こんにちは、百笑縁ファームです!
「新米1万杯プロジェクト」にご支援くださった方、ご興味を持ってくださった方、そしていつも応援してくださっている皆さま、ありがとうございます。
今回は、皆さまの元へ届く「魚沼産コシヒカリ」がどのような場所で作られているのかについてご紹介します!
魚沼産コシヒカリは、言わずと知れたブランド米ですが、同じ魚沼市の中でも作られる地域によって、米の味や品質が変わることがあるのはご存知ですか?
私たちが稲作をしているのは、標高400m、魚沼市北部に位置する「福山新田」。
人口、118人の小さな集落です(10月31日現在)。
今年の雪解けを迎えた春ごろ、雪の上に桜が咲くという雪国ならではの珍しい風景「雪上桜」で話題になりました。
福山新田は、魚沼市民ですら「こんな場所があったのか!」と驚くほど山奥で、いわば秘境の地。
冬になると4mを超える積雪が記録されることも…。
このような土地は、とにかく水が冷たかったり気温が上がらなかったりと、平地に比べて稲作をするには悪条件。
同じ面積の田んぼであっても、収穫量も極端に減少してしまいます。
それでは、なぜこのような場所で稲作をしているのか。
その答えの1つが、キレイな雪解け水にあります!
米作りでは、川の水を活用するのですが、福山新田は山間部であるため、生活排水が混ざることがありません。
「米作りは水が命」とも言われるほど、水が大事。
クリーンな水を贅沢に使えることで、品質の高い米を生産することができるのです。
また、1日の中で寒暖差が大きいのもポイント!
標高が高く、昼夜の気温差が大きいことで、粘りや甘みの強い美味しい米を育てることができます。
さらに収穫量が少ない分、一粒一粒に栄養が行きわたり、粒が大きなモチモチした食感に育つというメリットも!
しかし、先に述べたように、このような地域で毎年安定して収穫量確保するのは、一筋縄にはいきません。
私たちが心をこめて育てた魚沼産コシヒカリは、日々の管理を惜しまず、手間と時間をかけた自慢の米です!
そしてまさに今の時期は、米が1年で1番美味しい「新米」のタイミング!!
米どころ魚沼の秘境「福山新田」で育てた最高の魚沼産コシヒカリを、みなさまの元へお届けします!