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「1sin×大槌町×南三陸町コラボ!」刺し子や刺繍による復興応援プロジェクト

現在の支援総額

624,000

208%

目標金額は300,000円

支援者数

89

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2012/11/29に募集を開始し、 89人の支援により 624,000円の資金を集め、 2013/01/17に募集を終了しました

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「1sin×大槌町×南三陸町コラボ!」刺し子や刺繍による復興応援プロジェクト

現在の支援総額

624,000

208%達成

終了

目標金額300,000

支援者数89

このプロジェクトは、2012/11/29に募集を開始し、 89人の支援により 624,000円の資金を集め、 2013/01/17に募集を終了しました

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【One stitch one hope】・・・・・・・・・・・・・・

当プロジェクトは、ファッションブランド1sin(イッシン)による東日本大震災復興応援活動の第二弾です。

1sinは2011年2月に活動を開始しました。“かっこいい”が、“誰かのため”にもなるように、「ファッションビジネスを通じて社会課題の解決に取組む」ことを目的としています。

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現在は、東日本大震災の復興応援活動として、被災地の女性たちに1sinのデザインするシャツへの刺繍及び縫製をお願いし、自立にむけ、末永く続けられる仕事おこしに取り組んでいます。
(これまでの経過は以下をご覧下さい。http://1sin.net/special/special01.html)

そのための経費を集めるため、平成24年5月、CAMPFIREで第一弾「刺繍や刺し子を仕事に!ファッションブランド1sinによる復興応援プロジェクト」を立ち上げました。

第二弾となる今回は、上記プロジェクト2013年春夏商品作製費用に加え、新たに地元企業と復興支援NPOの協働によるネクタイ&蝶ネクタイ生産費用の一部もを集め、その再建を応援したいと考えています。

【ネクタイ&蝶ネクタイの製造で地元企業の再建を応援したい】・・・・・・・・・・・・・

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第一弾で実施したプロジェクトをより充実させ、雇用の更なる安定化をめざします。また、新たな挑戦として、有限会社スズキ企画(宮城県南三 陸町)と「大槌復興刺し子プロジェクト(岩手県大槌町)」の三者協働でネクタイ&蝶ネクタイの製造に取組み、現地での生産拠点の確保、品質管理の強化を通じて地元企業の再建を応援していきます。

その理由は何か―。1sinでは、震災前から、宮城県内唯一の帽子工場で、高い技術が評判のスズキ企画に帽子の製造をお願いしてきました。
震災後、スズキ企画の工場は津波被害を免れたものの、電力の停滞等により一時休業を余儀なくされたり、メーカー側の受注先の変更や原発を懸念しての企業の地元離れなどから、売上げは40%近く減少し、最近では1ヶ月間仕事がないこともあると知りました。
自社で復興商品も製造販売していますが、売上げは伸び悩んでいます。パターンから縫製、品質管理まで一貫して行える確かな技術がありながら、自社ブランドを持たなかったこと、デザインやマーケティング・スキルが十分ではないことなどが企業再建を難しくしているように感じます。
そこで、1sinとスズキ企画、前回ともに活動した「大槌復興刺し子プロジェクト」(岩手県大槌町)の三者で、刺し子ネクタイ&蝶ネクタイ製造プロジェクトを立ち上げることにしました。個々に高い技術を持つ地元企業や、東北ならではの素晴らしい資源や技術を活かした活動をつなぎ商品開発にチャレンジしていくことが、これからの復興を支える重要な手法だと思ったからです。
東日本大震災から約1年半、時が経つにつれ、悲しいかな被災地への関心は薄まりつつあるように感じます。震災直後は多くのアパレルブランドがチャリティーグッズを販売しましたが今や随分と減りつつあります。このような問題を克服していくツールとしても、地域特性を強みとした他にない商品開発をすすめ、地元企業の再建の足がかりにしていくことが大切だと考えています。
地産にあたっては、生産管理を任せられる拠点づくりをめざします。技術や品質を高め、生産コストの減少をはかり、“復興商品”であることをコアバリューにしない、商品そのものの質で勝負する体制づくりをめざします。安定した管理体制があるということは、信頼性の向上にもつながります。仕入れ時の検品等で機材が必要なときに、現地に信頼できる工場があるのはとても大切なことです。このような拠点づくりが長期化する再建支援 を持続可能なものにすると考えます。

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(宮城県南三陸町にあるスズキ企画 工場)

【プロジェクトの具体的な内容】・・・・・・・・・・・・

1 刺し子ネクタイ&蝶ネクタイの製造(岩手県大槌町、宮城県南三陸町)
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「大槌復興刺し子プロジェクト」(岩手県大槌町)が刺し子をした生地を、有限会社スズキ企画(宮城県南三陸町)で、ネクタイや蝶ネクタイに仕上げます。1sinはデザイン、販路、マーケティングを担当します。

