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北海道滝上町でひっそり生きるキノコ仙人の活動を支援し、技術と知識を継承したい

北海道道東地区、滝上町は今なお豊かな自然が色濃くのこるラストフロンティアで、この地域の山々を知り尽くしたキノコ仙人の活動を支援し、学び、ひっそりと生きる先人の知恵を記録する、そんなプロジェクトを始めます!

現在の支援総額

1,214,000

121%

目標金額は1,000,000円

支援者数

102

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/11/19に募集を開始し、 102人の支援により 1,214,000円の資金を集め、 2021/12/15に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,214,000

121%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数102

このプロジェクトは、2021/11/19に募集を開始し、 102人の支援により 1,214,000円の資金を集め、 2021/12/15に募集を終了しました

北海道道東地区、滝上町は今なお豊かな自然が色濃くのこるラストフロンティアで、この地域の山々を知り尽くしたキノコ仙人の活動を支援し、学び、ひっそりと生きる先人の知恵を記録する、そんなプロジェクトを始めます!

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きのこの採り方だけを学ぶわけではない

滝上のキノコ仙人タケゾウさんを対象にクラウドファンディングする事には、やはりそれなりにためらいもありました。そして、やっぱり想像していたとおりに、

「そもそも、山とはそんなに簡単に教えてもらうもんじゃない。自分で何度も何度も足を運び、自身で獲得していくものだ。」とか、

「山を教えて貰ってキノコを採って、利益が出るのだから、教えてもらう人が身を切るべきでは?」

等の、貴重な意見も貰いましたね。

ぼくも、全くその通りだと思っている側面があることは否定出来ないですし(笑)。

ただ、結果的には滝上のタケゾウさんの課題を、この街に暮らす、若い子たちと話し合う中で「地域の大切な自然を、伝え、共有して欲しい」という思いで、クラウドファンディングに踏み切りました。

だって、このクラファンは、僕がキノコの採り方を学ぶわけではなく、きのこや山菜を採集しながら山と共に生きているタケゾウさんに、今まで通り山に入り続けてもらうたものものであり、タケゾウさんに今まで通り、生きていてもらうためのクラファンなんですもの。

そして、その軌跡や知恵を勝手にアーカイブして、私たち世代が、きっと知り得ない生き方の歴史を振り返ることができるようにするために、始めたクラファンなんですもの。

だから、タケゾウさんはこのクラファンのことを知らないし、言ってもわからないし、そもそも携帯に電話以上の利用方法があることすら、知る必要ようのない生き方をしています。

その上で、僕個人が、タケゾウさんから、「困ったから協力してほしい。このままでは山に入れない。飯尾さんなら、なんとかしてくれるかと思って。」と、直接お願いされて始めた事なんですから。

タケゾウさんだけの問題ではないような気がして


今回は、必要なお金を支援してもらうというだけの問題ではなく、タケゾウさんのような方の知恵や経験をどうやって伝え、共感し、協働に繋げていくのか、そこに目的があるわけ。

山をおしえてもらえのではなく、タケゾウさんのような生き方や自然観、そしてこうやって生きてきた軌跡がまさに、これからの時代に必要なしてんだという視点で、伝えていくための取り組み。

そして、この視点は、タケゾウさんだけを対象にするのではなく、まだまだ、地域に存在しているはずの「タケゾウさんのような先達」を視野に入れているわけなんです。

里山に暮らすと、例えばこんな話をよく聞きますね。

実は隣に住むおばあちゃんの漬物は、日本一美味い(それって、僕の主観ですがw)。だけと、教えて貰えない。なぜか?

本人は、それが特別だと思っていない事や、人様に教えるようなものでは無いと思っている。更に、感覚的な言葉が多く、「塩を適当にドバっと…」とか、「いい具合につかったら、適当に干す…」などと抽象的な言い方が多い。

何よりも、地元の人でなければ(時に地元の人であっても)、何を言ってるのか、いまいちよく分からない。そして、その曖昧なまま、こちらも突き詰めていくことが出来ないまま、サラリとスルーしていってしまう。

そんな課題にぶつかるわけです。

もちろん僕達にも問題はある。

こうなるまで、見向きもしてこなかっまたのだから。そして、タケゾウさんのような知恵が必要ない社会を作ってきてしまったから。

でも、だから、その知恵や技術は消えてしまっても仕方ないね、とは、なりたくない、そんな思いが集まって、そのひとつの出口として「タケゾウさん」が象徴的なきっかけとしてクラウドファンディングしよう!となったわけです。

僕達も、とはいえ、そんなに簡単に技術と知識を継承できるとは思っていない。

でも、存在そのものを無かったことにしてしまえば、もう、継承の可能性すら無くなるわけです。そうやって、近代にどれほどの里山で暮らすための知恵や技術が消えていったのか!!!

「今なら間に合うのかもしれない。だって、まだ、タケゾウさん元気だし!でも、元気なのに山に入らなくなったら、もう、教えてもらうこと、記録することも出来ないね!」

そういう意見で、今回のクラウドファンディングがスタートしました

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