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オリヌブの島、小豆島で「本ず出䌚える、自分ず向き合える」 曞店を䜜りたい

矎しい瀬戞内海に囲たれた人口26000人の島「小豆島」。 そんな島にこれたでにない新しい曞店を立ち䞊げたす。 蚪れた人に倚様な本ずの出䌚いを届け、穏やかな海を眺めながらゆっくりできる。 そしお本を通じた様々な亀流も楜しめる。そんな堎所を䜜りたす

珟圚の支揎総額

2,218,564円

147%

目暙金額は1,500,000円

支揎者数

249人

募集終了たで残り

終了

このプロゞェクトは、2022/01/10に募集を開始し、 249人の支揎により 2,218,564円の資金を集め、 2022/02/28に募集を終了したした

このプロゞェクトを芋た人はこちらもチェックしおいたす

オリヌブの島、小豆島で「本ず出䌚える、自分ず向き合える」 曞店を䜜りたい

珟圚の支揎総額

2,218,564円

147%達成

終了

目暙金額1,500,000円

支揎者数249人

このプロゞェクトは、2022/01/10に募集を開始し、 249人の支揎により 2,218,564円の資金を集め、 2022/02/28に募集を終了したした

矎しい瀬戞内海に囲たれた人口26000人の島「小豆島」。 そんな島にこれたでにない新しい曞店を立ち䞊げたす。 蚪れた人に倚様な本ずの出䌚いを届け、穏やかな海を眺めながらゆっくりできる。 そしお本を通じた様々な亀流も楜しめる。そんな堎所を䜜りたす

このプロゞェクトを芋た人はこちらもチェックしおいたす

第䞀目暙達成の埡瀌ずネクストゎヌルに぀いお

ご支揎いただいた皆さた、SNS等で拡散しおいただいた皆さたのおかげで10日ほどで目暙金額150䞇円を達成するこずができたした
本圓にありがずうございたす

 目暙は達成したしたが、期限たで䞀ヶ月以䞊残っおいる事もあり、さらなる目暙金額を蚭定するこずにいたしたした。
次の目暙金額、ネクストゎヌルは300䞇円ずさせおいただきたす。
ご支揎いただいた金額は圓初の目的ず同じく曞籍の仕入れ費に充おる予定です。

元々蚭定しおいた150䞇円ずいう金額手数料やリタヌンの発送費甚を陀くず70䞇皋床ずなりたすでの曞籍の仕入れですず、冊数にしお700冊皋床。
曞店ずしおはかなりギリギリの蔵曞数ずなりたす。

子どもにも倧人にも楜しんでもらえる曞店を目指すためにも、ネクストゎヌル達成に向けお頑匵っおいきたす。

匕き続きご支揎・拡散をよろしくお願いしたす

 


はじめに

オリヌブの島小豆島で「本ず出䌚える、自分ず向き合える」曞店を䜜りたい


瀬戞内海に面したオリヌブの島、小豆島。
この島で曞店を開きたす。

そこはただの曞店ではありたせん。

蚪れる人に未知ずの出䌚いをもたらし、䞖界を広げ、自分に぀いお考えるきっかけを生み出しおくれる本がある。
穏やかな瀬戞内の海を眺めながらほっず䞀息぀くこずができるスペヌスがある。
そしお、あらゆる人に向けお開かれおいお、むベントを通じお亀流も楜しめる。

蚪れた人が本ず出䌚える、自分ず向き合える。
そんな曞店を䜜ろうず考えおいたす

こんにちは。
2022幎5月に小豆島にお新刊・叀曞店「TUG BOOKSタグブックス」を開業予定の田山盎暹です。
この床は数あるプロゞェクトの䞭から本プロゞェクトに興味を持っおいただきありがずうございたす。


田山盎暹たやたなおき
1990幎鳥取県生たれ、西日本育ち。
倧孊卒業埌、(æ ª)䞞善ゞュンク堂曞店に就職。
ゞュンク堂池袋本店人文曞担圓→䞞善名叀屋本店6Fフロア長・人文芞術曞担圓→ゞュンク堂ロフト名叀屋店副店長・人文曞担圓で7幎間勀務。
2019幎小豆島に移䜏。



瞁もゆかりもない小豆島で曞店を開業する。䞀芋無謀ずも思える考えになぜ至ったのか、説明させおもらう前に簡単に私の経歎を玹介させお䞋さい。

私は倧孊を卒業埌、7幎間(æ ª)䞞善ゞュンク堂曞店で働きたした。
曞店に勀めた理由は「本が奜きだったから」ずいう単玔なものだったのですが、そこで埗た経隓が今の私を圢䜜っおいるず蚀っおも過蚀ではありたせん。

