はじめまして。ADDRESSです。

弊団体は2021年9月、｢ルーツによって居場所を持ちにくい｣という状況の解決を目指し、それぞれ異なる背景を持つ学生4人によって誕生致しました。

このADDRESSという言葉には・・・

✓言葉をかける

✓問題に対応する

✓手紙の宛名を書く

という意味が込められています！

またロゴのデザインは全体的に柔らかい印象になるよう作成致しました。柔らかい印象を持たせるフォントと、居場所・環境をつくるという意味での団体名を含み、Dの文字は｢みんなが楽しく｣という感情を込め、ニコちゃんになっています！！

私たちADDRESSは、今回｢ともだちサンタ｣というプロジェクトを通じて子どもたちがルーツに関わらず｢居場所｣を持つことができる機会を作りたいと考えております。具体的なプロジェクトの内容は後ほどご紹介させて頂きます！!

皆様は、日本における外国にルーツを持つ子どもたちについてご存知ですか？

こうした子どもたちは｢外国に繋がる｣という自身の背景によって、日本人が多くを占める学校などにおいて疎外感を抱きやすいという傾向にあります。 　　　　　　　　　　　

実際に、代表の中尾はこれまでボランティア活動を中心として様々な外国にルーツを持つ子どもたちと交流する中で、｢自分のルーツによって居場所を持ちにくい｣といった声を頻繁に耳にしてきました。

このアンケートからは、ルーツによって日本で孤独を感じている外国にルーツを持つ子どもたちは全体の半数以上を占め、こうした子どもたちのほとんどは｢学校｣や｢習い事｣などの同世代の子どもたちが集まる機会の多い場において、居場所を持ちにくいということが分かりました。

この2つ目のアンケートからは、日本における外国にルーツを持つ子どもたちの約2人に1人は孤独を感じており、こうした子どもたちにとって日本人との交流は居場所作りのために必要であることが確認できました。　　　

そこで私たちは、日本に住む外国にルーツを持つ子どもたちが、「外国に繋がる」という共通点がある子どもたちや日本人の子どもたちとルーツの垣根を越えて交流する機会を提供することで、｢心のよりどころ｣となる居場所作りに努めさせて頂きたいと考えております。

具体的には・・・外国にルーツを持つ小中学生約20名と日本人の小中学生約20名が、ルーツの垣根を越えてクリスマスプレゼントを交換するプロジェクトを実施したいと考えております。

まず、事前にご参加くださる外国にルーツを持つ子どもたちと日本人の子どもたちに、｢手書き｣で自己紹介を手紙に書いて頂き、好きな色の鉛筆をお選び頂きます。

その上で、ADDRESSが上記の手紙と鉛筆に加えてクリスマスに関連するものなどをプレゼントボックスにお入れ致します。

そして12月上旬にプレゼントを各ご家庭にお送り致します。

その後は、子どもたち同士がお互いについて知り合うことを目的とし、オンライン開封式を開催したいと考えております！

具体的にこの開封式の中では、プレゼントの開封に加えて自己紹介やオンラインでもみんなで楽しむことのできるゲームなどを行う予定です。

※開催日時：12月18日(土)13:30～14:30 

※主催：ADDRESS/協力：地球っ子教室（認定NPO法人 地球学校）様

※対象者：認定NPO法人地球学校地球っ子教室における小中学生の外国にルーツを持つ小中学生約15名/

日本人の小中学生約15名

※スケジュールは変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

今日ではSNSが普及し、いつでもどこにいても多くの人々とやりとりをすることができるようになっています。そうした中で、｢手書き｣で手紙を書く方々も減ってきているように思います。

このような理由から代表の中尾は、｢手書き｣にこだわりたいと考えるようになりました。

上記のような結果からも、出自に関わらず多くの方々にとって｢手書き｣の手紙は安心感があり、その理由のほとんどは「文字に書いた人の個性が表れること」や「手紙だからこそ、伝わる想いがあること」であることが分かりました。

今回のリターンのデザインには、多くの方々にご協力頂きました。具体的に以下の内容を本プロジェクトのSNSアカウントで事前に発信致しました。

上記のデザインが含まれているリターン以外にも、様々なプランでリターンを設定しております。ご自身に合ったプランをお選び頂けましたら幸いです。

ADDRESS代表の中尾はこれまでの様々な活動から、｢ともだちサンタ｣を実施したいと考えるようになりました。そこでその流れを以下のイラストでご説明させて頂きたいと思います。

このように中尾は、日本における外国にルーツを持つ子どもたちにとって｢外国に繋がる｣という共通点のある仲間だけでなく、同世代の日本人の子どもたちとの交流も必要だということを実感しました。

そこで今回、｢出自に関係なく人々が居場所を持てる社会｣の実現のための最初の第一歩として、｢ともだちサンタ｣を実施したいと考えております。

最後までご覧下さり、本当にありがとうございました！！

今回のプロジェクトをきっかけとして私たちは、子どもたちがルーツに関わらず繋がる機会を提供することで、日本における外国にルーツを持つ子どもたちが居場所を持つことのできる社会の実現に向けて、一歩ずつ精進していきたいと考えております。

そして最終的には「ルーツ｣だけではなく、性別や障害の有無など、様々な個人を取り巻く要素に関わらず、人々が自分らしく生きられる社会が構築される日が来るよう、努めてまいります。

プロジェクト協力：地球っ子教室（認定NPO法人 地球学校）様

●地球学校とは？

地球学校は、2001年から横浜で活動しているNPOです。日本で暮らす外国人の日本語学習支援を通して、多文化共生社会の実現に取り組んでいます。中でも「地球っ子教室」では、親の都合で来日した外国につながる子どもたちの日本語・教科学習支援とともに、同じ時間に同じ場所に集まる「居場所」であることを大切にしています。

●  ｢ともだちサンタ｣にご協力下さった理由

企画への想いに応えたい、それが一番の理由です。いま目の前にいる地球っ子たちが成長したとき、何を考え、どんな行動をするのか、想像します。楽しい思い出が１つ増えたら、きっと将来、だれかのために行動できることが１つ増える気がします。ADDRESSのメンバーがそうであるように。幸せの連鎖につながる素敵な企画です。

カメラマン：田中佑長様　(東海大学政治経済学部経営学科3年)　 

●活動内容

写真を撮ったり、動画を撮ったりして編集したものを、instagramに発信することをメインに活動しています。

●｢ともだちサンタ｣にご協力下さった理由 

このプロジェクトに出会う前に日本一周をしていました。その時、出会った人に色々助けてもらったことが嬉しくて、次第に人の役に立ちたいと思うようになりました。このことがきっかけで自分にできることは積極的にやってみようという気持ちになったので、今回参加させて頂きました。

地球っ子教室（認定NPO法人 地球学校）様

地球っ子たちに素敵な企画を「ありがとう」＆プロジェクトを応援しています。地球っ子たちはプレゼントを開けたとき、どんな表情をするのかな。「ともだちサンタ」からの手紙を見て、どんな気持ちになるのかな。今からわくわくします。地球っ子教室主催のイベントとは違う角度から子どもたちと接するのが楽しみです。

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。