私は今まで、自分の身体を使って、独自の世界観を表現してきました。
今日は、その中でも、まだお腹が殆ど出ていなかった頃の作品をご紹介したいと思います!
タイトル
「迷子の天使」
都庁前の公園と、都庁前の道路の分岐ギリギリで撮影したこの作品
真夏の湿気で黒いマスカラは滲み、都会の喧騒の中で迷子になっても、天使は誰にも気付かれる事はない。
撮影当時の私は妊娠6ヶ月でした。
安定期に入り、つわりが無くなり、精神的にも安定してきて、妊娠という状態を楽しめるようになった頃。
出産を認めてもらう事、仕事との付き合い方や私の抱えていたメンタルヘルス、そうした様々な問題と向き合い、どうしたら幸せになれるのか、己のプライドや言い訳を全て捨ててぶつかり、親の本当の気持ちや凄さを知った頃でもあります。
こうやって当時を振り返ると、しみじみと今が幸せだなと思います。
当時は全く余裕がなかったので、幸せだと思える事が幸せだなと、、。
キッズに会えるのが、本当に楽しみです。
元気に産まれて来てくれれば、それでよしよ。天使君