囜内最倧芏暡の店で䞀生かけおも読み切れない量の本に囲たれながら働く毎日。
新たな本ずの出䌚いに胞を躍らせ、どう売れば本を届ける事ができるかを詊行錯誀する日々。

様々なむベントも開催したした。
トヌクむベントはもちろん、曞店ツアヌを行なったり、曞店を䞞ごず䜿った本探しゲヌムを行なったり。

曞店ずいう空間の可胜性に぀いお考え続けた7幎間でした。



たた、曞店員ずは別にプラむベヌトでも本ず関わり続けたした。

2018幎には名叀屋でブックむベント「円頓寺本のさんぜみち」を立ち䞊げたした。
名叀屋で最も叀い歎史を持぀商店街のひず぀である”円頓寺商店街”が䞞ごず䌚堎ずなり、䞀般の方が持ち寄った叀本のフリヌマヌケットず、叀曞店、新刊曞店、出版瀟のブヌスが䞊び、倚様な本ずの出䌚いを楜しめるむベントです。
※珟圚も毎幎秋に開催。私も実行委員ずしお毎幎運営に参加しおいたす。

「円頓寺本のさんぜみち」の様子


その埌小豆島ず運呜的な出䌚いを果たし移䜏。
珟圚は地域おこし協力隊ずしお掻動し぀぀、䌑日は島内各地で出匵曞店「TUG BOOKS」ずしお様々なむベントを䌁画、出店を行なっおいたす。
小豆島ずの出䌚いから移䜏たでの経緯に関しおはコチラ「小豆島で本屋さんを始めたす①」に詳しく曞いおいたす。

 

このように公私ずもに本ず関わり続け、そしお小豆島で2幎暮らしお感じたこず。


それは
「小豆島には本ずの出䌚いを楜しめる曞店が必芁だ」
ずいうこずです。




プロゞェクトを立ち䞊げた背景

そう思った理由は3぀ありたす。


①本の遞択肢が倚くないこず。
島内にも曞店は数軒ありたす。

ただし、これらの曞店に眮いおある本はコミック・文庫雑誌などの䞀般曞がほずんどです。
自然科孊・人文曞ずいった専門曞や海倖文孊、児童曞はほがありたせん。

品揃えに関しおも新刊を重芖しおおり、基本的には今月の新刊が眮いおあるこずが倚く、数幎前に出た本やロングセラヌ商品は手に入れるこずが難しいです。
たた、曞店独自のフェアや展開もないので、本屋巡りの醍醐味である未知の本ずの出䌚いが少ない、ずいう状況でもありたす。

図曞通は島内に2぀ありたす。
特に土庄町立䞭倮図曞通は玄15䞇冊の蔵曞数を誇り、銙川県内では県立図曞通を陀いお3番目に倚い蔵曞数。町立の芏暡ずしおは党囜的に芋おもかなり倧きい図曞通だず蚀えたす。

ただ、こちらも新刊の入荷は文芞曞がメむンであり、専門曞の新刊は䞭々入っおいない印象です。

このように島内では本の遞択肢があたり倚くありたせん。



②子どもの本が島内では手に入りにくいこず。
先ほどの理由①にもあったように、島内では絵本や児童曞をほずんど扱っおいたせん。
぀たり小豆島は図曞通以倖で子どもが本ず出䌚える堎所が少ないのです。

島の子どもたちにずっお、これはずおも残念な事だず私は考えたす。
子どもの成長には「図曞通」ず「曞店」の䞡方が重芁だからです。

たくさんの本ずの出䌚いをもたらしおくれる図曞通。
それに比べるず曞店は図曞通ほど倚くの本は眮いおいたせん。
でも、曞店には図曞通に出来ない事がありたす。

「本を自分のものにできる」ずいう事です。

子どもから芋れば、曞店ずは䞖界の物語が集たった、たさに「宝の山」のような堎所。
その䞭から気に入ったものを賌入できる。

それはたるで䞖界のかけらを䞀぀、自分のものにするかのような喜びをもたらしおくれたす。

本を所有する事。蚀い換えれば本を読みたい時にい぀でも読むこずができる事。

子どもは気に入った本を䜕床でも繰り返し読みたす。
同じものばかり読んで飜きないのかな ず思いたすが、実はこれは子どもにずっお倧切な行動。
物語を繰り返し読むこずでその䞭にある蚀葉や蚀い回し、リズムを自分の䞭に取り蟌む。
語圙を増やし、登堎人物の心情に接するこずで心の豊かさを育む。

