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心の復興を支えるお不動さまを修復し、お奉りし続けるために地震対策をしたい!

宮城県石巻市の真言宗寺院、秋葉山大宝院の本尊 不動明王は人々の心の拠り所として尊崇されています。しかし経年劣化と度重なる地震により損傷があり、安心して継続的にお奉りし続ける事に不安があります。復興と犠牲者の菩提を祈り続けるため10周年を機に不動明王像を補修し、耐震の厨子を新調する計画です。

現在の支援総額

1,191,000

119%

目標金額は1,000,000円

支援者数

134

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/10/25に募集を開始し、 134人の支援により 1,191,000円の資金を集め、 2022/01/11に募集を終了しました

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心の復興を支えるお不動さまを修復し、お奉りし続けるために地震対策をしたい!

現在の支援総額

1,191,000

119%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数134

このプロジェクトは、2021/10/25に募集を開始し、 134人の支援により 1,191,000円の資金を集め、 2022/01/11に募集を終了しました

宮城県石巻市の真言宗寺院、秋葉山大宝院の本尊 不動明王は人々の心の拠り所として尊崇されています。しかし経年劣化と度重なる地震により損傷があり、安心して継続的にお奉りし続ける事に不安があります。復興と犠牲者の菩提を祈り続けるため10周年を機に不動明王像を補修し、耐震の厨子を新調する計画です。

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はじめに・ご挨拶

皆さんこんにちは、秋葉山大宝院の住職 天野秀栄です。

私は2011年3月に発生した東日本大震災への災害ボランティア活動を機にそれまで奉職していた真言宗本山を退山、2012年4月より宮城県石巻市に移住し同10月に総本山醍醐寺より大宝院住職を拝命しました。

当初は六畳一間に本尊である不動明王像を置くだけ、檀家さんも信徒さんもゼロからのスタートでした。避難所や仮設住宅で暮らす人々の心が癒やされ心の復興につながるよう、ただひたすら祈願しました。

多くの方々に支えられて2015年に一軒家を購入、改装して大宝院護摩道場としています。震災のいち早い復興と犠牲者の菩提、ご参拝の方々の所願成就を日々祈り続けております。


このプロジェクトで実現したいこと

大宝院の不動明王さまの像はかつて静岡県の真言宗寺院、秋葉山榮松院の本尊として奉られていました。2012年春に石巻へ勧請しお奉りし始めましたが経年劣化と度重なる地震により尊体に痛みがあります。東日本大震災の余震がいまだ続くこの地で末永くお奉りを続けていくことには一抹の不安が残ります。

そこで勧請から10年を機に尊体を補修し、併せて耐震性のお厨子の新調を計画しています。今後もこの石巻で人々が安心して祈り続けられるようご協力をお願いいたします。


不動明王について

不動明王とは真言密教の根本の仏「大日如来」の化身とされています。火炎を背に右手に剣、左手に縄を持つ恐ろしい姿をしていますがその本性は人々を救済する優しい慈悲の心に満ちています。

弘法大師さまは唐で学ばれた密教を日本に持ち帰る際に師の恵果和尚から頂いた霊木に不動明王の尊像を刻み、船にお奉りされました。風波に襲われた際、一心に祈願するとお不動さまが現れ、剣で波を切り払い海を静めたといいます。

大宝院はその伝承にあやかり津波で大きな被害を受けた石巻が守護されるよう、また人々の悲しい記憶も断ち切っていただけるよう不動明王を勧請しお奉りすることにいたしました。


東北移住のきっかけ

平成23年3月11日に発生した東日本大震災に私は大きな衝撃を受け、当時関西に住んでいましたが「何か自分に出来る事は無いか」と考えました。そして勤め先の本山から休暇をいただき、震災ボランティアとしてがれき撤去等の活動を始めました。

