はじめに・ご挨拶
早稲田大学3年、文学部演劇映像コースに在籍する高山凱(たかやま かい)と申します。
大学進学後、映像・映画制作を行う団体「From.H映像制作チーム」を立ち上げ、東京を中心に活動しています。
まずは、これまでの経緯について説明いたします。
僕は東京出身ですが、小学校卒業後に佐賀県唐津市にある早稲田佐賀中学・高等学校に進学しました。中高6年間、地域の人の温かさに触れ、多くの歴史を学び、豊かな自然に囲まれて過ごす中で、唐津が大好きになりました。大学進学後も半年に1回は足を運んでおり、僕にとって安心感がある第二の故郷です。「お世話になった唐津に、自分ができることで恩返しをしたい」。そんな思いから、唐津を舞台にした映画制作を考えました。唐津を知る前の僕のように、佐賀県のこと、唐津のことをあまり知らない人たちに唐津の素晴らしさを伝えたい。実際に足を運んで実感してほしいー。新型コロナ禍で今すぐは難しいかもしれませんが、収束後に行きたいと思っていただける映画を作りたいと思い、プロジェクトを始動する運びになりました。
内容は、唐津市を舞台に、「人生」をテーマとした90分映画の制作です。
※概要は下に記します。
説明が長くなりましたが、ここからが本題です。
このプロジェクトを進めるに当たり今年1~3月、制作費などに当てる必要資金の一部をご協力いただければと、クラウドファンディングを実施しました。目標金額は1,039,597円でしたが、みなさまのご支援のおかげで達成することができ、8月上旬から佐賀で撮影を開始しました。しかし、佐賀県で新型コロナ感染者が急増し、感染状況が悪化。 本作品の制作には地域の方々をはじめ、唐津市役所や地元の観光協会など多く関係者の協力を得て成り立っているため、断腸の思いで撮影を中断しました。続行も検討しましたが、地域に迷惑をかけないためにも、今夏の制作の延期を決めました。応援してくださった方々には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。お伝えしていた期限内に形にできず、誠に申し訳ございません。
制作を諦めたわけではなく、時期をみて必ず実施する覚悟です。
ただ、佐賀入りをして撮影が始まっていたため、延期となったにもかかわらず宿泊費や機材運搬費などの負担がかかり、正直資金の体力がきついのが実情です。
再度撮影を再開するにあたって、宿泊費や機材運搬費。コロナ禍でも延期をせずに撮影を行えるだけの対策費用が必要になると考えております。
そこで、再度みなさまにご支援を賜りたいと思い、2回目のクラウドファンディングを決意した次第です。
春の撮影においては、コロナ対策費用を確保。状況悪化を受けても延期とならないよう対策を万全に行い望ませていただきます。(※ 万が一、状況が現状以上に悪化した場合には撮影前に延期を決定。同クラウドファンディングの予算を使用しての再撮影を行います。)
そのため、映画は必ず完成させリターンの方を発送させていただきます。どうぞよろしくお願い致します。
※以下8月上旬の撮影風景
このプロジェクトで実現したいこと
佐賀県唐津市を舞台に「人生」をテーマとした90分の長編映画を制作。
その制作・上映を通して、佐賀県そして唐津市の魅力を多くの人に知ってもらい、足を運んでもらうことを目標としています。
プロジェクトをやろうと思った理由
東京出身の僕ですが、中高6年間佐賀で過ごし多くのことを学び、成長しました。それと同時に「人の温かさ」や「歴史の深さ」、「自然の美しさ」といった魅力や素晴らしさにも触れました。大学に進学した今でも半年に一度は帰るほど僕にとっては故郷のような安心感を与えてくれる場所でもあります。
ですので、僕の得意とする映画制作で何かしら恩返しができないかと考え、今回のプロジェクトを立ち上げました。
8年前の僕の様に佐賀県のこと、唐津市のことをあまり知らないであろう多くの人にその魅力に知ってもらいたい。そして、足を運んでもらいたい。コロナ禍で、今すぐにというのは難しいかも知れませんが、いずれ行きたいと思えるような一歩を僕の映画をきっかけに踏み出してくれたらと思っています。
僕の立ち上げた映像制作チーム、From.H(From.Here)は『ここから』という意味があり、日本から世界に通用する映画を作るという僕自身の夢が込められています。
今回のプロジェクトはその前進として、『佐賀・唐津から』日本全国の人に見てもらえる映画を作ることを目標として8年で培った知識や経験を総動員して本気の一本を作り上げます。
延期を通して
大学三年生の夏。焦る気持ちも正直ありましたが、唐津市の皆様や応援してくださっている皆様。そして、制作するメンバー。全員が笑顔でこの作品の制作を進めていけるように。そして、完成させるために今回、このような決定をしました。
撮影再開目処は3月です。約半年。この期間でより良い作品に出来るようより全力で制作にのぞませていただきますのでどうぞよろしくお願い致します。
映画「せせらぎ荘」 ー概要ー
○テーマ
