こんにちは、合同会社BlankMap共同代表の山本凌万(やまもとりょうま)と申します!
広島出身、大阪府八尾市在住の近畿大学3回生です。総合社会学部に所属し、環境やまちづくりについて学んでおります。
2021年8月に学生が活躍できる社会を作る、アート思考なまちづくりを実現することを目的に大学の同級生と起業して合同会社BlankMapを立ち上げました。
このプロジェクトは私たち「合同会社BlankMap」と協働の取組づくりやボランティアコーディネートを行う『World Seed』が協働で行うプロジェクトです。
淡路良平:近畿大学総合社会学部環境・まちづくり系専攻3年
高校生の頃、無個性で良くも悪くも普通な自分や周囲の学生に飽き飽きし、教員という夢を捨てて、違う方向で教育に携わる道を模索し始め、様々な経験を経てまちづくりに魅了される。大学進学後、通年型自己・地域探求学習『まちいくProject』の前身である『K Project』を2019年に運営。翌年の2020年2月、学生団体BlankMapを設立した。2021年8月に山本とBlankMapを法人化し合同会社として活動中。
岡見厚志:大学生のときにWorld Seedを立ち上げる。大学卒業後は、環境省管轄の中間支援組織や八尾市のパートナーシップ協議会の事務局運営などを経て、現在はWorld Seedで、協働の取り組みのコーディネート、ボランティアのコーディネートを仕事として行っている。八尾市の高校で非常勤講師をしていた経験も。
現在は、NPO法人 エコネット近畿副理事長、大阪産業大学非常勤講師も兼任。
野津岳史:大学生のときに若者支援NPOでインターンとまちづくり系のボランティア活動に参加。
卒業後、World Seed職員として環境系イベントの事務局とボランティアマネジメントに従事。
現在はWorld Seedに理事として関わりながら、若者支援NPOで10代の居場所とつながりをつくる事業を運営している。
このプロジェクトでは八尾市にある長屋を改装し、高校生の「やってみたい」を育み、地域と関わることで挑戦を後押しするコミュニティスペースをつくります。
まずはこの事業を始めようと決めた私、山本凌万の話をさせてください。
私の高校時代はいわゆる”イマドキの若者”でした。自分の意見を持たず、言われたことをただこなす日々。
「やりたい」ことよりも「やるべきこと」に目が行くようになり、夢や志を持てませんでした。
「自分のやりたいことって何だろう?」「自分には何ができるんだろう?」受験勉強ばかりで学校以外の場所で活動する機会の無かった当時の私は自分が社会に出て活躍する姿を思い描くことができませんでした。
そんな私が変わるきっかけになったのは八尾というまちとの出会いでした。大学に進学した私は八尾市を拠点に地域で行われるイベントの企画運営を行う学生団体に所属し、ボランティア活動を始めます。ボランティアを通して関わる八尾という地域では出会う人々はイベントの企画を学生に任せるなど成長の機会を与えてくれたり、親身になって相談に乗ってくれたり、我が子のようにかわいがってくれたりと人情に厚く、学生の挑戦を本気で受け止めてくれます。
地域と関わるのは私にとってこれが初めてであり、自らの足で社会に踏み出した初めての経験でした。にもかかわらず、怖いと思うことは一切なくむしろボランティア活動にどっぷりハマり、とことん地域に出て活動したいという想いが強くなりました。大学の友達からはアルバイトそっちのけでボランティア活動をしている変わったやつと思われていたそうです。(笑)
▲八尾での活動の様子
そのくらい八尾での活動は面白く、もっとたくさんの人に出会いたいと思ったし八尾について知りたいと思いました。かつてのやりたいことが分からなくて挑戦をしようとしない自分は見る影もありません。
このように地域に出て活動するようになって芽生えた私の志は、やりたいことがわからなくて悩む学生と地域をつないで、学生のうちに社会で挑戦する機会を創ることです。
今度は私が、若者が「やるべきこと」ではなく、「やりたいこと」に目を向けられるようなきっかけをつくりたい。
そして、自分を変えてくれた八尾という街を、挑戦する若者であふれるもっと素晴らしい街にしたいと考えました。
現在考えているサービスは以下のような内容です。
近鉄八尾駅から徒歩3分ほどの距離にある長屋を改装してこのプロジェクトを実行します。
長屋には、BlankMapのスタッフや学生ボランティアが常駐する予定です。
高校生たちは、カフェのように友だちとおしゃべりをする場所として訪れたり、テスト前にはテスト勉強をしにきたり、ふらっとこの場所にやってきます。
その中で、スタッフともコミュニケーションが生まれ、少しずつ信頼関係を結んでいきます。
高校生との対話の中で「やってみたいこと」をじっくり聞いていきます。少し明確になってきた「やってみたい」を紙に書いて、部屋の中の壁に貼っていきます。
たくさんの「やってみたい」が壁一面に溢れることで、それを見た高校生は、こんなこともやってみたい、と新しい「やってみたい」が自然と出てくるようになります。
