2022/08/22 10:59

組子細工のことをお話しします。

組子細工は釘を一切使わずに幾何学的な文様を丁寧に手作業で組み合わせる繊細な日本の伝統技術です。

飛鳥時代から続く組子細工模様は縁起組子とも呼ばれ、めでたいもの、晴れがましいものを表す縁起物が意匠としてかたどられています。 

最近はレーザーで簡単に組子風のものを製作することが出来るようになりましたが、文様の仕上がりには歴然とした違いがあります。表からも裏からも仕上がりの美しさを実感いただける組子細工製品は、内側からの灯りを通して光の陰影の美しさに目を奪われてしまいます。ぜひ、一度体験していただきたいです。