ネクストゴール達成いたしました!ありがとうございます!
こんにちは。ダブルケア実行委員会です。
本日、クラウドファンディング最終日となりますが、昨日ネクストゴールの100万円を達成しましたこと、また、先ほどご支援者様が200名を突破したことをご報告いたします。
皆様のお力添えに、心から感謝します。
皆様の応援を受けて、本番である2月のダブルケア月間に向けて、企画・準備も頑張ります!
本当にありがとうございました。
最終日となりましたが、いただいた応援メッセージをご紹介いたします!
寺田由紀子様(DC NETWORK代表)より
私がダブルケアという言葉を知ったのは、2018年の春。実は割と最近なのです。
ここ数年、妊娠中の女性に「産後、どなたがサポートしてくださいますか?」と尋ねると、「両親も高齢で老老介護をしており、誰も頼る人がおりません。私が両親を介護しなくてはならなくなるかもしれません。」とおっしゃる方が増えてきたような印象を持っていました。
育児だけでも大変なのに、介護も重なったらどれだけ大変になるのだろうか、産後の身体を休める時間もとれないのでは・・・と心配になったことがきっかけです。
育児と介護が重なる方を対象とした支援や研究はあるのだろうか?
みつけた言葉が、相馬直子先生と山下順子先生が名付けた「ダブルケア」でした。
言葉を知ると、意識が変わります。意識が変わると、視野が広がります。そして行動が変わります。私は、ダブルケア支援に取り組まれていらっしゃる方々と関わりを深めていきました。
ダブルケア。ケアが重なっている訳ですから、その複合しているケアを誰かと一緒に担うことができれば、大きな力になります。
しかし、私が出会い、お話を伺う機会が多かったのは、圧倒的に女性でした。ダブルケアを担う男性は、果たしてどのくらいいらっしゃるのでしょうか。そもそも、ケアは、家族だけが頑張っておこなわなければならないものなのでしょうか。
日本においては、まだまだケア役割を担うのは女性であるという根強い考えがあります。そのため、女性が「育児や介護は私の役目だから」と全てを背負ってしまうことも多くあります。
また、積極的にケアに関わろうとする男性が、その価値観の狭間で苦しんだりすることがあります。ケアを行っていること自体を、誰にも言えないでいる男性も少なくないのです。
ケアは人が生きていくための営みであり、誰もがケアされた経験を持っています。ケアされることは当たり前。ならば、ケアすることも当たり前になるはずです。
性別問わず、「ケア」が当たり前の社会になりますように。ダブルケアラーに対する理解と支援がより一層進むと、誰もが生きやすい社会になると思います。
「ダブルケア月間」が、育児や介護といった「ケア」への理解を深め、全ての人にとって、ケアを「自分事」として考えるきっかけになることを願っております。
渡邉 浩文 様(武蔵野大学人間科学部社会福祉学科教授)より
ダブルケアの当事者の方からお話を伺う中で、育児と介護、ご自身の仕事と、多くのことを一人で抱えながらも、十分なことができていないという罪悪感から自分を責めて苦しんでおられる姿に胸を痛めました。
一方で、ダブルケアという言葉がきっかけに、つながりの輪が広がっていること、そのつながりを通して癒され、勇気づけられている当事者の皆さんの姿にも感銘を受けました。
これまで活動を続けられてきた実行委員の皆様に心から敬意を表したいと思います。
そして、ダブルケアを知ってもらい、つながりの輪を広げていくこの「ダブルケア月間」に賛同します。本プロジェクトの成功と発展を心から祈念いたします。
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寺田様、渡邊先生、ありがとうございました!
ダブルケア月間実行委員会