様々な企業、NPO、市民団体さんにも長屋に足を運んで頂き、高校生の貼った「やってみたい」の横に「こんな応援がしたい」「こんなお手伝いができる」ということを貼ってもらいます。
これを高校生の「やってみたい」と掛け合わせ、実現を目指します。
全国10万人の高校生に対して東進が行ったアンケートによると、高校生のうち約半数が将来やりたいことや夢がなく、何をしたいのかわからないと答えました。
また、厚生労働省が2020年10月に公表した調査によると高卒で就職した人の三年以内の離職率は39,5%といわれています。
このような結果から「やりたいこと」に出会ったり考える機会がないことが、早期離職の原因の一つだと考えられます。
厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(平成 29 年3月卒業者の状況)」
この長屋は、高校生以外にも開かれた長屋にしたいと考えています。
NPO、市民団体には、月額定額で自分たちの拠点として長屋を活用いただきます。打合せや会議で利用したり、イベントスペースとして活用したり…使い方は自由です。
八尾市には魅力的な企業、NPO、市民団体がたくさんあります。そんな活動を高校生にも知ってもらうために、あえて同じ長屋のスペースを利用していただければと考えています。
World Seedでは、多くのボランティア活動のコーディネートを行っていますが、最近の傾向として高校生のボランティア参加の増加を実感しています。しかしながら、高校生がそういった活動を知るチャンスはとても限られているのが現状です。
この長屋のコミュニティで、高校生とボランティア活動が出会うきっかけをつくりたいと思います。
企業もNPO、市民団体と同じようにご利用いただくことが可能です。
特に企業には、高校生と一緒に実現したいプロジェクトを持ち込んでいただくなど、高校生の「やってみたい」を後押しする立場でこの場所に関わって頂ければと思っています。
八尾市には多くの中小企業がありますが、地元の高校生、大学生の就職先としてはあまり認知されていません。
この長屋のコミュニティで、八尾の企業と高校生の距離を近づけ、地元での就職という新しい進路も提案できればと考えています 。
8月 長屋の改装開始
▲改装前の長屋
▲改装作業中の様子
▲改装後の長屋(まだ細かい作業が残ってますが…)
10月 大学生・社会人を集めてプレイベント開催
▲イベントの様子
11月8日 高校生の利用開始
12月 企業・NPO・市民団体の利用開始
まだ、会社を立ち上げたばかりで想いはあるけれどお金がない。。
改装するのに業者に頼めば数百万。とうてい払えるわけもなく、自分たちの手で改装することに!
いざ改装を始めてみると、次から次へと見つかる問題の数々。。
当初予測していた改装費用から大幅に膨れ上がってしまいました。
現在改装の費用を一時的にWorld Seedに負担してもらっている状況です。
今回皆様に支援していただいたお金は改修費用と設備をそろえるための費用に使わせていただきます。
◎長屋の改修費用の一部 20万円
(掃除、不要物廃棄、床の改修、壁の塗装などの費用)
◎設備等の購入費の一部 10万円
(テーブル、椅子、照明、プロジェクター、スクリーンなどの購入)
◎クラウドファンディング手数料 2万7000円
主催団体紹介
BlankMap
合同会社BlankMapは
「アート思考なまちづくり」「脱・無個性社会の実現」
を達成すべく、総合的な学生支援を行う企業です。
World Seed
「みんながまちに関わり、まちをつくれる社会」
まちのコトを自分ゴトに
まちへの関わり方は色々あります。自治会に入ったり、子ども会に参加したり、お祭りに参加したり…。けれど、近年、自治会や子ども会への加入率も低迷し、お祭りでも人が足りないという現状があります。NPOや市民 団体ではボランティアを募集し、地域や社会の課題に触れる多様な活動を展開していますが、その参加者数は十分といえないところが多いのではないでしょうか。 もっと多くの人たちがボランティア活動などを通してまちに関わり、そして、その経験をいかして、まちづくりや社会課題を解決する主体となって欲しい。World Seedでは、そんなビジョンを達成するために活動を展開していきます。
<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>
■特定商取引法に関する記載
●販売事業者名:合同会社BlankMap
●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:山本凌万
●事業者の住所/所在地:〒581-0004 大阪府八尾市東本町3丁目2-29
●事業者の電話番号:Tel:080-2937-8433
●送料:送料込み
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
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