりと学び、良いピッチを作れるよう全力を尽くします。その過程もまたここで報告します。
では、暑い夏、お体をご自愛下さい。
奥野安彦 佐保美恵子
上記は撮影地の一つであるカレン・エレファントホームです。8月には正式に再開する予定です。是非、皆さんにも訪れて頂きたいエレファントキャンプです。