農業一筋70余年!! 海抜ゼロメートルからお届けする安心・安全・美味しい特別栽培の全粒米粉&トマトパウダー!!
海抜ゼロメートル 唯一無二の土壌で育つお米とミニトマト
長崎県諫早市森山町にある宮下農園の3代目 宮下清次郎と申します。有明海に面した旧諫早干拓地で、米栽培70余年、トマト栽培40数年になります。
私の農園は、江戸時代後期頃に干拓された地区にあります。ここは、太古の昔より、阿蘇九重山系の噴火による火山灰質の土が、筑後川を流れ、有明海の潮流に乗り、「潟」となって供給される諫早湾奥部に位置しています。
江戸時代、海抜ゼロメートルにあった農地は、何度も水害・高潮に見舞われました。先人たちは、石や丸太を山から運び、堆積した潟をせき止めることで農地を守ってきたそうです。せき止めた際に出来た潟地は、塩田の手法で海水を抜き、数年を経て干潟になりました。この干潟に砂や土を混ぜ、一般的な干拓地が形成されます。
ところが、干拓当初は度重なる水害・塩害により農家は生活が苦しく、土や砂を購入して干拓出来ず、干潟だけの干拓地となりました。土や砂の混じっていない「純度100%潟」は、海のミネラルをたっぷり吸収した、柔らかくキメの細かい土壌となり、現在まで大切に受け継がれてきました。
2代目の父は、戦後の食糧難解消を目指し農薬や化学肥料を積極的に用いた時代に、米農家を継承しました。しかし、父は「食味が違う」と頑なに手間暇をかけ有機堆肥と有機肥料を使い続けました。こうして宮下農園 唯一無二の土壌が誕生しました。
3代目の私も先代の意志を受け継ぎ、お米では、農薬や化学肥料を抑えて栽培する「特別栽培米」の長崎県認定を取得するまでになりました。
また、父が試行錯誤の結果、「純度100%潟」では、トマトが美味しく育つことに気づき、栽培にチャレンジして、40年以上。トマト一筋で土壌改良を重ね、私が、6年前から、細かな環境制御を行うことで付加価値を高めたミニトマトの特別栽培をはじめました。
この特別栽培ミニトマトは、私の名前、宮下から文字を一文字とり、「宮トマト」と命名しました。現在、糖度別に3種類の宮トマトを栽培しております。
宮トマトは、森山地域の干拓が持つ海の恵みを有効に活用し、潟のミネラルを存分に吸収して育ちます。リコピンやビタミンCを豊富に含み、高糖度な甘みと、高グルタミン酸の旨みが豊かに感じられる味わいです。
こだわりの栽培方法で愛情込めて育てたお米やミニトマトで、全粒米粉&トマトパウダーを作りたい理由。
お米や、ミニトマトをお届けするだけでなく、粉末化に取り組みたいと考えている理由は、農家のひとつの悩みである「規格外野菜」の問題です。樹上で完熟し割れたり、収穫作業中にヘタが落ちたりしたミニトマトは、規格外品となり多くは廃棄になります。お米も同様に、規格外品は廃棄になります。
商品と同じように愛情と手間を注ぎ、美味しく食べられるにも関わらず廃棄される規格外品を、どうにかしたいと強く思います。私が農業をしている長崎県諫早市森山町は、農業が盛んな地域であり、農家仲間さんたちは、皆同じ思いを抱えています。
「規格外品」は、形や日保ちの問題から規格外になるため、収穫後すぐに粉末状加工できれば、お料理に幅広く活用して頂けるのではないかと考えました。
同時に、私がこだわって栽培している、長崎県認定の特別栽米で作った「全粒米粉」や、特別栽培ミニトマト「宮トマト」を使って、安全・安心、そしてコロナ渦でも健康をサポートできるような商品を開発できなかと考えるようになりました。
安全・安心・美味しい、そして健康を届けたい。
粉末状にすることは、様々な可能性のある商品開発の第一歩だと思います。
このクラウドファンディングで製粉機を購入し、全粒米粉とトマトパウダーを商品化致します。
その後1年で取り組んでみたいと考えているのは「ミニトマト米粉麺」「ミニトマト全粒米粉パン」の開発です。
グルテンフリーの米粉を主に、宮トマトのビタミンCやグルタミン酸、リコピンなど豊富な栄養も美味しく摂取できる、そんな商品づくりを展開していきたいと考えています。
今後3年以内に、森山地域の農家仲間の作る野菜や苺の規格外品も粉末化し、商品化することで地域農業を盛り立てたいと夢見ています。
江戸時代から続く干拓地での農業を子どもたちへ残したい。
持続可能な農業で、新たな可能性を作り出し、発展したい。
近年九州地区は、悪天候により甚大な被害が続き、コロナ禍の影響もあり、このような思いも2年前から計画がストップしてしまいました。それでも、農業を続け、これからも「純度100%潟」という唯一無二の干拓地農業の魅力を発信、持続可能な農業として発展させていきたいと考えています。