石巻専修大学のグラウンド・キャンプ場・河原の土手などにテントを張って滞在し、災害ボランティアとして汗を流し、作業の合間に亡くなられた方々のご供養をしました。

そのような活動と様々な人と出会ううちに、この地に残り復興を見届けたいという思いが生まれました。10年経った今も祈り続けていられるのは私自身、このお不動さまに支えられているからでもあります。


支援活動について

大宝院は仮設住宅や復興住宅の集会所にて写経会など行う「出張寺子屋」を行っていました。


また宗教活動とは別に、他の支援団体や町内会と協同で地域情報紙作りの支援活動をしていました。コミュニティの再生と活性化を目的としたこの活動は全町内会が再開するまで4年半続きました。


経費の一覧

修復 不動明王像 約13万円 

新調 角厨子   約60万円 

手数料      約10万円

リターン・送料  約17万円

計        100万円

清和佛具株式会社に依頼し修復・新調いたします。


返礼品のご紹介

大宝院では毎年3月11日に東日本大震災慰霊法要を行い、震災犠牲者の菩提を祈念しています。令和4年東日本大震災慰霊法要に併せて10周年を記念し、新調された厨子のお披露目を行います。その際の護摩供にて祈願される護摩木や10周年の記念品などを返礼品といたします。



代理支援について

CAMPFIREでご支援いただくには会員登録が必要となります。しかし 「登録のやり方がわからない」「熨斗袋に入れて直接渡したい」という方には代理支援という形で対応いたします。メールにてお問い合わせください。

daihooin@gmail.com

メールの件名は「クラウドファンディング代理支援の件」としてください。

他に何かご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。


最後に

震災から10年経った現在、我々はコロナ禍という新たな脅威に直面しております。感染対策や現代医療の助けは当然必要ですが、心を強く持ち不安など心の病をはねのける力も必要です。不動明王とは心の力そのものです。このプロジェクトを機に安心と功徳を得られましたなら幸甚です。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

もっと見る
  • ご支援のお礼&返礼品の発送について

    2022/07/10 12:49

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 拝啓 啓蟄の候 皆さまにおかれましてはご清祥の事 大慶に存じ上げます過日3月11日、東日本大震災より11年目となる祥月命日に震災犠牲者供養の慰霊法要を、また前日に復興祈願の護摩祈祷を厳修いたしました。それに併せ、この度のプロジェクトで修復された不動明王像と新調したお厨子をお披露目する事ができました。本年も新型コロナ感染症の拡大対策として参拝者の人数を制限しつつ、10日には全国から寄せられた護摩木を焚き復興を祈願し、11日は被災地巡拝を行い、地元町内会との合同での追悼を行いました。石巻に移り10年の節目となる機にご本尊を修復と荘厳し、新たな護摩炉で祈願ができることは非常にありがたく、皆さまの浄心に心から感謝申し上げます。大宝院はこれからも心の支援に寄与するよう努めて参ります。どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。尚 リターンに就きましてはこれより準備にとりかかります、今しばらく少しお待ち下さい。秋葉山 大宝院 拝 もっと見る

  • 目標達成のお礼

    2022/02/10 14:07

    拝啓 立春の候、ますますご清栄の事とお慶び申し上げます。当プロジェクトは令和4年1月11日の時点で終了し、目標額である100万円を上回る1,191,000円もの寄付を頂戴しました。ご報告が遅くなり大変申し訳ありません。まず大宝院の本尊である不動尊像ですが、令和3年10月に修復を終えて28日の不動明王縁日に開眼供養が行われました。そして先日、新調されましたお厨子が届きました。本体は本漆、内側は総金箔、金具は金メッキの細工が施されています。3月11日の東日本大震災慰霊法要の際に公開いたします。また今回、目標を上回った金額は護摩釜と養生板を新調する費用とさせていただきました。これで今後も安心してご祈祷を続けることができます、ありがたく存じます。震災犠牲者の菩提と疫病収束、ご寄進いただきました皆さまの息災を心より祈念いたします。合掌 もっと見る

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