どんな時代に生きても、どんな歳になっても失敗は経験する。そして、自分が望んでいた道でなくとも私たちは道を見つけてまた歩みはじめる。そしてそこには人の温もりがある。
○作品概要
三つの時代、三人の人間。失敗によって道が閉ざされ別の道に進んだもの。失敗をしたが諦めきれずその道を歩み続けたもの。失敗を恐れ、何にも挑戦せずにいたが新しく道を歩み始めたもの。その歩みには人の温もりがあり、形は違えど皆人生という同じ道を歩く。
・妻子に恵まれ幸せな家庭を築いていた男性。 田舎で大した仕事にはついていないが幸せな日々を送っていた。しかし、ある日会社が倒産し、 仕事を失ってしまう。仕事を探すも見つからず、お酒に溺れるようになる。見兼ねた妻にも出て行かれてしまい人生の意味を失う。立ち直れずどん底の日々を過ごしていたが、周りの人の温もりに触れ少しずつ前を向くようになる。贖罪として、妻子に手紙を書き始めた男性。周りが自分にしてくれたように、自分も誰かの役に立てないだろうか。誰かの居場所を作ってあげたい。そう考えせせらぎ荘と名付けた民泊を始める。
・小説家を目指している吃音症の青年。 コンテストへの応募、出版社への売り込みを続けているもののなかなかうまくいかない。そんな中、他人の文章を書く仕事(雑誌のコラム)をオファーされる。同棲している彼女のためにもと 思い、仕事を受ける青年。しかし、徐々に自分の文章を書かなくなり、コンテストにも出さなくなる。心配する彼女と口論になり家を飛び出す。弱い自分を痛感するのであった。ふと目に留まったポスターを片手に唐津に訪れ、せせらぎ荘に泊まる。同じ旅人である写真家の女性や鳩麦荘の主人との関係を通して、「喋れない自分が思いを他人に伝える唯一の方法が文章を書くことである」という、小説家になりたかった理由を思い出す。青年はまた小説を書き始める。
・失敗を恐れて挑戦をしない少女(高校生) 他人を失望させたくない。恥ずかしい思いをしたくない。なら最初から挑戦しなければいい。 東京で暮らしていた少女は母親の病気が原因で祖父が営んでいるせせらぎ荘に引っ越し、手伝いをしながら暮らすことに。転校先の学校で東京に出て役者になりたいという少年と出会う。文化祭の準備を通して徐々に惹かれていく少女。最後、少女は小さな挑戦をする。そして笑う。
それぞれの話が並行して進む。失敗、挫折そこからの成長。そして無関係に思えるこの複数の話が絡まっていく。
監督紹介
□高山凱(たかやま かい)/ 21歳
□早稲田大学3年 文学部演劇映像コース
□From.H映像制作チーム 代表
高校1年生から映画制作を開始、現在6年目。高校時、NHK杯全国高校放送コンテストで全国3位。大学進学後に映像制作チームFrom.Hを設立。映画制作を中心にPV(唐津市プロモーションビデオの制作)やMVなどの映像作品の制作も行う。
Instagram:https://www.instagram.com/kai_takayama/
これまでの実績
これまでの私の活動実績をご紹介していきます。
・第40回佐賀県高校放送コンテストテレビ番組部門最優秀賞
作品名「色を忘れた腕輪」
・第64回NHK杯全国高校放送コンテスト佐賀県大会創作テレビドラマ部門最優秀賞
作品名「夢を忘れた君へ」
・第41回佐賀県高校放送コンテストテレビ番組部門優良賞
作品名「私は」
・第65回NHK杯全国高校放送コンテスト佐賀県大会創作テレビドラマ部門最優秀賞
作品名「delete」
・第65回NHK杯全国高校放送コンテストテレビドラマ部門優秀賞
作品名「delete」
・平成30年度佐賀県教育委員会表彰
大学進学後も、youtubeのプロデュースや映像・映画制作を行ってきました。
参考として、2020年10月に制作した作品とそのメイキング映像を載せておきます。
本編 映画「First Flight」
https://www.youtube.com/watch?v=Ck6jVgWms2Q&list=PLvy-FyToK7lJpaBF-wNdHEe09Sbf4bpfm&index=7
映画「First Flight」 メイキング映像
https://www.youtube.com/watch?v=z0Hjbvi6Hwo&list=PLvy-FyToK7lJpaBF-wNdHEe09Sbf4bpfm&index=2
リターンについて
1. ¥1000
エンドロールへの記載(協力者として記載)
2. ¥3000
エンドロールへの記載(協力者として記載)
(オンライン) 上映会への招待
3. ¥5000
エンドロールへの記載(協力者として記載)
(オンライン&オフライン) 上映会への招待
4. ¥10000
エンドロールへの記載(協力者として記載)
(オンライン&オフライン) 上映会への招待
制作した作品の映像データ(DVD/郵送)
5. ¥15000
エンドロールへの記載(協力者として記載)
(オンライン&オフライン) 上映会への招待
制作した作品の映像データ(DVD/郵送)
メイキング映像、NGシーン集のデータ(DVD/郵送)
6. ¥30000
エンドロールへの記載(特別協力者として記載)
(オンライン&オフライン) 上映会への招待