本を繰り返し読むのは子どもが成長するために必芁な行為なのです。

図曞通の本だず、子どもがい぀でも奜きな時に奜きなだけ本を読むのは難しい。
開通時間倖や閉通日はそもそも借りるこずが出来たせんし、開いおいおも他の人が借りおいれば、やはり借りお読むこずができない。
それず范べるず、曞店で買った本はい぀でも読むこずができたす。

そしお䜕より自分で本を遞び、自分のものにするずいう䜓隓や喜びは、曞店だからこそ埗られるものです。
そんな曞店ならではの本ずの出䌚いを、子どもたちに島の䞭で味わっおほしい。


子どもず本をめぐる状況に぀いおもう䞀぀。
これは知人から聞いた話です。
その方はお孫さんに絵本をプレれントするため、高束たで出かけお本を遞んでいるずのこずでした。

぀たり、プレれントの本を遞ぶために家から埀埩2時間以䞊かけおいるずいうこずになりたす
もちろん高束で他の甚事も枈たせおいるのだずは思いたすが。

島内に絵本や児童曞を揃えおいる曞店があれば、もっず気軜に絵本や児童曞を遞んでもらえる。
それは結果ずしお、子どもが本ず出䌚う機䌚を増やすこずになるのではないでしょうか。



③本を読む時間、堎所がないこず
島に移䜏しおきた本奜きな人ず話しおいるず必ず出おくるのが「本を読む時間が枛った」問題。

移䜏するたでは通勀などの移動時間に本を読んでいた人が倚かったのですが、小豆島に来るず移動が車になり、本を読む時間がなくなっおしたう。
たた、郜䌚にいた時は仕事終わりにカフェなどで本を読んでいた人も、島内で遅くたでやっおいるカフェがないため本を読めない。
家に垰っおもネットや様々な雑事で気が散っお、萜ち着いお読曞が出来ない。

そんな理由で本を読む機䌚がなくなっおいるずのこず。

これに関しおは昚幎の秋から怅子ずドリンク、本の貞出をしお本を読む時間を味わっおもらうむベントを島内各地で行なっおいたす。これたでに5回開催。延べ100人ほどの方に楜しんでもらいたした

こうした読曞時間を恒垞的に楜しめる堎所を䜜りたい。

本を読むむベント「BOOK PICNIC」の様子


このように、小豆島での本を巡る状況はあたり満足いくものではありたせんでした。
そしおこう考えおしたったのです。
自分にずっお必芁だず思える曞店がないなら䜜っおしたえば良いじゃないか、ず。




このプロゞェクトで実珟したいこず

こうした理由から小豆島に曞店を開くこずを決意したした。
それも、ただの曞店ではなく
「本ず出䌚える、自分ず向き合える曞店」
です。

 

「倚くの曞物には、自分自身の城内の未知の広間を開く、鍵のような働きがある。」

フランツ・カフカ  


カフカがこう述べおいるように、本は自分の䞭に朜んでいる興味や奜奇心を刺激しおくれたす。
そんな本ず出䌚える曞店を䜜りたい。
具䜓的には䞋蚘のようなお店を目指したす。


①曞店員時代の経隓を掻かした、遞曞にこだわった店

7幎間曞店の最前線で働き続けた経隓を掻かした遞曞を行ないたす。
取次による配本※1には頌らないで、仕入れる本を党お自分で遞んだうえで仕入れたす。

ベストセラヌやすぐに消費される本ではなく、長く読み継がれるべき本をゞャンルを問わず眮きたす。
文芞曞・文庫・児童曞はもちろん、
人文曞・自然科孊・瀟䌚科孊のような専門曞、
そしおニッチな実甚曞たで。

読んだ埌も心のどこかに残り、じんわりゆっくりず効いおくる。
そんな読者に寄り添っおくれるような本を揃えたす。

たた、定期的に店独自の切り口でブックフェアを開催。
い぀来おも新たな刺激や発芋をもたらしおくれる棚を䜜りたす。

※1取次出版瀟から発行される本 (曞籍・雑誌)を集玄しお、党囜の曞店に配本する業務を行っおいる䌚瀟のこず。取次による配本ずは、簡単に蚀うず取次䌚瀟が党囜の曞店の売䞊デヌタを元に、どのお店にどれくらいの本を送るのかを決定しお送るこず。こればかりに䟝存しおしたうず店舗間の個性がなくなり、結果どこの曞店でも同じような本が䞊ぶ「金倪郎风のような曞店」を生むこずになる。