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ネクタイへの刺し子柄や糸の色等を話し合います。
一目一目丁寧に刺します。
「みんなで集まってチクチクする時間がとても楽しい」といいます。

2 ハンドステッチ刺繍シャツ「O-S-O-H SHIRT」(福島県相馬市、宮城県南三陸町)

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胸ポケットにブランドロゴ「1sin」のマークを刺繍します。
ミシンと異なり手仕事の温もりがあり、一点一点微妙に異なるのが特徴です。
コットン素材と薄手のデニム素材のシャツを用意しましたので、さまざまなシーンでご利用いただけます。
制作も3シーズン目となり、刺繍技術も随分と向上してきました。

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3 刺し子シャツ「BASIC SHIRT by sashiko」(岩手県大槌町)

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胸ポケットに、東北地方の伝統技法「刺し子」を施します。
一般的な刺繍と異なり、玉止めなどをしないのが特徴です。
春夏シーズン用のため麻の生地を使用しており、夏でも涼しくご利用いただけます。

4 刺し子ジャケット「HAORI」(岩手県大槌町、宮城県南三陸町)

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日本の伝統的な羽織を今日でも着られるデザインにアップデートしました。
襟部分に大槌町で刺し子を施し、縫製を南三陸町でかつて縫製を生業としていた女性にお願いしています(但しデニムバージョンのみ)。
仮設住宅でミシンを使うと音が響きわたることから、周りの方に迷惑がかからないよう少しずつしか縫えないのが現状です。そのため10着程度の限定生産となります。

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裁断から縫製までのすべてを一人で行います。

関わっている女性たちは、刺繍や刺し子をしているときは「無心になれて嫌なことを忘れる」「これまでは支援してもらうばかりだったけれど、自分たちのつくる物で誰かが喜んでくれることがとても嬉しい」と話してくれます。
刺し子や刺繍の報酬は、1枚につき1,000~2,000円程度をお支払いしてまいります。また、このプロジェクトを通じて売上が生じた場合には、寄付等を通じ、売上利益の10%を復興支援に還元してまいります。

〔製造にあたって〕
※刺し子は「大槌復興刺し子プロジェクト」の協力で施されています。
※前回のプロジェクトでご指摘いただいたシャツのパターンについては、全面的に見直し、より着やすいパターンとなっております。

「リターンについて」・・・・・・・・・・・・

ご支援していただいた皆様には、金額に応じてリターンさせて頂きます。

■「リターン1」
500円ご支援いただいた皆様に(人数制限なし)
目標到達後からはじまるプロジェクトの進行報告を、ご支援いただいた方限定で公開させていただきます。

■「リターン2」
2,000円ご支援いただいた皆様に(人数制限なし)
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リターン1+南三陸のお母さんお手製「名刺入れ」をお送りさせていただきます。

■「リターン3」
3,000円ご支援いただいた皆様に(人数制限なし)
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リターン1+大槌復興刺し子プロジェクト特製「かもめコースター」をお送りさせていただきます。

■「リターン4」
6,000円ご支援いただいた皆様に(人数制限なし)
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リターン1+刺し子蝶ネクタイをお送りさせていただきます。
※お届けは2月中旬を予定しています。

■「リターン5」
7,000円ご支援いただいた皆様に(人数制限なし)
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リターン1+刺し子リングベルトをお送りさせていただきます。
※詳しくは後日お送りするメールでご案内させていただきます。
※お届けは2月中旬を予定しています。

■「リターン6」
8,000円ご支援いただいた皆様に(人数制限なし)
20 21
リターン1+1sinオリジナルポケットTシャツをお送りさせていただきます。
ポケット部分は全国から支援物資としてお送りいただいた生地を使用しています。
※ポケットの色や柄はこちらで決めさせていただきますのでご了承ください。
※詳しくは後日お送りするメールをご覧下さい。
※お届けは2月中旬を予定しています。

■「リターン7」
8,500円ご支援いただいた皆様に(人数制限なし)
22 23
リターン1+刺し子ネクタイをお送りさせていただきます。
※色や柄は、後日お送りするメールでご案内させていただきます。
※お届けは2月中旬を予定しています。

■「リターン8」
10,000円ご支援いただいた皆様に(人数制限なし)
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リターン1+刺し子ネクタイ(ストライプもしくは野分柄)をお送りさせていただきます。
※詳しくは後日お送りするメールをご覧下さい。
※お届けは2月中旬を予定しています。

