2021/10/30 09:00

はじめまして!

つんく♂総監修「中2映画プロジェクト2022」、『ときめきの栞』監督をします、シェークMハリスです。

とうとう始まりました、クラウドファンディング! 

自分、クラファンにはやたらと縁がありまして。前作の『遠吠え』という作品では色んな方々の協力があり見事成功に持ち込むことができました。

今回も頑張るぞ! ということでまずはご挨拶がてら、こちらにつらつらと文章を書かせていただきたいと思います。

自分、岩井俊二監督の『Love  Letter』という作品が大好きでして。中山美穂と豊川悦司の二人が織り成すめちゃくちゃ甘酸っぱいラブストーリーなんですけど。その中で、二人が中学時代過ごした中学校の図書室というのが出てきまして。めちゃくちゃ良いんですよ、その図書室。そこ関連のシーンはもう全部良くて。大学生の時に早稲田松竹という映画館で観たんですけど、すっかりその映画の虜になってしまいました。

「俺もいつか、あんな感じの図書室で、ああいう雰囲気の映画を撮ってみたいなあ」

それから数年後。まさかこんなに早く夢が叶うとはね。

そう、今作『ときめきの栞』の舞台は図書室! 図書室から出ません。ずっと図書室にいます。図書室フェチ映画です。図書室を舐め回すように撮りまくります(これは言い過ぎか)。

図書室ってなんであんなに良いんですかね。「学校」からはちょっと遊離してる空間というか、なのにその「学校」の歴史の積み重ねみたいのも感じられるし。そこにいるだけで落ち着きもするしソワソワもするし。みんな知ってるメジャーな小説から「なんだこれ?」みたいな名前も知らない分厚い作家の本があったり。でもそういう本に限ってちょっと気になっちゃったりするんだけどそのまま読まずに卒業したり。あと低学年から高学年まで色んな学年が無秩序に集まれる空間っていうのもとても良い。なのに静か。色んな人がいるのに静かにしてないといけない空間。でもそこが逆に良い。不思議ですね。図書室は不思議ーー。

図書室語りが止まらなくなってきたのでそろそろ締めます。内容、キャスト、スタッフ、進捗についてなど、こんな感じでゆるりと報告していければと思います。楽しみにしててください。

これから約一ヶ月弱、全力で走り抜けます! 応援のほどよろしくお願いします!

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