2010年の寅年の思い出です。JTEFは10月に、アート&パフォーマンスのチャリティイベント「虎と象の夜」を、東京・東中野ポレポレ坐にて開催しました。斉藤徹さん(コントラパス)、喜多直毅さん(ヴァイオリン)の興演即奏に呼応して、画家の小林裕児さんがトラとゾウを即興で描くライブ・ペインティング。続いて女優の内田慈さんが創作した虎と象の話を歌い語る一人芝居。
こんな素敵なアーティストの方達のコラボレーションのイベントを開催できたのは、実は前の活動報告で紹介した上野動物園のトラパネルがきっかけでした。
小林裕児さんが上野動物園を取材で訪れた際、トラパネルを見て、JTEFに連絡を下さったのです。そして、トラをテーマにした新年のライブペインティングのイベント入場料の一部を「トラへの出演料」として、JTEFに寄付して下さいました。
トラに代わって出演料を受け取りに行った私たちは、ライブペインティングにすっかり魅了されてしまいました。そして小林さんにお願いして実現したのが、「虎と象の夜」だっだのです。
その後も、小林さんは、沢山の美術家に呼びかけチャリティ展を開催したりと、JTEFを支援し続けて下さっています。