はじめに・ご挨拶
はじめまして。
ティアハイムさいたま、シェルターチームの代表土本です。
平成19年に個人で活動をはじめ、現在はNPO法人シリウスとして、さいたま市に延床面積114坪の動物シェルター「ティアハイムさいたま」を作り、保健所動物の受入れ、新しい家族へと命をつなぐ動物保護活動を行っています。
<さいたま市見沼区の動物シェルター「ティアハイムさいたま」>譲渡会場
ティアハイムさいたまは、現在埼玉県内の犬猫の殺処分「ゼロ」へ向けて、
「埼玉県動物指導センター」「さいたま市動物愛護ふれあいセンター」「越谷保健所」「川越保健所」
から保護された犬・猫の引取りを行っています。
埼玉県内の動物の殺処分は、平成21年度では5,764頭でしたが、令和元年度には622頭となり、10年間で約9割減となりました。
これは、殺処分に対する国民の方々の意識や理解の向上、そして行政の取り組み、民間の動物保護団体や個人の方々が一頭でも多くの命を救うため、動物の受入れと譲渡に力を入れてくださった証です。
また、この活動を物資やご寄付、ボランティア活動で支えてくださっている皆様のお力添えで、この活動を継続することができ、心から感謝しております。
今後も一頭でも多くの命をつなぐため、日々精進してまいりますので皆様の温かなご理解とご協力をお願いいたします。
このプロジェクトで実現したいこと
今回のプロジェクトでは、さいたま市内に延床面積52坪のティアハイムさいたまの連携動物病院を作り、その一角にシェルターの動物用の入院、治療設備を完備し、保護動物達に最善の治療体制を整えたいと思っております。
また譲渡会場も併設することで保健所から受け入れた動物の譲渡、治療、そして里親様に譲渡した後も、動物たちのケアをしていきたいと考えています。
保護する子たちの中には生後数週間の子、状態が悪い子もおり、一刻も早い医療処置を必要としています。
<ミルクを必要としている子>
<瀕死の状態の子>
<状態が悪く、緊急入院が必要な子>
<全身が毛玉まみれの子>
受け入れた動物たちは一刻を争う子が多く、迅速な治療と処置が必要です。
ティアハイムさいたまでは、受け入れた子を即時治療するための入院治療設備を整え、保護動物にとって最善の環境を提供するため、これまでのシェルターにはない環境のシェルター併設型の動物病院を作りたいと考えています。
今回、動物病院の開設にあたっては、都内で活躍する建築デザイナー様による設計・デザイン、またさいたま市見沼区のシェルターの設立時に内装工事を手掛けてくださった建築会社様の全面協力のもと、ハイクオリティな環境と設備を整えた動物病院の建設を予定しています。
<動物病院名>ティアハイム浦和どうぶつ病院:さいたま市緑区太田窪1-26-13
・令和3年12月1日、動物病院の診療施設の開設届・第一種動物取扱業(展示・保管)取得予定
・シェルター動物収容頭数:猫20頭・犬2頭
<シェルター本拠地>どうぶつシェルターティアハイムさいたま:さいたま市見沼区大谷780
・第一種動物取扱業(保管)取得済み、第二種動物取扱業取得済み
・シェルター動物収容頭数:猫30頭・犬10頭
<計画の安全性>動物病院内は換気システムを取り入れ、次亜塩素酸による院内消毒を行います。
保健所から受け入れた動物は、当動物病院でワクチン接種、寄生虫検査を行い、必要な治療や処置を施し、さいたま市見沼区にある本拠点動物シェルター「ティアハイムさいたま」で1週間の隔離を行います。体調が安定したのち、不妊去勢手術を行い、動物病院に併設した譲渡会場にて里親募集を行います。
<病院受付>
<譲渡会場>
<間取り図>
またティアハイム動物病院の院長となる獣医師は現役の動物病院の院長で、これまでにティアハイムさいたまが保護した動物たちの不妊去勢手術を中心とし、膝蓋骨脱臼の整復手術、心臓病の治療、腫瘍切除、眼科手術等、様々な治療をしてくださいました。
夜間でも、ティアハイムの子たちが急変した際にはシェルターまで駆けつけてくださり、献身的な処置のおかげで、ティアハイムの子たちは何頭も命をつなぐことができました。
ティアハイムさいたまは皆様の大きなお力に支えられて、この活動を続けることができています。
このプロジェクトでは一頭でも多くの命をつなぐため、また保健所から受け入れた保護動物だけでなく、一般の方が保護された動物も受け入れる場所を作ることで、保健所の収容動物を減らし、殺処分ゼロの実現に向けて取り組んでいきたいと思っています。
プロジェクトをやろうと思った理由
ティアハイムさいたまの施設は、当時築37年の古屋を改装して現在9年目となる現在のシェルターとなりましたが、施設の老朽化が激しく、雨水による浸水、施設内外の腐食により、早急に移設もしくは建て替えが必要な状況です。