②穏やかな瀬戞内海を眺めながらリラックスできる堎所。

颚のない日はたるで鏡のように空を映す「凪の海」瀬戞内海。
がんやり眺めおいるだけで次第に心が萜ち着いおきたす。


TUG BOOKSの開業を予定しおいる堎所は海たで埒歩䞀分の立地。
店内の2Fから海を眺めるこずも出来たすし、海沿いには遊歩道が敎備されおおり、海蟺の散歩を楜しむこずも出来るずいうのんびりするには絶奜のロケヌション。


本を読みながら、あるいはがんやり海を眺めながら。
思い思いにゆっくりず時間を過ごしおもらえる堎所を䜜りたす。
そしお倩気のいい日は怅子を貞し出し、海蟺でのんびり読曞を楜しめる。そんな事も出来るようにしたいです。



③人ず人が亀わるハブずなる堎所

曞店員時代や島内でのむベント䌁画の経隓を生かしお、むベントを積極的に開催したす。
䟋えば
〇様々な圢匏での読曞䌚の開催。
読んだ本をオススメし合う読曞䌚。
決たった時間に参加者が集たっお奜きな本を読む「読む時間を共有する読曞䌚」。
あるいは本を読たずに内容を予想し合い、その埌実際に読んでみお予想ずの差異を楜しむ「読たない読曞䌚」など、バリ゚ヌション豊かな読曞䌚を行うこずで、本を読む楜しさを参加者で共有できるようにしたす。
〇アりトドア本を片手に島の豊かな自然を楜しむなど、本をきっかけに島を楜しむむベント。
〇䞀人䞀人の趣味や興味を聞いお、オススメの本を遞曞する「ブックカりンセリング」
などなど 。
ただ本を買うだけではなくお、その埌の読曞䜓隓も楜しめるようなむベントを行ないたす。
※䞊蚘は構想䞭のむベント䌁画䟋であり、開店埌は利甚者の芁望を螏たえおむベントを行ないたす。

図曞通で開催した「ブックポヌカヌ」ずいう本を䜿ったゲヌムの様子

たた、私の奜きな曞店やカフェでは、お店を蚪れる床に人ずの面癜い出䌚いがありたす。
蚈算しお出来る事ではありたせんが、TUG BOOKSもお店を蚪れた人同士が自然ず亀流し、様々な出䌚いをもたらす事ができるような空間を目指したす。



④ゆっくりず読曞できるスペヌス

「プロゞェクトを立ち䞊げた背景」でも曞いた「本を読む時間が枛った」問題。

そしおこれは自分も感じるのですが、島の䞭に「1人でふらっず蚪れお良い意味で攟っおおいおくれる堎所」がない事。

こうしたニヌズに応えお、䞀人でのんびり読曞できるスペヌスをお店に䜜りたす。
もちろん、本を読たずにがんやり考え事をしたり、静かに䜜業したりもできる。
そんな䞀人䞀人がゆっくり自分ず向き合ったり読曞を楜しめるような空間にしたす。



⑀子どもたちに本ずの出䌚いを生み出す

子どもにずっお幌少期の本ずの出䌚いはずおも倧切。
なので、自分がこれたでに出䌚っおきた絵本やロングセラヌの名䜜など、私自身が遞んだ児童曞、絵本を積極的に仕入れたす。それだけでなく
・読み聞かせ䌚
・出匵遞曞育児䞭で忙しい芪に向けお、事前に芁望や子どもの奜きそうな本を聞き、その子に合う本を持っお行き、芋おもらう
・絵本の定期賌読
などなど、様々な方法で子どもが本ず出䌚う機䌚を䜜りたす。



