みなさま、こんにちは!
9月、再び柑橘の既設到来です。
とびしま街道はグリーンの葉に隠れた早生みかんやレモンがたわわに実りはじめました。
もう少しすると、またオレンジいろのポップな水玉が島中を埋め尽くします。
さて…跳びしまBASE 9/23 「入魂式」のため、9/21-24の四日間、島に滞在しました。
入魂式の本来の使い方とはちがいますが、「放置されていた古民家に新たな循環を起こすチカラを入れ直す」という意味合いで、入魂式と名付けています。
隣に建つ宇津神社をお呼びし、跳びしまBASEに訪れる人の健康安全ご多幸を祈願していただきました!
前日にはミュージックキャラバンJAMの演奏会が隣町久比のまめなプロジェクトの会場で行われ、地域の若い人や地域のご年配の方々が混じってエキサイティングな時間を過ごした後、跳びしまBASEでランチをしてもらいました。
昨年9月より始まり、「1年後」を目標に活動してきたこのプロジェクト。
クラウドファンディングも支援者ZERO から始まり、一人一人応援を募らせて頂くことから始まり、ワークショップも6回目となりましたが、初回は募集するも参加者ZERO 〜!
やりたくて始めたにも関わらず、時間や予算、人手が足りず、工事計画が上手く立てられず、何度も「こんなこと始めるんじゃなかった…」とか「自分のホントにやりたいことやってるんだろうか?」とか自問自答する日々でした。
何事もはじめの一歩は1人で決断するし、上手くはいかないものだ!と言い聞かせながらも、これじゃ胃に穴が開くよなぁ…と弱気になることもありました。
それでもなんとか人が宿泊できるまでとなり、一先ず節目として1期工事終了の意味で「入魂式」を執り行うことになりました。
ここまで来られたのも、クラウドファンディングの支援者様と、ワークショップで作業をしてくれた方々の応援の応援の賜物です。
ご参列いただいたのは、島へ訪れた当初よりお世話になった地域の方数名様。
そして本格的なオープンまでの準備期間、企画と運営のサポートにロサンゼルスから来てくれた私の友人、そして彼女と同じく偶然来日していた在米の友人たちで食事会兼合宿となりました。
海外から見た瀬戸内の島暮らしはレトロで魅力的とのことで、皆様日本の故郷の原風景へのタイムトリップを満喫されていました。
私自身も今回が初めての島の長期滞在。
早々と静まりかえり酒と肴を囲み語りながら更けていく夜や、広々とした縁側から射し込む光の眩しさに起こされる朝、行きかう人との他愛もない会話がのんびり流れる昼間の路地・・・。
画面上の旅行では味わえない繊細な五感の体験に、じんわりと癒され、いつの間に心が心地よく緩んでいる4日間でした。
みなさんにも、この感覚を味わってほしいなと思います。
年内みかんの季節には、クラウドファンディングのご支援者に向けてご利用開始のご案内ができるよう、引き続き工事を続けていきます。
お楽しみに・・・!
【リターンの各種利用権について】申し訳ありませんが9月をオープンから開始予定の跳びしまBASEのカフェや宿泊利用権は、正式オープン(来年一月予定)から同期間ご利用可能へ振りさせていただきます。正式なオープンが決まりましたら、改めてご報告いたします!