先日、熊野古道の清水峠と浦神峠を歩いてきました。大泰寺から南の方へ歩くと、浦神峠があり、その先に清水峠がつながっています。京の都から、那智大社を目指して歩いてきた巡礼者の道ですが、長らく地元の生活の中で農林業の作業道や農産品と海産物を交換するための物流の道としても利用されてきました。荘厳な石畳で有名な大門坂とは違う雰囲気がありますね。ところどころ石段も残っています。清水峠は、日本のエアーズロックとして有名な一枚岩と同じ地層群に属し、最初の写真にあるような巨石が点在しダイナミックな自然景観と、畑や猪垣などの生活の跡が調和した独特の雰囲気です。さて、ではこの熊野古道を歩くのは、いつがいいのでしょうか?私は12月~1月の期間をおすすめします。蚊などの虫がいなくて、歩くとぽかぽかちょうどいいです。都会の人の中には、冬は雪が積もったり、路面が凍結したり、冬は熊野古道が歩けないと思っている方も多いと聞きました。でも、全くそんなことはありません。ぜひ一度歩いてみてください。少しの疲労感は、サウナを楽しむ大事なスパイスです。きれいな空気を吸って、汗をかけば、サウナの爽快感は倍増します。熊野古道×サウナ。おすすめです!