⑥店ずいう堎所にこだわらず、島内の様々な堎所で本ずの出䌚いを生み出す

2020幎の10月から玄1幎間、TUG BOOKSの告知も兌ねお小豆島や高束など様々な堎所で本にた぀わるむベントを䌁画・開催しおきたした。

2020幎
10月「BOOK PICNIC」浜蟺で海を眺めながら読曞を楜しんでもらうむベント。

2021幎
1月「焚火ず本ず珈琲ず」浜蟺で焚き火に圓たり、珈琲を飲みながらの読曞むベント。
3月「読曞日和」山の䞭のお店「うすけはれ」の2階での読曞むベント
「旅読」高束のゲストハりスでのブックカりンセリング遞曞読曞むベント
5月「海蟺の小さな本屋さん」海蟺のカフェ「TODAY IS THE DAY」にお行ったブックフェア。
7月「SUNSET BOOK CLUB」倕暮れの海蟺での読曞むベント。
9月「読曞で楜しむ旅行フェア」名叀屋で開催した小豆島展に合わせ、旅に関する本を集めたフェア。
「May the BOOKS be with you.本ずずもにあらんこずを」山のカフェ「HOMEMAKERS」にお行ったSFおよびスタヌりォヌズのブックフェア。
11月「きんなな」金曜日の倜を楜しむお酒ずご飯ず読曞のむベント。
「ちいさなちいさなビアフェスタ」ためためびヌるにおお酒や発酵・料理にた぀わるブックフェアを開催。詳现に関しおはInstagramに投皿しおいたす。どんなこずをしおいたのか知りたい方はコチラもご芧䞋さい

小豆島のカフェ「HOMEMAKERS」におおこなったSFフェア「May the BOOKS be with you」

倕陜を芋ながら読曞を楜しむ「SUNSET BOOK CLUB」

むベント䌁画の経隓から
・小豆島には本が奜きな人が倚くいる事。
・普段は本をあたり読たないけど、むベントをきっかけに本を買ったり読んでくれる人がいる事。
を知りたした。こうした出匵むベントはお店を開いた埌も継続的に続けおいきたいず考えおいたす。

たた、島内のお店やちょっずしたスペヌスぞの本の卞も行なう予定。
珟圚1店舗からお声がけを頂き、準備䞭です
それぞれのお店の芁望に合わせた遞曞を行ない、本を読める堎所を䞀぀でも増やす。
そうしお島の人や島を蚪れた芳光客が本に觊れる機䌚を生み出しおゆく。

他には幎配の方や育児䞭のご家庭など、䞭々気軜に倖出できない方に向けお、垌望に合わせた本を芋繕っお盎接お家たで䌺い遞んでもらう「本の行商」も芁望に応じお行なっおいきたいず考えおいたす。

店の堎所だけに留たらず、島の様々な堎所で本ずの出䌚いを生み出しおいきたす。




「小豆島」ずいう地域のご玹介

私はこれたでに1郜2府5県に䜏んだ事がありたすが、小豆島はこれたでに䜏んだどの土地よりも魅力にあふれた面癜い堎所。

い぀かは自分の曞店を開きたい。
そんな事をずっず考えおいたしたが、小豆島ず出䌚ったこずでその思いは

「この島で曞店を開きたい」

ずいうものに倉化したした。

ここでは私を虜にした島の魅力や、小豆島だからこそお店を開きたいず思った理由、開業予定の地域に぀いお玹介しようず思いたす。

小豆島は銙川県ず岡山県の間に浮かぶ人口玄2侇6000人の島。
瀬戞内海で二番目に倧きな島で、犬が暪を向いたような特城的な圢をしおいたす。
枩暖少雚な気候を生かしたオリヌブや玠麺、醀油などの特産品や、映画「二十四の瞳」の舞台ずしおも有名な島です。

そんな島の魅力は
①芋る堎所によっお異なる矎しさを芋せる瀬戞内海
②「倩然の博物通」ずも称される豊かな自然環境
③お遍路や秋祭りなどの倚様な歎史、文化
④島で出䌚う人の面癜さ
にあるず思いたす。
詳しくは「小豆島で本屋さんを始めたす①」ずいう蚘事で曞きたした

①③だけでも島で暮らすのに充分な理由ずなりたすが「この島で曞店を開業したい」ず思った䞀番の理由は④の「島で出䌚う人の面癜さ」でした。

小豆島は離島の䞭では䟿利なほうで、生掻に必芁な物は島内で賄うこずができたす。
ただし、郜垂郚に范べればお店やサヌビスが䞍足しおいる郚分も倚い。

そんな䞭、僕が出䌚った小豆島の人は足りない郚分を自分たちで補う創意工倫に満ちおいたした。
䞀昔前の日本であれば圓たり前のように芋られたDIYスピリット。
”足りないものがあれば自分で䜜れば良い”
ずいう考えが島の人はもちろん、移䜏しおきた人にも根付いおいるように感じたす。

毎幎恒䟋の逅぀き

それぞれに自分の埗意な郚分を生かしお、お互いに持ち぀持たれ぀しながら暮らす。
あらゆる人間関係やサヌビスが貚幣に還元されおしたったかのように芋える郜䌚での暮らしが長かった私にずっお、そうした島の人ずの日々は本圓に刺激的で楜しいです。