私自身、もうすぐ4人目の子を持つ親になる予定です。子どもたちには、安心・安全・美味しい、そして高栄養価の米や野菜果物を食べ、すくすく成長して欲しいと願い、農作業に打ち込んでおります。そして、父から受け継いだ森山地域の豊かな干拓地を子どもたちへ残したいと願っています。
私たちが作っている商品のご紹介
宮トマトの品種は、CF小鈴です。糖度や栄養価、栽培方法によって3商品を展開しています。
🍅宮トマト
糖 度:7度~
販売時期:10月~6月
宮トマトの定番!おやつ、おつまみ、お弁当に最適です。収穫スタートの10月からご提供しております。
🍅プレ宮トマト
糖 度:8度~
販売時期:12月~6月
プレ宮トマト専用ハウスで、土壌や栽培方法を工夫しています。味もさらに濃厚で甘味が豊かに広がります。
🍅プレ宮トマト ゴールド
糖 度:10度~
販売時期:12月、1月~6月
宮下農園の最高峰、高糖度・高栄養価の数量限定ミニトマトです。
培ったトマト栽培の技術を全力投球、高品質なミニトマトの栽培に成功しております。
樹上で完熟し、全体の収穫量に対して、ほんのわずかな量のご提供になります。
●特別栽培米 品種:ひのひかり、にこまる
宮下農園のお米は長崎県認定特別栽培米です。
〈特別栽培農産物とは〉
農林水産省の「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に従い、県慣行基準の節減対象農薬の使用回 数が、半分以下、化学肥料の窒素成分が半分以下で栽培された農産物です。宮下農園の特別栽培米は県委託の第三者機関である公益社団法人長崎県食品衛生協会にて検査・認定を取得しています。
農薬や化学肥料の使用を抑えると、収穫量は、通常栽培より少なくなります。それでも私たちは、安全・安心・おいしいをモットーに、お米つくりに取り組んでいます。化学肥料はできるだけ使用せず、有機肥料などを使用する特別栽培方法で行っております。
資金の使い道/スケジュール
設備費:食品用製粉マシン「小型粉砕機 美砕機」(株式会社 寺田製作所)購入予定。
当農園では、社会福祉に力を入れており、障害のあるスタッフも安全に使用できる製粉機を検討しています。
その他費用:梱包資材発送費、CAMPFIRE掲載・決済手数料等
2022年度中に製粉機を購入し全粒米粉・トマトパウダーの試作・商品化予定です。
最後に
当農園では、江戸時代の先人たちの営みを守り、これからも有機肥料を使用することで、微生物のいる肥沃な水を排水する等し、有明海の漁業も含めて、持続可能な農業の発展を目指しています。
そして、森山地域の魅力を、発信し続けるよう頑張ります。
是非、皆さまのお力をお貸し下さい。
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最新の活動報告
もっと見るプロジェクトも残り一週間となりました!
2021/12/10 21:27こんばんは!宮下農園です。このプロジェクトも、残り一週間となりました。今まで、ご支援頂きました皆様、誠にありがとうございます。現在、規格外のお米や割れミニトマトを米粉やミニトマトパウダーとして商品化実現に向けて、動いております。今後、農家が大切に育てた作物が適正な価格で取引がさせるよう、私達ができることを頑張っていきたいと思っております。市場の価格に左右されない仕組み作り、農家であることに自信を持ち、品質、味にこだわり、作物を作っていきたいと考えております。そのために、私達はこのクラウドファンディングを通して、自分たちの考え、活動を発信し、自分たちが作っているミニトマトやお米を、一人でも多くの方に知って頂きたい、これから農家の底上げの第一歩になればとスタートしました。そして、このプロジェクトの成功のために、最後一週間、皆様のご支援をお願いできればと思います。是非宜しくお願い致します。宮下農園 宮下 もっと見る
ふるさと納税の返礼品としても販売開始!!
2021/11/19 19:58宮下農園の商品が、ふるさと納税の返礼品としてお取り扱い頂けるようになりました。「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」で現在お取り扱い頂いております。※ふるさとチョイス「宮下農園」と検索!※楽天SHOP「宮下農園」と検索!「宮トマト」で検索すると、ミニトマトのみの商品も表示されます。ふるさと納税で宮トマトシリーズをもらおうふるさと納税は、諌早市宮下農園で❢ もっと見る
寒くなってきて、甘みもギュ〜と詰まってます❣
2021/11/10 13:03甘みがますます、増しております「宮下トマト」です❢寒いと人もギュ〜となりますが、ミニトマトも、寒くて、熟れるのがゆっくりになると、甘みや旨味を、ギュ〜と閉じ込めてくれます❣ もっと見る
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