ご挨拶
こんにちは。
器の修繕をしております「慈・繕 the tsukuroi」と申します。
じつくろいと読みます。
割れたり、欠けたり、ひびが入った陶器を天然の本漆を使ってお直ししております。
一般的に塗料として多くの方に認知されている漆ですが、
塗料としてだけではなく、安全で強力な接着剤として活躍しています。
最近メディアでも多く取り上げられられるようになった「金継ぎ(きんつぎ)」も、
漆を使います。金継ぎも、実は金粉を使うのは最後の仕上げのみで、
仕上げまでの破片の接着や欠けの埋めなどの工程はすべて漆の仕事です。
お手元に、破損した器はございませんか?
ぜひ私にお預かりさせてください。
漆を使って修繕し、また日常でお使いいただける状態してお返しいたします。
金継ぎや銀継ぎも喜んでお承りいたしますよ!
▼金継ぎ・金繕いとは▼
欠け、割れ、ひびなどで破損した陶磁器を漆で繕い、仕上げに繕い部分に金粉を蒔き、破損前とはまた違った魅力を生み出す伝統工芸です。
壊れた箇所を隠すのではなく、装飾としてあえて見せることで芸術的な価値が見いだされるようになりました。室町時代から親しまれているそうです。
海外では金継ぎを含む 漆を使った工芸のことを「japan」と呼ぶほど、日本を代表する伝統工芸となっています。
欠け Before
欠け After
このプロジェクトで実現したいこと
壊れた陶器を天然の漆を使用してお直しいたします。
以前のように使用できる状態にして、お手元にお返しいたします。
お任せいただくお品物は、写真を撮らせていただき、「慈・繕 the tsukuroi」が運営するSNSや、今後作成するパンフレットやHP等の宣材写真として使わせていただきます。
またプロジェクトを通して、様々な陶器を数多くお直しさせていただくことにより、自身の技術向上を目指しています。
プロジェクトをやろうと思った理由
「漆で器の修繕が出来ることを沢山の方に知ってほしい」
「壊れてしまった大切な器を直すことで、皆様に喜んでいただきたい」
「沢山の器を直してより技術を磨きたい」
そのような思いから、プロジェクトを立ち上げました。
通常でしたら破損が大きければ大きいほど料金が高くなるのですが、
今プロジェクトではどんな破損状態でも一律価格でお直しをしております。
傷みが気になる陶器がお手元にありましたら、この機会にお直しをお試しいただけたらと思います。
また、お得な詰め放題のリターンも設定しておりますので、
個人のお客様はもちろんのこと、飲食店をお持ちのオーナー様など、
沢山の器をお持ちの方にもぜひご利用いただけたらと思っております。
これまでの活動
2019年から、広島市内の飲食店を中心に器の修繕の仕事を始めました。
2020年9月、活動を多くの方に知っていただきたく、
″【金継ぎ】器の修繕プロジェクト ”をCAMPFIREで実施しました。
予想をはるかに上回るご支援をいただき、140点ほど器のお直しをさせて頂きました。
2021年7月、広島県大竹市にて開催されたおおたけdeマルシェにブースを設け、
大竹市の地域の皆様から数多くの器をお預かりいたしました。
現在も広島市内の飲食店様の器をはじめ、Instagramを通じて個人のお客様の大切な器を、1点からお直ししております。
資金の使い道
ご支援いただいた資金は、材料費、宣伝費、送料、今後予定している工房設立の資金に使わせていただきます。
リターンについて
ご支援金額に合わせて、陶器を修繕いたします。
今プロジェクトでは修繕箇所の大きさや数は関係なく、一律で金額を設定しております。
詳しくはリターンページをご覧ください。
実施スケジュール
▼プロジェクト終了後の流れ▼
・「お礼のお手紙+ちいさな陶片」は、
ご入力いただいたご住所に順次お送りさせていただきます。
・「おまかせ繕い」「銀繕い」「金繕い」「詰め放題」のリターン は、
ご記入いただきましたメールアドレスへ、器のお送り先をご案内させていただきます。
破損した器をお送りいただく際の送料は、支援者様に御負担いただきます。
お直し後の器をお送りする際の送料は、こちらで負担いたします。
※器の修復にかかる日数は、破損状態やお預かりする器の数によって変動いたします。本漆の特性上、一つの器を修復するのに、3ヶ月〜6ヶ月ほどかかります。沢山の器をお預かりした場合、半年〜1年かかる場合がございます。予めご了承くださいませ。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
まだまだ若輩者ではございますが、漆の修繕を通じて、沢山の方に喜んで頂ける活動をしてまいりたいと思っております。
また、日本の素晴らしい伝統工芸を広めたく思っております。
壊れた器をお持ちの方、この機会にお力をお貸しいただけますと嬉しいです。
どうぞ、宜しくお願いいたします。
★本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
■ 特定商取引法に関する記載
●販売事業者名: 慈・繕 the tsukuroi
●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:フクモト ショウコ
● 事業者の住所/所在地:〒730-0044 広島県広島市中区宝町2-22-2F
● 事業者の電話番号:050-5326-5910
●送料:送料込み
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
最新の活動報告
もっと見る本日プロジェクト最終日です
2021/11/15 11:26こんにちは!「器の修繕プロジェクト」オーナーのフクモトです。本日がプロジェクト最終日となりました。ご支援や応援のメッセージ、沢山のお問い合わせをいただき感謝しております。ありがとうございます!ご自宅やお店に眠っている破損した器がありましたらぜひお任せください。プロジェクトは残り約12時間。どうぞ宜しくお願いいたします。 もっと見る
修繕した器のご紹介(錫仕上げ)
2021/10/19 16:57陶器の修繕プロジェクト オーナーのフクモトです。いつもありがとうございます。こちらの活動報告では毎日一品ずつ、お直ししたお品をご紹介したいと思います。▼蕎麦猪口・錫(すず)仕上げ▼個人のお客様からお預かりした器です。大きめの欠けと、そこからひびがのびていました。欠けは石粉と漆を混ぜたパテで形を作ってから、漆を塗り下地を作ります。ひびにはまず漆を染み込ませて、これ以上ひびが伸びないようにします。錫粉のざらざらっとした渋めの風合いと、蕎麦猪口のグラデーションのような焼き色が良いバランスとなりました。 もっと見る
修繕した器のご紹介(錫仕上げ)
2021/10/18 15:20陶器の修繕プロジェクト オーナーのフクモトです。いつもありがとうございます。こちらの活動報告では毎日一品ずつ、お直ししたお品をご紹介したいと思います。▼正方形鉢・錫(すず)仕上げ▼個人のお客様からお預かりした器です。鉢の角が大きめに欠けていました。石粉と漆を混ぜたパテで形を作ってから、漆を塗り下地を作ります。今回の仕上げは錫(すず)です。錫粉はざらざらっとした風合いと手触りが特徴で、渋めな仕上がりになります。また、銀と違って色変わりがしないのも錫の特徴ですね。・・・明日も錫仕上げのお品を一品、ご紹介いたします。引き続き宜しくお願いいたします。 もっと見る
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