島のみんなず歩き遍路。

自分で家を盎したり野菜を䜜ったり、出来るこずはなんでも自分でやっおしたう島の人。
島にはないスキルや胜力を䜿っお島内に新しい䟡倀芳や楜しさを生み出しおいる移䜏者。
そんな愉快で楜しい人たちず䞀緒にどう暮らしおいくか。
自分の持っおいるスキルをどう島に還元しおいくか。

そんな事を色々ず考えた末に思い぀いたのが「島の曞店員」ずいう生き方でした。

私には倖囜語を話せる、WEBデザむンのスキルがあるなど、䜕か特筆すべき技胜があるわけではありたせん。ですが、これたで7幎間曞店員ずしお出版の最前線で倚くの本に觊れ、たくさんの人に本を手枡しおきたした。
そんな経隓を生かしお、人の抱える様々な課題や悩みに察しお「こんな本ありたすよ」ずヒントずなるような本を提瀺するこずが出来る。
ネットでは拟いきれないような深みのある情報を提䟛するこずも出来たすし、萜ち蟌んでいる人の心の支えずなるような本を手枡し、励たす事もできる。
蚪れた人それぞれに寄り添う事の出来る曞店員であれば、島で倚くの人の圹に立぀こずが出来るのではないか。

個性豊かな「島の人」ず、新たな道を瀺し考えを深めおくれる「本」。
この䞡者が結び぀いたら、小豆島はもっず面癜い島になるに違いない。

そんな思いから小豆島で曞店を開業するこずを決意したした。

お店の開業予定地はそんな小豆島の西偎、土庄町ずのしょうちょうの淵厎地区です。
小豆島の玄関口「土庄枯」からバスで10分ほどにあり、近くには商業斜蚭や孊校もあっお、小豆島の䞭でも䟿利な地域。
そんな地域から海に向かっお少し䞋った先に神瀟ず䞭孊校に挟たれるようにしお建぀昔ながらの家がお店の予定ずなる物件です。

1F曞店スペヌスずなる郚屋の䞀郚。2郚屋を䜿っお曞店スペヌスずしたす。

1F郚分。カフェスペヌス予定箇所。

物件の2Fからは海が芋えたす。


すぐ隣には倕陜の絶景スポットである冚䞘八幡神瀟がそびえたす。

富䞘八幡神瀟

富䞘八幡神瀟から芋える倕景

神瀟のふもずには桟敷さじきずいう秋祭りの時の芳芧垭が広がっおいる。

倩気が良い日は本を買っお近くの海蟺を散策したり、八幡神瀟の䞊にあるベンチに腰かけお海を眺めながら読曞を楜しむ事も出来たす。

埒歩30秒の海の景色。ポツリず浮かぶ小さな島はその名も小豆あずき島。

海の手前には遊歩道が広がり、散歩を楜しめる堎所ずなっおいる。

店内はこのように
1F 曞店・カフェスペヌス
2F 読曞スペヌス・むベントスペヌス
ずいう圢を考えおいたす。

1Fは本を賌入したり、カフェスペヌスでお茶ができる堎所。
圓初の圚庫曞籍は自分の蔵曞やこれたでのフェア・むベント甚に仕入れた本も含めお玄3000冊ほど。
数幎埌には8000冊皋床の蔵曞数を目指したす。
たた、曞籍のみならずお家での読曞がはかどるための雑貚も仕入れる予定です。
具䜓的にはお銙や゚ッセンシャルオむルなど、銙りでリラックスしお読曞に没頭しおもらうための雑貚たち。
そしお、「自分ず向き合える」曞店ずしお、蚪れた人が自分ず向き合うのを手助けする、アりトプットを生み出す文具類も揃える予定です。

2Fの読曞スペヌスは読曞や曞き物など、䞀人でのんびり過ごせる堎所。
泚文したドリンクやおや぀を持っお䞊がっおも倧䞈倫ですが、お喋りは厳犁。
この堎所では是非本ずの䌚話を楜しんで䞋さい。

改装工事がただ始たっおいないので芋た目はただただ普通の民家。
そしお、写真を芋おもらうず分かる通り䞭々に叀い物件なので、様々な郚分を改修しなくおはいけたせん。
改修に関しおは自己資金、および融資を充おる予定です。
この改修でかなりの金額がかかっおしたいたす。
今回ご支揎いただいたお金はそうした自己資金や融資だけでは賄えない「曞籍の仕入れ費」に䜿わせおもらおうず考えおいたす。



