高級部 2学年 고취련 コ・チリョン 채색 「彩色」
만약 세계가 흑백이라면
우리는 무한한 가능성속에서
세계를 자신이 좋아하는 색으로 그릴수있다.
당신은 어떤 세계를 그려겠습니까?
もし、世界がモノクロだとしたら、
私たちは無限の可能性の中で
世界を自分の好きな色で描くことができる。
あなたはどんな世界を描きますか。
(作者のコンセプト文から引用)
パネルは二つに分かれ、間が少し空いている。
黒の世界に白い金魚、白い世界に黒い金魚。
白黒世界に自分の身をさらけ出す金魚たちはうっすらと青みを帯びている。
それはこの作品がカラーの世界で表現されているリアルだということが分かる。
世界を自分の好きな色で創作できる様々な選択肢の中で
作者は逆説的に白と黒に近い世界をこの作品で選んだ。
作者はリアリスティックな表現に自分を縛りながら
私はもっと自由に表現できるのだという意思を
最大限なコントラストの世界で示している。
金魚という存在は人間に観賞用として作られた生き物だ。
人に姿かたちをコントロールされてしまった儚くおとなしい存在のように見えるが
真ん中の2匹は白と黒の画面世界を跳躍する。
そして平面上に泳ぐ金魚たちは絵の側面にまで描かれ
画面に「厚みがあること」を気付かせてくれる仕組みだ。
鑑賞者に静かな泳ぎを「見せてあげている」金魚たちは
作者から白黒の命をもらい、その身の中に隠された無限の可能性とは何かを
気付いた人たちだけにそっと問いかけている。