いつもありがとうございます。
東京練馬区のエステティックサロン「Creschambleur(クレッシャンブルール)」です。
ドキドキしながらスタートしてからあっという間に3週間が経過し、いよいよ残すところあと1週間となりました。
皆様の温かい応援メッセージに感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、本日は容器についてのお話です。
以前、リサイクルとファッションについて考える企画に少しだけ参加させていただいたことがあります。
リサイクルポリエステル(現在では某モデルさんが手がけるブランドでも使われている素材)を使用し、そこに様々な作品をプリントをするという企画でした。
そのミーティング中に、ヨーロッパで活動をされている方が「この1枚を染めるのにどれだけのインクが使われて、どれだけ海に流れるか…」とボソッと言ったひとことが強烈に耳に残りました。恥ずかしながら、私はそれまで作った物のその先がどうなるかまで深く考えた事がなかったからです。
「ひとつの面だけ考えてもダメなんだ。」とハッとした出来事でした。
化粧品を作りたいと考え始めたとき、改めてこの言葉を思い出しました。
もちろん化粧品の容器は洋服とは別物ですが、できる限り地球に優しいものでお届けしたいと思ったのです。
それとは別に化粧品を購入したときに毎回驚く過剰包装と、ゴミ捨ての不便さをずっと感じていたことも大きな理由のひとつです。
デパートで買い物をすると、立派な紙袋の中に商品+立派な箱(場合によってはまたその中に箱)、それだけでなくサンプルや1商品ごとのリーフレットなどを大量にいただきます。
通販をしても大量の冊子やチラシが同梱されています。
デザインの仕事をしていたので、作る側の気持ちもわかるので心苦しいのですが、ほとんど見ずに捨ててしまうことが多いので「これ、何とかならないのかなぁ」と常々思っていました。
そんなことを思いながら、実際に容器を探していると様々な壁にぶつかりました。
100%自分の理想の形と素材のものなど存在しておらず、実現しようとすると完全なオリジナルを作ることになります。
基本は問い合わせても「できません」「難しいですね」ばかり。
「完全再現はできませんがいくつかの素材をこちらで使えるものに変更していただければ」といってくれたころでも「30,000個からであれば」という返答。
いきなりハードルが高過ぎるなぁ…作っても使い切らなかったらそれこそゴミを増やすだけになってしまって何をしてるのかよくわからなくなってしまうし…。
かといって少量で作ってもらおうとすると商品の価格があまりにも高くなってしまう…。
なんの実績もない、いきなり大量に発注できない自分の無力さに落ち込みました。
長くなってしまったので②に続く…
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