資金の䜿い道

目暙金額の150䞇円は、以䞋の甚途に䜿甚させお頂きたす。
「曞籍の仕入れ」70䞇円玄700冊
「リタヌン費甚」50䞇円
「CAMPFIRE手数料」30䞇円


実斜スケゞュヌル

2022/24 改装工事
2022/4 曞籍発泚・曞籍棚詰め
2022/5 店舗オヌプン
2022/6 リタヌン発送開始

 


リタヌンのご玹介

本関連はもちろん、小豆島の雰囲気を味わっおもらえるリタヌンも倚数甚意しおいたす。
そしお僕がい぀もお䞖話になっおいる倧奜きな曞店ずのコラボ遞曞も実斜

・オリゞナルノヌトセット持ち運びしやすい新曞サむズのオリゞナルデザむンノヌト

・ほろ酔い読曞セット小豆島のクラフトビヌル「ためためびヌる」文庫本

・珈琲ず読曞セット小豆島で焙煎された珈琲豆文庫本

・遞曞セットご芁望をお聞きしお、あなたに合わせた本を遞曞臎したす

・絵本児童曞定期䟿セット毎月1冊、蚈3回絵本や児童曞をお送りしたす

・小豆島を味わうセット小豆島の矎味しいもの小豆島を知るための本

・぀の曞店ずのコラボ遞曞セットオススメ
TUG BOOKSずON READING名叀屋、汜氎空枯鳥取、本屋ルヌガンガ高束の぀の曞店が遞ぶ、今回限りのテヌマ別遞曞セット

・店䞻ずお話セット
小豆島の事、本屋の事、移䜏の事、地域の本むベントの事、開業たでどんな事をしたか、地域おこし協力隊の事などなど、店䞻がこれたでにしおきたこず䜕でも話しちゃいたす




最埌に

小豆島に新しい曞店を䜜る。
それは、すでに小豆島にある曞店を吊定するのではありたせん。
むしろ、そうした曞店で扱っおいない本を眮く曞店があるこずで、盞乗効果が期埅できるず考えおいたす。

新刊やコミックの最新刊、雑誌などは既存の曞店で買う。
専門曞が欲しい時、あるいは䜕か欲しいものがあるわけではないけど、本のある空間に身を眮きたい時はTUG BOOKSに行っおみる みたいな。そしおそこで予期せぬ本ずの出䌚いをしおもらう

䜕より、曞籍だけで幎間玄7侇3000点、䞀日に玄200点もの新刊曞籍が出おいる出版業界。
䞀぀の店でそれら党おを賄う事は到底できたせん。前に働いおいたゞュンク堂曞店池袋本店は蔵曞数玄150䞇冊ず党囜屈指の巚倧店舗ですが、それでも党曞籍を網矅するなんおできたせんでした 

そんな状況なので、お店が増えるこずによっお島内で芋るこずのできる本にもバリ゚ヌションが生たれたす。

あず、これは私自身の経隓から蚀えるこずなのですが、本を奜きな人はよく曞店をハシゎしお回りたす。小豆島に曞店が増えるこずで、そうした曞店を巡る楜しみも島内で味わえるのではないか。

本屋さんが増える
→島内で出䌚える本のバリ゚ヌションが増える
→様々な本ず出䌚える
→本っお楜しい
→本奜きな人が増える

こんな奜埪環を生み出す土壌ずなれば嬉しいです。




町の曞店の圹割に぀いお

自分のこれたでの本ずの関わりを考え盎しおみおも、図曞通や郜垂郚の倧型曞店だけでなく、近所の小さな曞店の存圚こそが本が奜きになる経隓で倧きな䜍眮を占めおいたように感じたす。

気になる本を図曞通で借り、欲しい本は倧型曞店に買いに行く。
これだけでも充分かず思われたすが、私にずっおはこうした堎所以䞊に倧事だったのが近所の曞店でした。

暇さえあれば近所の店を蚪れお店内を散策。
決しお倧きなお店ではありたせんでしたが、だからこそ日々少しず぀倉わる曞棚の本を把握出来たすし、様々なゞャンルの本を満遍なく眺めるこずができたす。

店内をうろ぀いお、気になる本や目に぀いた本があれば手に取っお眺めおみる。
こんなふうに偶然手に取った本ずの出䌚いが、僕の人生においおどれだけ倧きな財産ずなったか。

曞店の良さは偶然の出䌚いを生み出せるこずにあるず思いたす。

むンタヌネットでは自分の欲しい本を瞬時に探しおくれ、家から䞀歩も出るこずなく本を手にするこずができたす。
ただ、そこで出䌚えるのは既知の情報や自分の知りたい興味・関心であり、自分がただ気付いおいない興味や朜圚的な関心぀たり、自分が知りたいず思っおいる事も分からないような事。あるいは本を読んで初めお”自分はこんなこずを知りたかったんだ”ず気付かせおくれるものを掘り起こしおくれるこずはありたせん。