シェルター新設の第一歩として、動物たちが安心して過ごすことができ、また最善の医療を提供できる環境を作るため、獣医師の全面協力の元、このプロジェクトを立ち上げました。
資金の使い道
医療設備は高額で、人工呼吸器、電気メス等の手術機器、超音波画像診断装置、X線撮影装置、X線画像診断装置システムは1台数百万円となり、完全な医療設備を整えるためには、2,000万円の費用がかかります。
また病院内の内装費、什器には4,000万円の費用が必要となり、病院の設立資金は、私達スタッフ、そして獣医師が費用を出し合い、捻出することになりました。
今回のクラウドファンディングで皆様にお願いしたいのは、保護動物の入院設備、治療設備として必要な資金へのお力添えです。
【クラウドファンディングで購入したいもの】
●診察台 1台:25万円
●麻酔下で使用するための歯石のスケーリングや洗浄処置に必要な2段式多機能シンク
1台:38万円
●顕微鏡(血液細胞や寄生虫等を見るため)1台:25万円
●超音波画像診断装置 (エコー)1台:270万円
●X線撮影装置(レントゲン) 1台:230万円
●X線画像診断装置システム 1台:256万円
●手術台 1台:98万円
●麻酔器・呼吸器 1台230万円
●生体モニター 1台:145万円
●内視鏡:1台:100万円
●滅菌機 1台:24万円
●点滴機器(成犬・成猫用):1台10万円×3台=計30万円
●シリンジ点滴機器(子猫用):1台11万円×3台=計33万円
●無影灯(手術室) 1機:175万円
●電気メス(モノポーラ・バイポーラ)1台:72万円
●入院室犬舎 1台(4部屋):30万円×2台=計60万円
●入院室猫舎 1台(4部屋):30万円×2台=計60万円
●血液検査機器:1台52万円
●その他:周辺機器・備品:約100万円
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◆医療機器:合計2,000万円
◆内装工事費・設計料:3,000万円
病院設立資金合計:5,000万円
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◆キャンプファイヤー手数料
集まった資金の17%
リターンについて
■5,000円
①感謝のメールをお送りします。
■10,000円
①感謝のメールをお送りします。
②「ティアハイムさいたま」オリジナルカレンダー 1部
※A4サイズ(展開でA3サイズ)・中綴じ16ページ(見開き2ヶ月)
■30,000円
①感謝のメールをお送りします。
②ティアハイム会員証(動物病院診療費10%off)※有効期限:発行日から1年間
※ティアハイム会員証をお持ちの方は、ティアハイム浦和どうぶつ病院の診療費・予防薬:1年間10%offになります。
■50,000円
①感謝のメールをお送りします。
②ティアハイム会員証(動物病院診療費10%off)※有効期限:発行日から1年間
※ティアハイム会員証をお持ちの方は、ティアハイム浦和どうぶつ病院の診療費・予防薬:1年間10%offになります。
③保護猫カフェ(譲渡会場)招待券10枚
1枚につき1時間1,000円の利用料金無料 ※有効期限:発行日から1年間
④代表ご挨拶(Zoom)
実施日:金曜日or日曜日(メールにてお時間のご予約をいただきます。)
所要時間:10分
■100,000円
①感謝のメールをお送りします。
②ティアハイム会員証(動物病院診療費10%off)※有効期限:発行日から1年間
※ティアハイム会員証をお持ちの方は、ティアハイム浦和どうぶつ病院の診療費・予防薬:1年間10%offになります。
③保護猫カフェ(譲渡会場)招待券10枚
1枚につき1時間1,000円の利用料金無料 ※有効期限:発行日から1年間
④代表ご挨拶(対面)
実施日:金曜日or日曜日(メールにてお時間のご予約をいただきます。)
所要時間:20分
場所:ティアハイム浦和どうぶつ病院 猫カフェ(譲渡会場)内
実施スケジュール
2021年10月28日 工事着工
2022年1月15日 内装完成
2022年1月16日~1月20日 医療機器搬入
2022年2月1日 動物病院OPEN
最後に
今回のプロジェクトは、獣医師の先生をはじめとし、ティアハイムさいたまで活動してくださっているボランティア様、全国の支援者様、ティアハイムさいたまのスタッフたちが資金を出し合い、この計画を進めています。
この活動を継続していくために、皆様の温かなご理解とご協力をお願い申し上げます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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