■「リターン9」
23,000円ご支援いただいた皆様に(20名様限定)
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リターン1+刺繍シャツ「O-S-O-H SHIRT」もしくは刺し子シャツ「BASIC SHIRT by sashiko」1着をお送りさせていただきます。
※詳しくは後日お送りするメールをご覧下さい。
※お届けは2月中旬を予定しています。

■「リターン10」
30,000円ご支援いただいた皆様に(20名様限定)
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リターン1+刺し子ジャケット「HAORI」(コットンバージョン)をお送りさせていただきます。
※詳しくは後日お送りするメールをご覧下さい。
※お届けは2月中旬を予定しています。

■「リターン11」
55,000円ご支援いただいた皆様に(10名様限定)
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リターン1+刺し子ジャケット「HAORI」(インディゴバージョン)+共地でつくったパンツのセットアップをお送りさせていただきます。
※パンツも南三陸町で製造しています。
※詳しくは後日お送りするメールをご覧下さい。
※お届けは2月中旬を予定しています。

■「リターン12」
100,000円ご支援いただいた皆様に(3名様限定)
リターン1+あなたのオリジナルデザインで今回の「O-S-O-H SHIRT」に刺繍をしてお送りします。(女性の方にはお持ちのシャツに刺繍をいたします)+1sinデザイナーとの南三陸ミシン工房訪問(宿泊費込み)
※刺繍は1sin専属のプロがしますがデザインにより変更をお願いする場合がございます。
※詳しくは後日お送りするメールをご覧下さい。
※お届けは2月中旬を予定しています。
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【第一弾の報告】・・・・・・・・・・・・・

今春立ち上げたプロジェクト第一弾では、65名のパトロンの方々の賛同、FACEBOOKで964人からの「いいね!」をいただき、566,500円を集めることができました。皆様には、この場を持ちまして厚く御礼申し上げます。
(詳細は以下をご覧ください。http://camp-fire.jp/projects/view/253)

 それをもとに、被災地の女性たちと刺繍シャツ50枚、刺し子シャツ50枚、パッチワークシャツ8枚を作製し、ファッションメディアが注目する東京・原宿の“WISM”(http://wism-tyo.jp/)をはじめ、名古屋、大阪など全国6都市のセレクトショップ等で販売することができました。1sinの活動に共感し、発売当日に購入して下さった方や、たまたまデザインが気に入って購入した商品が復興応援商品だと知り、共感のメールを送って下さった方もいました。
商品づくりに関わった女性たちは、仕事を通じて技術と収入の両方を得られたことで前向きな気持ちになり、生きがいづくりにもなっているといいます。。就労継続は、経済的・精神的な自立を応援することになるのだと感じます。このような取組みを通じて、仮設住宅を中心とした新たなコミュニティも生まれつつあります。

収支面においても、大筋では当初の計画通りに進みました。
初めての試みだったため、生産工程の細分化や、たとえばシャツ全体に刺繍を施したものは失敗すると全てが不良品となるなどの刺し子や刺繍の技術の不十分さが、生産コストを上げてしまいました。また、利益を後回しにした販売価格に設定したため一部商品については赤字生産の部分もありました。
ただし、販売自体は好調であったため、今後は被災地の状況に合わせて生産体制を整備し、刺し子や刺繍の技術が向上していけば、効率的な商品づくりが可能となり、ビジネスとしての継続性も見込めると考えています。

(参考)収支(平成24年10月31日現在)
(1)生産に係った費用: 1,017,700円
〔内訳〕
(ア)商品作製費:(a)~(e) 675,400円
(a)O-S-O-H SHIRT(刺繍シャツ):280,000円(@5,600円×50着)
(b)BASIC SHIRT by sashiko(刺し子シャツ):210,000円(@4,200円×50着)
©PATCH WORK SHIRT(パッチワークシャツ):34,400円(@4,300円×8着)
(d)サンプル製作費用:76,000円
(e)パターン製作費用:75,000円

(イ)刺繍及び刺し子に係る女性たちへの報酬:229,000円(26名)
(ウ)CAMPFIRE手数料:113,300円(CAMPFIRE収益の20%)

(2)売上金額:979,000円
〔内訳〕
(ア)商品販売:412,500円(75着)
(イ)CAMPFIREからの収益:566,500円

(3)利益
-38,700円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「1sinのめざすところ」

1sinは「上質・創造性・実用性・心をこめる」をコンセプトに、
カッコいいものはカッコいいのだと言う理屈を抜きにしてファッションを楽しむ心をブランドの真髄としています。
ファッションブランドである限り最優先するのは“かっこいい”こと。
ただし“かっこいい”と“社会性”はトレードオフではないと考えます。
電気自動車を購入する時にエコロジーを意識する様に
ファッションを楽しむこと、装うことが
世の中の課題とつながることを目指して今後も活動していきます。
震災から1年以上が経過し被災地への意識が薄れています。
これからは生活の中に復興につながる仕組みをつくらなくてはならないと考えます。
“自分のため”にが“誰かのため”にもなるように。

