みなさん、こんにちは!
株式会社fairview代表の高橋です。
本日はヘラクレスオオカブトを飼育する際の注意点について記録しようと思います。
飼育する前に知っておいてほしいことです!
(1)成虫の生活音が意外と大きい
ヘラクレスに限りませんがカブトムシは夜行性です。
夜になると活発に活動し始めます。
食事やケース内を移動したりなど、活動する際に、ケースにぶつかったり、引っかいたりして音がします。
生き物を飼育する以上、生活音がすることは当然ですが、ヘラクレスオオカブトは大きい方です。
特に飛び回るときの羽音はなかなかの音量で、静かな部屋だと響き渡ります。
一般的に寝ている方が多い夜に音を立てるので、物音が気になる方は飼育場所に気をつける必要があります。
ちなみに私はこれまで何度も夜中に起こされたことがあります笑
(2)寿命は短い
これはヘラクレスオオカブトに限らず、カブトムシ全般に言えることです。
クワガタの中には一部、越冬できて数年生きるものもいますが、カブトムシは基本的に1シーズンぐらいで死んでしまいます。
国産のカブトムシだと、羽化後、1~3カ月ほどで死んでしまいます。
ヘラクレスオオカブトはカブトムシの中でも寿命が長い方で、羽化後6~12カ月程生きます。
長生きしても生まれてから2年弱で死んでしまいます。
交尾や産卵をさせるとさらに寿命は縮まっていきます。
(3)臭いがある
これもペットを飼う上では当然と言えば当然ですが、やはりヘラクレスオオカブトも飼っていると臭いがします。
主な臭いはマットと尿の臭いです。
尿に関しては、食事中や食後に尿を勢い良く飛ばすため、ケース壁面が汚れたり、ケースの外にも飛び出す恐れがあります。
そして臭いもあります。
マットと尿の混ざり合った独特な臭いを発するということは頭に入れておいてください。
個人的な感覚ですが、♂の方が♀よりも臭いがキツいです。
(4)温度管理が必要
ヘラクレスオオカブトの最適な飼育温度は22℃〜25℃です。
夏は一日中35℃を超える日があるなど、常に空調をつけっぱなしにしておく必要がある日も少なくありません。
空調費用としては、機械設備に詳しい方に聞いたことがあるのですが、一般的にはつけたり消したりを繰り返すよりも、つけっぱなしの方が安く済むと言われていました。
冬は暖房によるマットの乾燥なども少し気になるところです。
飼育部屋を設けられるのがベストですが、できない場合はクーラーボックスやワインセラーなどで管理している方もおられますね。
私もこの夏はクーラーボックスに保冷剤を入れて管理していました。
冬は保冷剤ではなくカイロで卵の管理をしています。
以上の4点を飼う前に頭に入れておいてください!
といろいろ大変なこともありますが、それ以上に飼う喜びがあるのがヘラクレスオオカブトです!
それではまた。