12月5日の下野新聞13面に、本プロジェクトについて掲載していただきました。多くの方の目に止まって、仲間が増えるとうれしいです。
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阿部梨園(宇都宮市下荒針町、阿部英生代表)は4日までに、インターネット上で資金を集めるクラウドファンディング(CF)を活用し、同園で実践している経営改善のノウハウを無料で公開するサイトの開設に乗り出した。
同園は計約2.7ヘクタールの土地でナシ「にっこり」や「幸水」などを生産している。2014年から積極的な経営改善に取り組んでおり、オンラインショップを開設したり、販売データに基づき品種ごとのPRを工夫したりして、16年はネットや店頭などでナシをほぼ完売した。手探りで進めながら、労務管理や販売ノウハウなど、さまざまな改善策を蓄積してきたという。他の農家にも経営に役立ててもらおうと、これらの情報を無料で公開するサイトを開設することにした。
資金集めはCFサイト「CAMPFIRE(キャンプファイア)」を活用する。同サイトで11月13日から支援を呼び掛けていたが、当初の目標金額100万円を7日目で達成した。現在は目標金額を300万円に引き上げて12月25日正午11時59分まで募集している。経営ノウハウの無料公開サイトは来春の開設を目指す。同園の佐川友彦マネージャーは「農業経営の大規模化や機械化は教科書で学べるが、実践しやすい身近な経営改善策は参考書にも載っていない場合が多い」と話し、200〜300件前後のノウハウを公開する予定。
プロジェクトの進捗状況
213.5万円/300万円(71.2%)