金曜日、ドイツのお城「日独交流160周年記念コンサート」が無事に終演いたしました。この日は初雪でした。直前にお客様人数制限が会場の25%となる厳しい規則の中、なんとか会場を満席にスペースをたっぷりと使って撮影することができました。今後は映像処理と編集をして、オンライン配信への手順を進めて参ります。自身が企画の主催者&演奏家であるのは、当日並大抵のメンタルではできないと実感させられました。関係者への連絡、突然のアクシデント対応、舞台総合チェック、時間と精神力との戦い、本番、と舞台裏は意外にも壮絶でした…ご支援者、協力者の皆さまのおかげで無事終演を迎えることができましたm(_ _)mスリル万点の演奏会でした!
日独交流160周年記念 の付いた活動報告
11月19日(金)ニュンフェンブルグ宮殿の会場のカメラテスト・リハーサルをしました。ちょうど、演奏会の1週間前です!日本舞踊の左近先生と立ち位置などを確認・サウンドチェック・舞台の出入りタイミングなどの打ち合わせ、詳細のミーティングをしました。今回撮影をしてくださるカメラマンのMinsu Park(ミンス・パク)監督は、ヒマラヤ山脈の村の人々の生活にクローズアップしたドキュンメンタリー映画や社会問題をテーマに掲げた作品などを手掛けていて、先週末まで紛争地のスーダンで3週間撮影をなさっていたそうです。命がけのお仕事の話を聞いて、本当にびっくりしました。ドイツ国内での映画上演やTV番組などでも放映されるなど、ご活躍です。私は、森や草原でのプロフィール写真を撮ってくださったこともあり、学生時代からずっとお世話になっていました。今回は普段とは違って共演者が多い公演なのでやりがいを感じています。本番が楽しみです!ミュンヘンは今コロナが大流行していて、観客数が全体の25%までという規則になりました。なんということでしょうか・・・この新しい規則が発表されて、お客様や関係者との連絡・確認メールや電話などで半日以上使いました。このご時世だからこそ、オンライン配信のシステムを導入して、本当に良かったと心から思います。演奏会はコロナ対策を万全にして続行いたします。万が一、国がイベント禁止を命じたら無観客での収録のみを行いますので、どうかご安心くださいませ。引き続きよろしくお願い申し上げます。伊藤ゆりあ