2023/01/15 15:02

綿花の栽培の現状報告

大変ご報告が遅くなり申し訳ありません。

正直にお伝えします。

綿花栽培は失敗しました・・・が再挑戦します。

失敗の原因
● 種まきが遅れたことと,そのため実になる前に霜に当たってしまったこと
● 栽培の先輩指導を仰ぐことができなかったこと

初めての取り組みに迷いながら、休耕田と保険のためポットに蒔いたものを用意しました。田んぼは土が固く、さらに夏の暑さと水不足で雑草に負けてしまいました。しかしポットではちゃんと芽を出し苗ははすくすくと育って行きました。田んぼがあれよあれよというまに草だらけになり、草なのか綿花なのか見分けがつかない状況。確実に綿を取るためには少し狭いですが、こちらを定植しました。思ったより大きく太くなる綿花。台風で倒れたりしながらもちゃんと花をつけてくれました。

5月15日の暑い日、タカオキ邸の前の休耕田を耕し、綿を蒔きました。
畝を作って筋にひとつひとつ蒔いて埋める作業を繰り返しました。
とにかく広い!作業は4名。3歳のお子さんは自由に撒き撒き。
ここが一面白い綿で埋め尽くされることを楽しみに・・・。

綿の種。
トムミルクファームの牛の飼料用を分けてもらいました。
購入したものと見た目も同じ。

暑かった・・・。ミント水で一休み。
少しづつ成長する「綿」しかし簡単なことではありませんでした・・・。

7月10日 青空に映えて元気に育つ綿。蕾が膨らんできましたが、実になるのはまだまだずっと先。

真夏の暑さに、ぐったりとしおれることもありましたが、朝夕の水やりで復活。
昔、この地域での生産が盛んだった頃は真夏の気温は30度超えることなどまずなく、この厳しい夏を越えられるのか不安になることも多々ありました。

ワークショップのために糸巻きなどの道具の購入も始めました。
染色の勉強も始めましたが、コロナ渦のため直接指導やワークショップはどこも中止。生産者さんを訪問したくても、遠慮しなければならない現状。


畑の綿は雑草まみれでとうとう刈り払い牛の飼料になりました。


2回に分けてご報告をさせていただきます。

ご支援いただいた方々、本当にありがとうございます。