最後までお読みいただきありがとうございました。
どうぞよろしくお願いいたします。

1sin 藤原新

最新の活動報告

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  • こんにちは。 1sinの藤原です。 3月27日(水)の読売新聞の朝刊に1sinの活動を掲載していただきました。 内容はCAMPFIREでの資金集めについてが中心で、 南三陸町のお母さん達も一緒に載ってます。 活動をはじめて1年半以上が経ちました。 皆様のご協力で少しずつですがその輪が広がりつつあります。 今後は復興の先につながる仕組みを考えていかなければならないと思います。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る

  • 先週末は土日で宮城県南三陸町を訪問してきました。 今回で被災地を訪れるのは記憶の限りだと9度目で 中でも南三陸町は最も多く5度目だと思います。 前回が昨年の10月でしたのでちょっと間があきました。 町の様子は防災庁舎以外はほとんどが取り壊しが済んでいて 少しだけですが道路の舗装工事もはじまっていたりと 復興に向けて進んでいる様にも見えました。 ただ、海岸近くは地盤の液状化の対応ができてないようで 多くの場所で水たまりができていました。 復興に携わる方々の努力には本当に頭がさがりますが 本当に主観ですが2年前とそう変わってないなあと思うところもあります。 季節的なこともありますが、 地元の方が言うように復興商店街も以前のような活気がないように見えました。 今回は1sinの帽子の製造をお願いしている 宮城県唯一の帽子工場との打ち合わせがメインでしたが 刺繍をしてくれているお母さん達ともお会いしてきました。 皆さん本当にパワフルで素敵なお母さん達です。 年末に家を新築して仮設から引っ越したお母さんが 家にご招待してくれました。 もとは海岸近くに住んでいたのですが 津波で流されてしまい、 もとの場所には住むことができないので 新しい家は高台に建てたそうです。 海岸近くに住んでいた方々はもとの場所に家を建てることは 行政から禁止されているので 未だにたくさんの方が仮設住宅で暮らしていています。 もとは一部が林だった場所を夫婦で切り開いて新築された家は ひとりの大工さんが全部つくってくれたそうで すべて「木」でできたとてもとても素敵なお家でした。 そのお母さんもやっぱり嬉しかったんでしょうね 家中を案内してくれました。 家財道具の一部が支援物資だったり まだ全部が整ってなかったりするそうですが 「自分の家」はやっぱり格別なんだろうと。 本当に素敵なお家で 僕もついつい長居をしてしまって あれこれと話し込んでいると ふと、そばにあった写真の話になったときに 「その写真はね親戚がくれたの、全部流されてしまったのよ」って。 あまりに素敵なお家だったので そこが被災地だと忘れてしまっていたのですが 新築ということはそういうことなんです。 50年生きていて、 それまでの思い出がすべて流されてしまった。 言葉になりません。 僕が知り合った方々は皆さん前を向いていますが きっとまだ前を向けない多くの方がいるのだと思います。 僕は心のケアもできないし、ボランティアでもありません。 1sinで仕事をお願いできる人数も僅かだし金額も微々たるものです。 正直なところ現状ではすべてが手一杯です。 自分の生活も大事だし、日曜日は家でゴロゴロしてたいです。 2年経っても、何回行っても答えはまったく見つかりません。 ただ、1sinを立ち上げて、復興に関わることになって おばちゃんやおじちゃんと仲良くなったので 「なんとかしてえなあ」ってだけです。 それだけです。 今回は地元の帽子工場との打ち合わせが目的と書きましたが 少ない僕の脳みそをこねくりまわして考えたのが 「いかに地元の企業の資源を有効活用するか?」です。 NPOやボランティアの方々の様には動くことができないので 1sinにしかできないアプローチを考えています。 以前も書きましたが 理由はともかく、日本の製造業は大ピンチです。 仮にタイムマシンで復興前に戻せたとしても 製造業はジリ貧なんです。 復興の先につながる仕組みを考えなくてはいけないと思っています。 今回の帽子工場との打ち合わせでは 僕なりのプロジェクトをぶち上げてきました。 社長さんも「俺の出来ることはここで続けること」と 「これまで世話になった人に恩返しがしたい」でした。 見た目はおっかないんですがアツい人なんです。 長期的なプロジェクトなので いつスタートするかは分かりませんが 僕なりの答えにつながるかもしれません。 プロジェクトには皆さんの力が不可欠なので その際にはぜひとも力を貸して下さい! もっと見る

  • お詫び

    2013/02/18 13:38

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

コメント

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