自分の朜圚的な興味、ただ自分では分かっおいないけど、実は興味のある事柄、あるいは自分の䞭でも蚀語化できおいない関心や欲望。

そうした自身の内面を本を通じお知るこずができるのが、曞店ずいう堎所の魅力であり醍醐味です。

こればかりは、どれだけデゞタル技術が発達しおもリアルな堎所には敵わない郚分だず思いたす。
そんな偶然の出䌚い、思いもよらない出䌚いをもたらしおくれる堎所を小豆島に䜜りたい。
そしお、その堎所では本を遞んで買うだけでなく、本を読みながらゆったりず時間を過ごせる堎所も䜵蚭したい。

そんな倢を叶えるべく、どうぞ皆さたのお力をお貞し䞋さい

ご支揎よろしくお願いしたす

TUG BOOKS 田山盎暹

 

募集方匏に぀いお

本プロゞェクトはAll-in方匏で実斜したす。目暙金額に満たない堎合も、蚈画を実行し、リタヌンをお届けしたす。

リタヌン品クラフトビヌルに関しお
発泡酒補造免蚱土調免蚱第1号
※酒類が含たれるため、20歳未満の方はこのリタヌンを遞択できたせん。

最新の掻動報告

もっず芋る
  • こんばんは。TUG BOOKSの田山です。先日の2/28でクラりドファンディングの期間が終了したした。盎接のご支揎も含めるず250名を超える方からご支揎を頂きたした。集たった金額も玄222䞇円。圓初の目暙である150䞇円を倧きく䞊回るご支揎を頂けたこず、倧倉嬉しく思いたす。ご支揎、拡散いただいた皆様。本圓にありがずうございたしたたた、これだけ倚くの人からの思いや期埅にしっかり応えなければ、ず身の匕き締たる思いでもありたす。良い本屋さんになるようお店䜜り党力でやっおいきたす 3月からいよいよ物件の改装䜜業も始たりたす。自䞻斜工が倚いため、オヌプンの日に関しおも䜜業の目途が立たないずお䌝えしづらいのですが、5月䞭のオヌプンを目指しお頑匵りたすGW明けぐらいには 。リタヌンに関しおはたた改めお個別に連絡臎したす。遞曞に関しおは皆さんお䞀人お䞀人に楜しんでもらえる本を遞べるかどうか、緊匵し぀぀もワクワクしおおりたすので、どうぞよろしくお願いしたす今埌はInstagramやFacebookなどのSNSで改装の進捗状況に関しおも発信しおいきたすので、ご興味のある方はフォロヌしおもらえるず嬉しいです。Instagram TUG BOOKSFacebook TUG BOOKSnote TUG BOOKS もっず芋る

  • こんにちはTUG BOOKSの田山です。クラりドファンディングを開始しおから11日。たくさんの方の応揎やご協力もあり、なんず目暙金額の150䞇円を達成したしたご支揎・拡散しお頂いた皆様、本圓にありがずうございたす 頂いたコメントの䞀぀䞀぀を読みながら、こんなに本や小豆島を奜きでいおくれる人がいらっしゃる ず感動に打ち震えおおりたす。この勢いのたた、ネクストゎヌルに向けお再び挑戊しおいきたす。ネクストゎヌルの金額は300䞇円。こちらの金額も曞籍の仕入れ金額に充おる予定です。ず蚀いたすのも、もずもず蚭定しおいた150䞇円手数料やリタヌンの発送費甚等を陀くず70䞇皋床になりたすは、曞籍の仕入れ冊数にしお玄700冊皋床。倧人も子どもも楜しめる曞店の品揃えずしおはかなりギリギリの冊数ずなりたす。ですので、ネクストゎヌルで300䞇円を集めるこずが出来れば玄1500冊ず小芏暡な曞店ずしおは充分な冊数を揃えるこずが出来たす。皆さた、どうかもう䞀床お力をお貞しください。友人や職堎の同僚など知人で本が奜きな方がいらっしゃれば是非このクラりドファンディングに぀いおお䌝え頂けるず嬉しいです。ご支揎・告知しお頂けるず励みになりたす。どうぞ皆さたよろしくお願いしたす2022/1/22TUG BOOKS 田山盎暹 もっず芋る

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プロゞェクトオヌナヌの承認埌に掲茉されたす。承認された内容を削陀するこずはできたせん。


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