制作した作品の映像データ(DVD/郵送)
メイキング映像、NGシーン集のデータ(DVD/郵送)
7. ¥50000
エンドロールへの記載(特別協力者として記載)
(オンライン&オフライン) 上映会への招待
制作した作品の映像データ(DVD/郵送)
メイキング映像、NGシーン集のデータ(DVD/郵送)
撮影現場への招待
8. ¥100000
エンドロールへの記載(特別協力者として記載)
(オンライン&オフライン) 上映会への招待
制作した作品の映像データ(DVD/郵送)
メイキング映像、NGシーン集のデータ(DVD/郵送)
撮影現場への招待
作品への出演(希望制)
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
※著作物の権利は監督(オーナー)に帰属します。(無断公開・転載は禁止となります。)
ー上映会ー
*日程 6月1日(予定)
*場所 佐賀県・東京都 両方での上映を考えております(予定)
*在庫数の設定はございません。
*交通費・滞在費は自己負担となります。
※上映会に関しましては、オフラインとオンラインでの開催を考えています。しかし、状況によってはオンラインのみとなってしまう可能性がございますのでご了承ください。
※有効期限:指定上映日のみ(日程未定)
ー現場への招待・作品への出演ー
*日程 3~4月(予定)
*場所 佐賀県・東京都 (選択可能)
*在庫数の設定はございません。
*支援者の交通費や滞在費について →交通費往復分(最大3000円)のみの支給となります。
※ご協力頂いた方には私自身から御礼の御連絡をさせて頂きます。
※有効期限:撮影期間内(2月11日〜4月2日 撮影日以外を除く)
資金の使い道
映画の制作費として大切に使わせて頂きます。
制作費の中身としては、
○移動・宿泊費:1,220,000円
・宿泊費 …20,000円×41泊 =820,000円
・移動費(東京~福岡間 飛行機往復30,000 ×スタッフ10人) …300,000円
○故障機材費:281,050円
…今回の撮影で故障してしまった機材を次回までに補填するためのものとなります。
ー機材費概要ー
・Sachtler カーボン3段三脚 165,550円
・small HD INDIE 7 115,500円
○ロケーション費:11,400円
・道路撮影許可…2,400円×2(東京・佐賀)
・高校…9,000円(一時間3000円×3時間)
○衣装費:200,000円
…撮影時期の変更(夏→冬)により、必要衣装が大幅に増加した分になります。
予算 一役20,000円 ×10役分
○荷物運搬費:262,000円
…片道131,000円×2
○コロナ対策費用:50,000円
…次回の撮影の際には対策費用を捻出。撮影続行を決定するための費用になります。
計 2,024,450円
となります。
実施スケジュール
現在 脚本見直し段階
9月~ 演技練習・小道具の準備
11月上旬 クラウドファンディング終了
2月7日 佐賀入り→事前準備
2月11日 撮影開始(佐賀)
3月19日 撮影終了(佐賀)
3月23日 撮影開始(東京)
4月2日 撮影終了(東京)
4月〜 編集/楽曲制作
…本編編集/ メイキング映像の編集
6月上旬 公開予定(オンライ/オフライン上映会)
リターン発送
※上映会の日程は変更の可能性がございます。詳しい日程・場所等は追って連絡致します。
最後に
学生だからこそ出来ることもあると考えていますが、一介の大学生に出来ることなど限られているというのもまた現実です。
ぜひお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。
<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>
■特定商取引法に関する記載
●販売事業者名:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
●事業者の住所/所在地:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
●事業者の電話番号:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
●送料:送料込み
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る『Tokyo film award』 銀賞受賞!
2022/09/08 11:04▼ご報告▼『Tokyo film award』という映画祭の『ベストアジアンフィルム』というカテゴリーで銀賞を頂きました!残念ながら、コロナウィルスの影響でイベントはオンラインで行われるとの事です。また、惜しくも銀賞との事ですが、他の映画祭で金賞を勝ち取って来たいと思います。引き続き、応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 『せせらぎ荘』 監督・脚本 高山凱 もっと見る
コメント
もっと見る