僕はそんな経験から、自分の表現のフィールドを見つけ「好きをとことん追い求める人生」を選択しました。
体操に関して才能はありません。苦手です。性格も向いていません。極度の怖がりです。高いところも苦手で、ジェットコースターも苦手です。次の日に点滴を打った経験があります。だけれども好きなもんは好きです。
真剣に取り組んでいると、有り難いことに人は手を差し伸べてくれます。
僕の体操技術は全てそれで成り立っています。
「好き」というフィールド上で人間は自分の魅力を最大限に引き出すことが出来ると僕は考えます。「好き」は人生の道しるべになり得りへ、自分の可能性を広げ、幅広い人間と出会わせてくれます。時には、好きが度を過ぎ、もっと好きな事に出会えるかもしれません。「好きを追い求める」ことは人生を豊かにする一つの手立てかもしれませんね。
自分の人生に嘘をつかない事。
自分が出来ると強く信じた事は出来るんだと信じる事。出来る出来ないはただただそこに費やす時間の問題で、そこに注げる熱量、覚悟さえあればなし得る可能性があるという事。
ただただ、体操と英語が好きという理由からデンマークに留学し、その世界の本物との出会いの中で気づいた事のひとつでした。
世界はおそらく自分次第で見える景色を変えてくれます。
世界は広いのか、はたまた狭いのか全て自分の心持ち次第で変えられるはずです。
最後までお読み頂きありがとうございました。